
目次
- 1 なつぞらネタバレ,あらすじ(最終回まで)
- 1.1 なつぞら1週「ここが十勝だ」
- 1.2 なつぞら2週「夢の扉を開け」
- 1.3 なつぞら3週「これが青春だ」
- 1.4 なつぞら4週「女優になれ」
- 1.5 なつぞら5週「兄ちゃんはどこに」
- 1.6 なつぞら6週「雪空に愛を叫べ」
- 1.7 なつぞら7週「今が決断のとき」
- 1.8 なつぞら8週「東京に気をつけろ」
- 1.9 なつぞら9週「夢をあきらめるな」
- 1.10 なつぞら10週「絵に命を与えよ」
- 1.11 なつぞら11週「アニメーターは君」
- 1.12 なつぞら12週「千遥のためにつくれ」
- 1.13 なつぞら13週「雪月がピンチ」
- 1.14 なつぞら14週「十勝さ戻って来い」
- 1.15 なつぞら15週「ワクワクが止まらない」
- 1.16 なつぞら16週「恋の季節が来た」
- 1.17 なつぞら17週「テレビ漫画の幕開け」
- 1.18 なつぞら18週「どうするプロポーズ」
- 1.19 なつぞら19週「開拓者の郷へ」
- 1.20 なつぞら20週「笑って母になれ」
- 1.21 なつぞら21週「新しい命を迎えよ」
- 1.22 なつぞら22週「優しいわが子」
- 1.23 なつぞら23週「天陽君にさよならを」
- 1.24 なつぞら24週「未来をこの手に」
- 1.25 なつぞら25週「千遥よ、咲太郎よ」
- 1.26 なつぞら26週「天晴れ、十勝晴れ」
- 2 なつぞらの原作とモデル
- 3 なつぞらのキャスト一覧
- 4 なっちゃんの結婚相手は?
- 5 視聴率の推移
- 6 ロケ地はどこなの?
- 7 脚本家・大森寿美男とは?
- 8 主題歌は?
- 9 なつぞら週刊ネタバレ・あらすじ
なつぞらネタバレ,あらすじ(最終回まで)

なつぞら1週「ここが十勝だ」

なつぞら1週あらすじ
「なつよ、ここが十勝だ。」
1話 4/1(月)「馬や牛であるまいし」
2話 4/2(火)「赤の他人」
3話 4/3(水)「初搾乳」
4話 4/4(木)「堂々と生きろ」
5話 4/5(金)「誕生」
6話 4/6(土)「会いたい」
なつぞら2週「夢の扉を開け」

なつぞら2週ネタバレ
「なつよ、夢の扉を開け」
7回 4/8(月)「狩り込み」
8回 4/9(火)「怒ることもできない」
9回 4/10(水)「私はここにいる」
10回 4/11(木)「泰樹の夢」
11回 4/12(金)「漫画映画」
12回 4/13(土)「荒地を開拓」
なつぞら3週「これが青春だ」

なつぞら3週あらすじ
「なつよ、これが青春だ」
13話 4/15(月)「躍動感ある絵」
14話 4/16(火)「農協VS泰樹」
15話 4/17(水)「板挟み」
16話 4/18(木)「おじいちゃんのため」
17話 4/19(金)「動じない泰樹」
18話 4/20(土)「女優になれ」
なつぞら4週「女優になれ」
なつぞら4週ネタバレ
「なつよ、女優になれ」
19回 4/22(月)「白蛇伝説」
20回 4/23(火)「演劇をやりたい」
21回 4/24(水)「厳しさ」
22回 4/25(木)「迫真の演技」
23回 4/26(金)「コンクール当日」
24回 4/27(土)「泰樹は私の誇り」
なつぞら5週「兄ちゃんはどこに」

なつぞら5週あらすじ
「お兄ちゃんはどこに」
25話 4/29(月)「思わぬプロポーズ」
26話 4/30(火)「なつは人質?」
27話 5/1(水)「母さんを取らないで」
28話 5/2(木)「再会」
29話 5/3(金)「日本一の料理人」
30話 5/4(土)「兄との別れ」
なつぞら6週「雪空に愛を叫べ」

なつぞら6週ネタバレ
「雪空に愛を叫べ」
31回 5/6(月)「アニメーター」
32回 5/7(火)「照男となつが結婚?」
33回 5/8(水)「夢膨らむ漫画映画」
34回 5/9(木)「家族の形」
35回 5/10(金)「なまらすごい戦い」
36回 5/11(土)「本当の家族」
なつぞら7週「今が決断のとき」

なつぞら7週あらすじ
「今が決断のとき」
37話 5/13(月)「なつの決意」
38話 5/14(火)「今すぐ出て行け」
39話 5/15(水)「天陽の覚悟」
40話 5/16(木)「本当のこと」
41話 5/17(金)「東京を耕してこい」
42話 5/18(土)「俺は待たんよ。」
なつぞら8週「東京に気をつけろ」

なつぞら8週ネタバレ
「東京には気をつけろ」
43回 5/20(月)「泰樹の涙」
44回 5/21(火)「バターカリー」
45回 5/22(水)「咲太郎」
46回 5/23(木)「一人で生きれます」
47回 5/24(金)「生き方」
48回 5/25(土)「入社試験」
なつぞら9週「夢をあきらめるな」

なつぞら9週あらすじ
「夢をあきらめるな」
49話 5/27(月)「ビールの泡」
50話 5/28(火)「不良の妹」
51話 5/29(水)「サンドイッチマン」
52話 5/30(木)「見返したい」
53話 5/31(金)「負けんな」
54話 6/1(土)「思い出の天丼」
なつぞら10週「絵に命を与えよ」

なつぞら10週ネタバレ
「絵に命を与えよ」
55回 6/3(月)「初出勤」
56回 6/4(火)「派手な服」
57回 6/5(水)「職場の人間関係」
58回 6/6(木)「アニメーターの悩み」
59回 6/7(金)「なつの絵が採用?」
60回 6/8(土)「ここで生きていきます」
なつぞら11週「アニメーターは君」

なつぞら11週あらすじ
「アニメーターは君だ」
61話 6/10(月)「照男がやってきた」
62話 6/11(火)「亀山蘭子」
63話 6/12(水)「逮捕するからね」
64話 6/13(木)「アフレコ」
65話 6/14(金)「泰樹への手紙」
66話 6/15(土)「モデルは富士子」
なつぞら12週「千遥のためにつくれ」

なつぞら12週ネタバレ
「なつよ、千遥のためにつくれ」
67話 6/17(月)「衝撃の事実」
68話 6/18(火)「心を閉ざすなつ」
69話 6/19(水)「なつVS麻子」
70話 6/20(木)「ポスター」
71話 6/21(金)「新人演出家」
72話 6/22(土)「雪次郎」
なつぞら13週「雪月がピンチ」

なつぞら13週あらすじ
「雪月がピンチ」
73話 6/24(月)「恋の予感」
74話 6/25(火)「雪月」
75話 6/26(水)「一緒に」
76話 6/27(木)「厳しい批判」
77話 6/28(金)「魂のケーキ」
78話 6/29(土)「天陽の見合い」
なつぞら14週「十勝さ戻って来い」

なつぞら14週ネタバレ
「十勝さ戻って来い」
79話 7/1(月)「千遥が十勝に!?」
80話 7/2(火)「風車からの電話」
81話 7/3(水)「一緒に酪農」
82話 7/4(木)「入れ違い」
83話 7/5(金)「千遥からの手紙」
84話 7/6(土)「天陽との再会」
なつぞら15週「ワクワクが止まらない」

なつぞら15週あらすじ
「ワクワクが止まらない」
85話 7/8(月)「夕見子が帰ってきた」
86話 7/9(火)「なつの企画」
87話 7/10(水)「新人アニメター降臨」
88話 7/11(木)「声優プロダクション」
89話 7/12(金)「外国映画の吹替え」
90話 7/13(土)「夕見子が結婚?」
なつぞら16週「恋の季節が来た」

なつぞら16週ネタバレ
「恋の季節が来た」
91話 7/15(月)「夕見子の駆け落ち」
92話 7/16(火)「泰樹のようなおじさん」
93話 7/17(水)「秘密の電話」
94話 7/18(木)「なつと夕見子の喧嘩」
95話 7/19(金)「泰樹がやってきた」
96話 7/20(土)「マコさんの退社」
なつぞら17週「テレビ漫画の幕開け」

なつぞら17週あらすじ
「テレビ漫画の幕開けだ」
97話 7/22(月)「テレビ漫画到来」
98話 7/23(火)「坂場のジレンマ」
99話 7/24(水)「引き抜き」
100話 7/25(木)「拍手喝采」
101話 7/26(金)「雪次郎の挑戦」
102話 7/27(土)「テレビアニメ放送」
なつぞら18週「どうするプロポーズ」

なつぞら18週ネタバレ
「どうするプロポーズ」
103話 7/29(月)「新年会」
104話 7/30(火)「プロポーズ」
105話 7/31(水)「対立」
106話 8/1(木)「ギリギリ公開」
107話 8/2(金)「退職」
108話 8/3(土)「再プロポーズ」
なつぞら19週「開拓者の郷へ」

なつぞら19週あらすじ
「開拓者の郷へ」
109話 8/5(月)「泰樹の反対」
110話 8/6(火)「牛飼いの誇り」
111話 8/7(水)「工場をつくれ」
112話 8/8(木)「握手」
113話 8/9(金)「雪次郎と夕見子が結婚」
114話 8/10(土)「結婚式」
なつぞら20週「笑って母になれ」

なつぞら20週ネタバレ
「笑って母になれ」
115話 8/12(月)「立退き」
116話 8/13(火)「咲太郎の結婚」
117話 8/14(水)「結婚パーティー」
118話 8/15(木)「母ちゃんの失踪」
119話 8/16(金)「茜が退職」
120話 8/17(土)「アニメーターの仲間」
なつぞら21週「新しい命を迎えよ」

なつぞら21週あらすじ
「新しい命を迎えよ」
121話 8/19(月)「やるしかない」
122話 8/20(火)「マコプロダクション」
123話 8/21(水)「保育園がない」
124話 8/22(木)「陣痛」
125話 8/23(金)「優」
126話 8/24(土)「保育園落ちた」
なつぞら22週「優しいわが子」

なつぞら22週ネタバレ
「優しいわが子」
127話 8/26(月)「キックジャガー」
128話 8/27(火)「茜がベビーシッター」
129話 8/28(水)「優の熱」
130話 8/29(木)「茜さんと一緒にいる」
131話 8/30(金)「アニメーターとして」
132話 8/31(土)「天陽の病気」
なつぞら23週「天陽君にさよならを」

なつぞら23週あらすじ
「天陽くんにさよならを」
133話 9/2(月)「優が怖がる作品」
134話 9/3(火)「天陽の死」
135話 9/4(水)「天陽の答え」
136話 9/5(木)「優が見たい物語」
137話 9/6(金)「坂場の企画書」
138話 9/7(土)「なつの退職願」
なつぞら24週「未来をこの手に」

なつぞら24週ネタバレ
「未来をこの手に」
139話 9/9(月)「東洋動画を退職」
140話 9/10(火)「泰樹の苦労」
141話 9/11(水)「それぞれの開拓」
142話 9/12(木)「忘れていた気持ち」
143話 9/13(金)「大草原の少女ソラ」
144話 9/14(土)「千遥との再会」
なつぞら25週「千遥よ、咲太郎よ」

なつぞら25週あらすじ
「千遥よ、咲太郎よ」
145話 9/16(月)「娘がソラのファン」
146話 9/17(火)「天丼は母」
147話 9/18(水)「こだわりの目玉焼き」
148話 9/19(木)「千遥からの相談」
149話 9/20(金)「離婚」
150話 9/21(土)「なつを助けてやれ」
なつぞら26週「天晴れ、十勝晴れ」

なつぞら最終週ネタバレ
「天晴れ、十勝晴れ」
151話 9/23(月)「開拓者に届けたい」
152話 9/24(火)「最終回」
153話 9/25(水)「泰樹の号泣」
154話 9/26(木)「機械化された牧場」
155話 9/27(金)「泰樹の魂」
156話 9/28(土)「私たちの開拓」
なつぞらの原作とモデル









北海道編のモデル
役名/キャスト | 実在モデル |
---|---|
【主人公】 奥原なつ(広瀬すず) | 奥山玲子(おくやまれいこ) |
【養祖父】 柴田泰樹(草刈正雄) | 太田茂一(おおたもいち) |
【養父】 柴田剛男(藤木直人) | 【よつば乳業創業者】 太田寛一(おおたかんいち) |
【養母】 柴田富士子(松嶋菜々子) | 太田登美江(おおたとみえ) |
【雪月主人】 小畑雪之助(安田顕) | 【六花亭創業者】 小田豊四郎(おだとよしろう) |
【雪月・奥さん】 小畑妙子(仙道敦子) | 小田淳子(おだじゅんこ) |
【なつの幼馴染】 小畑雪次郎(山田裕貴) | 【六花亭二代目】 小田豊(おだゆたか) |
【雪次郎の祖母】 小畑とよ(高畑淳子) | 【小田豊祖母】 小田トシ |
【天陽の父】 山田正治(戸次重幸) | 神田要一(かんだよういち) |
【天陽の兄】 山田陽平(犬飼貴丈) | 神田一明(かんだかずあき) |
【なつの恋人】 山田天陽(吉沢亮) | 【画家】 神田日勝(かんだにっしょう) |
東洋動画の人々のモデル
役名/キャスト | 実在モデル |
---|---|
【作画監督】 仲努(井浦新) | 【アニメの神様】 森康二(もりやすじ) |
【作画監督】 井戸原昇(小手伸也) | 【伝説のアニメター】 大工原章(だいくはらあきら) |
【アニメーター】 下山克己(川島明) | 【アニメーター】 大塚康生(おおつかやすお) |
【アニメーター】 大沢麻子(貫地谷しほり) | 【手塚治虫の右腕】 中村和子(なかむらかずこ) |
【アニメーター】 三村茜(渡辺麻友) | 【アニメーター】 太田朱美(おおたあけみ) |
【アニメーター】 森田桃代(伊原六花) | 【トーレスの魔術師】 保田道世(やすだみちよ) |
【演出家】 坂場一久(中川大志) | 【映画監督】 高畑勲(たかはたいさお) |
【アニメーター】 神地航也(染谷将太) | 【映画監督】 宮崎駿(みやざきはやお) |
【映画監督】 露木重彦(木下ほうか) | 【演出家】 薮下泰司(やぶしたたいじ) |
なつぞらのキャスト一覧
このページは、登場人物をキャストをご紹介していきます。これだけの豪華キャストはホント朝ドラ以外ムリでしょう。それぐらいすごいメンバーのキャストです。
なつの兄弟や幼馴染
NHK朝の連続テレビ小説「なつぞら」の豪華キャストの中で、まずは主役回りの兄弟や幼馴染をご紹介します。戦争で両親を亡くしているので両親はいません。
奥原なつ(広瀬すず)

今回の朝ドラ「なつぞら」の主役・奥原なつ(おくはらなつ)です。ヒロインは広瀬すずさんが演じます。戦争で両親を亡くし、父が戦地で一緒に戦った友・柴田剛男(藤木直人)に養女として引き取られます。
そのため、北海道の十勝に移り住みます。十勝では、牧場を経営する剛男の父・泰樹(草刈正雄)のもとで牛や馬の世話を手伝います。やがて、東京に上京しアニメーションの世界に飛び込みます。みずみずしい透明な感性でアニメーションを描いていきます。
このTwitterの埋め込み画像もそうですが、広瀬すずさんのオーバーオールが印象的ですね。今回の番組で、ヒロイン・広瀬すずさんがどんなファッションをするのか。ヒロインが北海道から東京でだんだん垢抜けていく姿も必見です。
また、序盤の北海道十勝地方の壮大な自然風景にも期待してみたいと思います。できるだけ北海道の十勝に長くいてくれると個人的には嬉しいです。
奥原咲太郎(岡田将生)

奥原咲太郎(おくはらさいたろう)は、戦争後になつ(広瀬すず)と別々になった兄になります。上京後のなつの父親代わりをします。ダンスが好きで明るい性格です。常に笑顔を絶やさない明るい性格です。
見どころとしては、なつとどのように再会するかというところが注目になります。キャストの岡田将生さんはNHKの連続テレビ小説に初出演なのでどんな演技を見せてくれるのか楽しみですね。
女たらしのところが多分にある役なので、その魅力をドラマの中で探してみるのも面白いでしょう。今回の番組で、ヒロイン・なつにとってもっとも重要な人物になります。
佐々岡信哉(工藤阿須加)

佐々岡信哉(ささおかのぶや)役は工藤阿須加さん。以前は、野球のソフトバンクホークス監督の息子というイメージでしたが最近は、ZIPに出演したり大活躍ですね。
そんな工藤阿須加さんが演じる佐々岡信哉は、奥原なつ(広瀬すず)を空襲で助けた人物で幼なじみになります。孤児院から大学、放送局への就職をする努力家です。番組放送初日から登場していましたね。
なつが高校3年生の時に訪ねてやってきてくれて、いつも気にかけてくれています。咲太郎(岡田将生)以上にお兄ちゃんのような存在です。個人的には、恋愛に発展すると予想しています。
そうでないと、一番最初のシーンはなくていいんじゃないかと思っています。なので、見どころとしては「なつ」と恋愛関係になっていくのか。そこに一点集中です。
東京で出会う人たち
昭和30年代の東京。この時代は、朝ドラ「とと姉ちゃん」で描かれたように出版のことなら「暮らしの手帖」が発刊された銀座。音楽、映画、演劇、美術などの流行の発信地になることが多かったのが新宿でした。
主人公・奥原なつが、上京したのが最先端の街・新宿でした。そこで、別れた兄・咲太郎(岡田将生)を探しながら懸命に努力してアニメーション世界に飛び込もうとしました。
岸川亜矢美(山口智子)

山口智子さんがキャストの岸川亜矢美(きしかわあやみ)は、咲太郎(岡田将生)がどこにいるのか知っているキーポイントの存在です。普段は、路地裏の屋台で行列のできるおでん屋をしています。
元々は、新宿の劇場でダンサーをして人気を博して一世風靡していました。引退してからは、おでん屋「風車」を開き切り盛りをするようになります。
客が行列ができるほど集まる理由は、亜矢美が明るく豪快な性格のため常連客が絶えないためです。大きな見どころとしては、山口智子さんの出演ですね。
30年前に、朝ドラ「純ちゃんの応援歌」でヒロインを演じてからトップ女優になった山口智子さんが朝ドラに帰ってくるというのがとても楽しみですね。往年の朝ドラファンは必見になります。
役どころも、なつの兄・咲太郎のことを知っていて消息にも詳しいので、ストーリーの分岐点になるような大切なポジションです。すごく早くみたいキャストの一人です。
前島光子/マダム(比嘉愛未)

比嘉愛未(ひがまなみ)さんの役、前島光子(まえじまみつこ)はパン屋兼カフェのオーナーになります。不思議なオーラと恰好から周囲から「マダム」と呼ばれます。
北海道から上京した「なつ」の面倒を見てくれます。芸術関係に明るく、芸術家の卵を応援してくれる人物の一人になります。謎多き役どころで、ベールに包まれている役です。
注目ポイントとしては、マダムとなつがどのような接点をもちどんな関係になるのかというところです。なつがアルバイトをするのか。働くのかという感じなのかなというイメージです。
今回の朝ドラは100回目ということもあり、過去の主役の人がたくさん出ていますよね。比嘉愛未さんも2011年の「どんど晴れ」のヒロインを演じています。
山口智子さんもそうですが、ヒロイン総集合になりそうですね。朝ドラに再び戻ってきた比嘉愛未さんがキャラの濃いマダムをどう仕上げているのか早く見たいですね。
野上健也(近藤芳正)

近藤芳正(こんどうよしまさ)さんがキャストをつとめる野上健也(のがみけんや)は、いつもニヤニヤしている不気味な男です。川村屋の経営を仕切ります。
発する言葉は、マイナスなことが多いですがそんな中にも笑いをぶち込んできて周囲を和ませようとします。そして、何よりも店を愛して伝統を守ろうとします。
そのため、若い人たちと対立することでヒール役になってしまうことが多くあります。とはいえ優しい一面も持っていてマダム(比嘉愛未)の後見役をとつめています。
そんな野上健也の注目ポイントは、店への愛をどのように持っているのか。そして、どのように悪役になってしまうのかというところです。また、なぜマダムの後見人になっているのか。マダムとの関係性も大きな注目点になります。
三橋佐知子(水谷果穂)

水谷果穂さんがキャストの三橋佐知子は、なつ(広瀬すず)がアルバイトをする川村屋で働いています。部屋も相部屋なので、よく話をします。
佐知子は、なつの兄・咲太郎(岡田将生)のことを好きでいますが、なつには同志だと答えます。しかし、咲太郎が川村屋に来ると嬉しそうにします。
楽しみなポイントは、普段の佐知子の様子と咲太郎が来た時のトーンの違いです。女性は、時々いる典型的なぶりっ子です。そのぶりっ子ぶりが必見です。
それを咲太郎がどのような対応をしているのかも必見です。個人的には、キャストの水谷果穂さんがどんな演技をするのかも注目点です。
茂木一貞(リリ-・フランキー)

リリンフランキーさんが演じる茂木一貞(もぎかずさだ)は、大型書店・つのはだやの社長になります。酒が大好きで新宿かいわいを毎日飲み歩いています。
「川村屋」や「風車」には、マダム(比嘉愛未)が目的で通っています。生粋のお酒好きで女好きな社長という役どころです。注目点としては、やはりその女たらしの部分になるでしょうか。
マダムを狙っているので、マダムの対応というのも気になるところです。リリンフランキーさん自身は、初めてのNHKの朝の連続テレビ小説出演になるので個人的には、朝ドラでどんな演技をするのかも楽しみにしています。
亀山蘭子(鈴木杏樹)

鈴木杏樹さんがキャストをつとめる亀山蘭子(かめやまらんこ)は、咲太郎(岡田将生)が働く劇団の看板女優です。なつや雪次郎(山田裕貴)も蘭子の演技に引き込まれます。
演技も容姿も抜群なのですが、まだ売れているとは言えない状況で、なつや雪次郎は蘭子の演技を絶賛します。やがて、なつが仕上げをした「白蛇姫」の声の仕事をうけます。
それがきっかけで、スター女優になっていきます。注目点は、亀山蘭子の演技力です。なつや雪次郎がひきこまれる演技は必見です。
そして、パッとしないところから漫画映画をきっかけにスターの階段を上るところは必見です。演技が抜群の役なので、鈴木杏樹さんの芝居にも注目です。
東洋動画の人たち
なつが憧れのアニメーターとして働く会社の登場人物になります。同じ会社に、どんな人がいるのか知りたいならコチラになります。
大杉満(角野卓造)

角野卓造さんが演じる大杉満は、なつが就職する東洋動画の社長になります。現場に来ることはあまりありません。口癖は「アータ」です。
咲太郎が過激な劇団にいることを理由に面接で一度、なつを不採用にします。しかし、採用になった後にはそのことを忘れていたります。
なつは、大杉の女性は結婚したら仕事をしなくていいという考え方に反発します。なので期待するシーンは、なつとの衝突になります。
なつと激しくぶつかりあう場面は見どころ満点です。なので、なつとぶつかるシーンが楽しみですね。角野卓三さんの演技にも期待です。
仲努(井浦新)

井浦新さんがキャストの仲努(なかつとむ)は、なつ(広瀬すず)の才能をいち早くみいだしアニメーターになることを後押しする人物です。
東洋動画で、2人しかいないアニメーターで、なつに東洋動画に入ることや作画課の試験を受けるように勧めてくれる心優しい男。東洋動画ではチームリーダーで、みんなから師と仰がれ人望も厚い。
見どころとしては、なつのことを気にいっている姿がどのような感じなのか。仲が描くかわいいキャラクターデザインも必見です。なつが東洋動画で活躍するために、仲はいなくてはならない存在です。
仲がどのようになつを後押しするのか。仲がなつにかける期待と、なつがそれに応えていく姿が一番の見どころです。東京編の中で、最も重要な存在です。
井戸原昇(小手伸也)

小手伸也さんがキャストの井戸原昇は、仲(井浦新)と同じ東洋動画のアニメーターです。東洋動画に2人しかいないため、いつも忙しく仕事をしています。
仲は、どちらかというと芸術家肌だが井戸原は、スピード重視した実務家肌です。なつの作画課での絵を高く評価します。スピードと線の細かさを重視します。
楽しみなところとしては、なつの作画課に異動する試験の際の井戸原の評価です。普段は、ひょうひょうとしていますが、良いものは良いとほめる。
そのシーンに期待です。また、仲と同様にアニメーター集団をどのようにまとめているのかを楽しみたいと思います。小手伸也さんの演技も必見。
下山克己(川島明)

川島明さんが演じる下山克己(しもやまかつみ)は、なつ(広瀬すず)が仕事のことでなんでも相談できる先輩になります。元警察官からアニメーターを目指す異色の存在です。
毎日スケッチをしている努力家で、周囲にもいつも明るい元気印です。同僚のこともよく見ていて、的確に解説できます。仲(井浦新)のチームで働くセカンドで、仲のことを慕っています。
なつと、かなり仲良く話するので登場回数も多くなります。なので、川島さんのファンは喜べると思います。下山の注目点は、なつとのからみになります。
下山のアドバイスがきっかけで、なつがどんどん成長していくのでどんなアドバイスをしていくのか必見です。声のよい川島さんの魅力が十分発揮できるナイスなキャスティングだと思います。
大沢麻子(貫地谷しほり)

貫地谷しほりさんがキャストの大沢麻子(通称・マコ)は、なつ(広瀬すず)にとても厳しい先輩になります。クールに見えて、漫画映画にとても熱い気持ちをもっています。
美大を卒業してから、東洋動画で仲(井浦新)のサポートをしているセカンドです。仕事に厳しいために、動画をつくる人たちとぶつかることも多い。
ドラマの中で楽しみなところは、なつの服装が派手なことで厳しい注意するところです。なつは、亜矢美(山口智子)の服とコーディネートでオシャレをするのですが、それがマコの癇に触れたのです。
演技力が抜群にある貫地谷しほりさんなので、どんな厳しい演技をしてくれるのかなと思って今からとっても楽しみですね。厳しい先輩に貫地谷しほりさんを選んでいるところは、100いいねです。
三村茜(渡辺麻友)

渡辺麻友さんがキャストをつとめる三村茜(みむらあかね)は、なつの少しだけ先輩のアニメーターになります。なつが1回目落ちたときに、茜は作画課の試験に合格します。
もともとは、アニメーションに興味があったわけではないが臨時で東洋動画に就職し・・・そこからアニメーションの仕事が面白くなっていきます。
そこから努力して、アニメーターになります。なつとは、対照的に眼鏡をかけた控えめな女の子です。チェックポイントは、渡辺麻友さんの眼鏡で地味なところ。
なつと同じくアニメーターになるので、会話する機会も多くなります。なつと、どんなからみをするのかも期待したいです。
柴田牧場の人たち
主役のなつ(広瀬すず)が大きくなるまでの間過ごす北海道十勝地域にある柴田牧場の人たちのキャストと、ドラマの中での役どころをご紹介しています。
柴田泰樹(草刈正雄)

柴田泰樹(しばたたいじゅ)は、妻がなくなった後に男で一人で富士子(松嶋菜々子)を育てます。頑固でストレートな親父ですが、根はとても優しく大きな人物です。18歳の時に北陸から十勝に入植して、荒地を一人で開墾して酪農家になった男気を兼ね備えています。
なつに対しても、最初は厳しく接するが次第にそれが変化していきます。なので、見どころとしては泰樹のなつに対する気持ちの変化になるでしょうか。頑固なお父さんにぴったりな草刈正雄さんがキャストです。
ちなみに、今回の「なつぞら」の中では「まんぷく」の中の鈴さんと似たような役割になると予想します。ユーモアがあって、頑固なおじいちゃん。「なつぞら」にスパイスを与えてくれます。
今回のドラマになくてはならない存在、それは間違いなく泰樹になるでしょう。特に、序盤は泰樹が主役でないかと勘違いするぐらいですよ^^
柴田剛男(藤木直人)

柴田剛男(しばたたけお)は、なつ(広瀬すず)の父と戦地でともに戦った戦友です。戦地でどちらかが亡くなったらお互いの家族の面倒を見るという約束をします。そのため、なつは剛男に助けら十勝にやってきます。
妻・富士子(松嶋菜々子)に一目ぼれして結婚し養子に入ります。義理堅く男気のある人物ですが、富士子の父・泰樹(草刈正雄)にはいつも頭があがりません。そこがまた剛男のよいところでもあります。藤木直人さんと松嶋菜々子さんの夫婦にも注目です。
柴田富士子(松嶋菜々子)

柴田富士子(しばたふじこ)は、なつのことを自分の子供のように育ててくれます。泰樹(草刈正雄)と同じで芯が強く、大胆でいて優しいという特徴があります。泰樹に物申すことができる唯一の家族になります。
明るく料理作りが得意なので、バターや牛乳を使ったものをなつにもよく作ってくれます。見どころは、なつがとどのように子供のような関係を作っていくのかというところです。松嶋菜々子さんが母親って・・・個人的にはまだ信じられない^^;
柴田照男(清原翔)

柴田照男(しばたてるお)は、柴田家の長男で一人息子になります。なつ(広瀬すず)よりも年上でもう一人のお兄ちゃん的な存在です。性格は、真面目です。しかし、容量が悪く跡取りとして仕事を教えられてもなかなか覚えられない。
なつのことが好きで、泰樹(草刈正雄)になつと結婚をすすめられてひそかに喜びます。NHKの朝ドラは初出演になる清原翔さんの演技にも期待したいですね。イケメンなので「なつぞら」でブレイクする予感がします。
柴田夕見子(福地桃子)

福地桃子さんが演じる柴田夕見子(しばたゆみこ)は、柴田家の長女になります。なつ(広瀬すず)とは同級生になります。夕見子は、とにかく跳ね返り娘です。嫌いなことはしたくないはっきりした性格です。
なつとは真逆のタイプですが、やがてなつに影響を受けて嫌いなことにも挑戦していくようになります。牛乳や酪農、北海道の大自然などを嫌っていますがそれがどう変化していくのかが見どころです。
なつと同級生ということもあり、同じ学校に通うのだと思います。なので、そのあたりも描かれているのか気になるところですね。連続テレビ小説初登場の福地桃子さんのツンデレ演技が楽しみです。
柴田明美(平尾菜々花)

柴田家の次女・明美(あけみ)を演じるのは、平尾菜々花(ひらおななか)ちゃんです。長女の柴田夕見子(福地桃子)とは7つ年齢が離れています。そのため、姉妹喧嘩をするようなこともなくとても仲のよい姉妹です。
主人公のなつ(広瀬すず)とも仲がとてもよく本当のお姉ちゃんのように接しています。柴田家は、家族全員仲がよいので、両親や兄弟ともとても仲が良いです。
見どころとしては、兄や姉にどのように甘えるのかというところです。また、末っ子ですがしっかりしている部分も明美のストロングポイントです。平尾菜々花ちゃんは、千原ジュニアが演技を絶賛する天才子役ですのでNHKの連続テレビ小説でどんな演技をするのかにも注目です。
戸村悠吉(小林隆)
小林隆さんがキャストの戸村悠吉(とむらゆうきち)は、柴田泰樹(草刈正雄)の右腕になります。穏やかな性格とは裏腹に心には酪農にたいする熱いおもいをもっています。
たまたま泰樹の酪農を手伝うことになったが、大樹の情熱に感銘を受けてそのまま柴田牧場で働くことになりました。面白い人柄で、とても頼りがいのある人物です。
戸村菊介(音尾琢真)

音尾琢真(おとおたくま)さんが演じる戸村菊介(とむらきくすけ)は、戸村悠吉(小林隆)の息子になります。酪農で独立したいと野心をもつ男です。そのため、酪農について誰よりも詳しく勉強しています。
なつ(広瀬すず)の酪農の先生で頼りになる存在でもあります。悠吉は、柴田家の牧場を大きくするように願っています。やがて、その願いが叶い照男(清原翔)の後見役となり牧場をさらに大きくします。
NHKの連続テレビ小説の出演は初になりますので、キャストの音尾琢真さんの演技にも注目したいと思います。なつに牧場のことを教えるところは必見です。
お菓子屋・雪月の人たち
お菓子屋・雪月は、柴田牧場と取引のある北海道帯広にあるお菓子屋さんになります。柴田酪農の牛乳やバターをつかってお菓子をつくっています。
小畑雪之助(安田顕)

安田顕(やすだけん)さんがキャストの小畑雪之助(おばたゆきのすけ)は、帯広にある和菓子屋の主人です。父から店を受け継いで、お菓子屋さんをしています。
戦争中は、たくさんの統制品があるなかアイデア商品を開発してなんとか乗り切ります。戦後は、泰樹(草刈正雄)の乳製品をいかしてたくさんのお菓子を開発していきます。
やがて、雪之助のお菓子は大ヒットして、北海道で指折りのお菓子メーカーに会社を大きく成長させます。店に泰樹やなつ(広瀬すず)もちょこちょこ行きます。
小畑妙子(仙道敦子)

仙道敦子(せんどうのぶこ)さんがキャストの小畑妙子(おばたたえこ)は、雪之助の妻の役です。おっとりしている天然なイメージがあるが、ここっていうときには姑のとよ(高畑淳子)に対してもしっかりと意見をいいます。
しかも、喧嘩になるような対立をするわけではなくさらっと意見を言える人物です。そのため、すごく芯の強い明るい女性です。徐々にとよに性格が似てくるのが面白いところです。
「なつぞら(夏空)」の中で、一番楽しみなところは小畑家の掛け合いです。小畑家に嫁いだ妙子がどのような形でかけあっていくのか。小畑家には、笑いがあるような予感がしますね。
とよ(高畑淳子)

高畑淳子さんが演じるとよは、雪之助(安田顕)の母になります。雪之助の先代に嫁いでから、気が強い性格に生まれかわります。帯広の名物おばさんで、いつもおしゃべりが止まりません。
そのため、帯広のおしゃべりばあさんと呼ばれています。時々やってくる泰樹(草刈正雄)に対しても毒をはきます。帯広のことはなんでも知っている名物おばさんです。
雪次郎(山田裕貴)

山田裕貴(やまだゆうき)さんがキャストの雪次郎(ゆきじろう)は、雪之助(安田顕)の息子でなつ(広瀬すず)の親友です。なつと幼なじみで、農業高校時代には演劇部に誘います。
お調子者の性格で、一緒にいると明るい気持ちになります。農業高校卒業後は、日本一の菓子職人になるために、東京で修業をします。見どころとしては、なつと恋仲になるのかどうか。
幼なじみで、ずっと一緒にいることで恋愛感情が生まれるパターンなのかなって思います。親友から恋に発展するのか。または、雪次郎の片思いなのか。
なつとの恋が一番の見どころになると思います。また、イケメンの山田裕貴さんが朝ドラ初登場でどんな演技をするのかというのも楽しみなところですね。
やがて、北海道の家を継いで菓子職人をするのか。それとも、東京で日本一の菓子職人を目指すのか。その進路も気になるところです。今後、大きく飛躍する可能性のある俳優さんですね。
山田家の人たち
山田家の人たちは、戦後に東京から北海道にやってきます。この山田家の長男・天陽(吉沢亮)が主人公・なつに絵・アニメーションの世界へ突き進むきっかけをつくります。
山田正治(戸次重幸)

戸次重幸さんがキャストの山田正治(やまだせいじ)は、なつ(広瀬すず)の友人・天陽(吉沢亮)の父親です。戦争で家を失い家族全員で、北海道に移民をします。しかし、農業経験がなかったので困りはて郵便配達をしながら食いつなぎます。
そんなところを泰樹(草刈正雄)たち柴田家のサポートにより農業を開始して、なんとか生活を送れるようになります。なので、見どころとしては、泰樹がどんなサポートをしたのかというところが楽しみなところです。
また、山田正治が泰樹と仕事でどのようにかかわるのかも大きな見どころです。そして、息子の天陽をどのように育てるのかも期待したいですね。「TEAM NACS」の安田顕さんとの共演もグッドですね。
山田タミ(小林綾子)

小林綾子さんが「なつぞら」の中で演じるタミは、正治(戸次重幸)の妻で天陽(吉沢亮)の母親です。天然で、ほがらかな性格です。同じ東京出身のなつを好きでよく話し込みます。
農業は苦手ですが、それでも家族のためにパートで近所の農家を手伝って生活のやりくりを行っています。一番の見どころとしては、なつとどのように意気投合するのかというところです。
なつは、北海道でも東京でも順応できるタイプですがタミは東京の品の良さがのこっている人物です。なので、どんな会話で話がはずむのか。そのあたりが最も大きな見どころですね。
また、天陽をどのように育てているのかというのも気になりますね。おっとり系の母なので、厳しい感じの母親像はないですね。
山田天陽(吉沢亮)

吉沢亮さんが朝ドラ「なつぞら」の中で演じる山田天陽は、主人公・なつ(広瀬すず)の小学生のころからの友人になります。絵をなつに教え、生涯の相談相手となります。
ただ、天陽自身は家が貧しいこともあり進学することができず農業を続けながら絵を描き続けます。特に、馬を描くのが得意で激しく動く馬を上手にとらえ大胆な絵を描きます。
一番楽しみなところは、朝ドラ初出場の吉沢亮さんがどんな演技を見せるのかというところですね。そして、貧乏ながら絵の才能がある天陽がどんな人生を歩んでいくのかというところです。
東京に出てアニメーションの世界に入るなつとは大きく違う人生になるので、そのあたりの対比がどうなっているのかワクワクします。
山田陽平(犬飼貴丈)

犬飼貴丈(いぬかいあつひろ)さんが演じる山田陽平(やまだようへい)は、天陽(てんよう)の兄になります。なつ(広瀬すず)が兄を探しに東京に出てきた際に絵を教えてくれます。
山田家は貧しい農家ですが、奨学金をかりて美術大学で絵などの芸術を学んでいます。絵画の才能は抜群にあります。なつに漫画映画を制作している東洋動画を紹介する大事な存在になります。
山田陽平は、東京編になってから登場する人物になります。そのため、なつが本格的にアニメーションの世界に入るきっかけをつくるのが山田陽平になります。
ある意味、今回の朝ドラ中で最も重要な役割を果たす人物になります。山田陽平の見どころとしては、どのようになつの背中をおすのか。どんな形でなつとかかわるのかに期待したいです。
イケメンですので、今回の朝ドラでブレイクする可能性があると思います。犬飼貴丈さんの出世作になるかもしれません。一押しの俳優さんです。
北海道編その他の人物
「なつぞら」のあらすじの中で重要な登場人物なのですが、親同士の関係や柴田牧場と関係の薄い登場人物になります。
倉田先生(柄本佑)

柄本佑さんが演じる倉田先生は、雪次郎(山田裕貴)が入っている演劇部の顧問になります。なつ(広瀬すず)が泰樹(草刈正雄)と農協や剛男(藤木直人)とうまくいっていないことを相談する先生です。
なつが雪次郎に相談すると、雪次郎が倉田先生がそういうことは詳しいとなり相談します。結果的にそのことが「なつ」が演劇部に入るきっかけとなります。
倉田は、演劇に熱い気持ちをもっていて「魂」という言葉をとても気に入っている顧問です。なので、セリフを読むだけの「なつ」の芝居に何度もダメ出しをします。
倉田の脚本となつの演劇が泰樹と農協が協力関係になれるようにしてくれます。高校生の「なつ」の中で一大イベントになる演劇コンクール。ここに登場する倉田のシーンは必見です。
居村良子(富田望生)

富田望生(とみたみう)さんがキャストの居村良子(いむらよしこ)は、なつの高校時代の友達でクラスメイトになります。十勝農業高校では女子学生が少ないのですが、良子は数少ない女子生徒の中でなつと特に仲がよい友人になります。
しっかり者のなつとは対照的に、いつものんびりでふわっとしています。寂しがり屋で、毒舌な面を持っている友達になります。なつに誘われて一緒に演劇部に入ります。
キャストの富田望生さんは、最近放送の3年A組の生徒で活躍していましたね。見ている人も多いのではないでしょうか?とても個性的で素敵な演技をします。「なつぞら」でも演技を楽しみにしたいです。
阿川弥市郎(中原丈雄)

中原丈雄(なかはらたけお)さんが演じる阿川弥市郎(あがわやいちろう)は、北海道の山奥に住む彫刻家です。熊の彫刻があまりにリアルなので、なつ(広瀬すず)は驚きます。
元々は、東京で教師をしていて軍国主義を子供たちにも教えていたが・・・東京大空襲で妻を失ってから、北海道に移り住みました。
もともとは、柴田家との交流はまったくありませんでしたが、なつが雪の中で倒れているところを助けて以降、交流が深くなります。一番の見どころとしては、弥市郎の彫刻に集中する姿になります。
それを「なつ」がスケッチすることで、アニメーターの夢につながっていきます。なので、弥市郎の職人としての情熱。彫刻を掘るシーンが一押しポイントです。
砂良(北乃きい)

北乃きいさんがキャストをつとめる砂良(さら)は、阿川弥市郎(中原丈雄)の一人娘になります。なつが、雪の中で倒れているところを助けてくれる人物になります。
それがきっかけとなって、照男(清原翔)が砂良に一目惚れします。やがては、2人は結婚します。また、働き者で照男と砂良と二人で、なつの夢でもあったバターづくりをしてくれます。
なので、注目点としては照男との出会い。照男との初対面というところがポイントになります。ここで、照男がどんな感じの反応をするのか。また、砂良にとって照男がどんな存在なのかが気になりますね。
個人的には、泰樹(草刈正雄)が砂良のことを気にいるのかどうかというのも重要になってくると思います。北乃きいさんがキャストということで、個人的にはたくさん出演してほしいです。
ナレーション(内村光良)

2019年(平成31年)の朝ドラ「なつぞら」でナレーションを担当するのは、ウッチャンナンチャンのウッチャンこと内村光良さんです。内村さんは、NHKで長くコント番組LIFEをやっていますよね。
内村さんは、昔から朝ドラが大好きで「ゲゲゲの女房」からこれまで欠かさず見ていると言います。自分も出てみたいなと思っていたところに今回の「声」の出演オファーがあったのでびっくりしたようです。
今回の「なつぞら」の序盤では戦争孤児の話になりますので、内村さんのしっとりした声が落ち着いていいですよね。ナレーションの意気込みや難しい点などを具体的に語っていますのでコチラからご覧ください。
なっちゃんの結婚相手は?












視聴率の推移
NHKの連続テレビ小説は、今も視聴率を稼ぐおばけ番組です。視聴率20%をいつも超えてくるのは、今のテレビでは朝ドラ以外ないぐらいです。
今回の「なつぞら(夏空)」は、視聴率は朝ドラの中でも高いです。週平均で、20%を1度しか割っていません。これまでの最高は23.8の高視聴率を記録。
最低は、14.0%です。最低は、平和記念式典の関係で時間がずれたことが影響しています。半年間の平均は21.0%でした。
週/日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 週平均 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
(1) 4/1~6 | 22.8 | 20.9 | 23.0 | 22.4 | 22.3 | 21.0 | 22.1 |
(2) 4/8~13 | 22.5 | 22.1 | 23.1 | 21.9 | 22.0 | 21.6 | 22.2 |
(3) 4/15~20 | 22.6 | 23.4 | 23.6 | 22.2 | 23.1 | 20.6 | 22.6 |
(4) 4/22~27 | 23.1 | 22.4 | 22.5 | 22.7 | 22.6 | 21.7 | 22.5 |
(5) 4/29~ | 20.1 | 22.9 | 22.9 | 20.0 | 18.7 | 19.4 | 20.7 |
(6) 5/6~11 | 21.1 | 21.6 | 21.5 | 21.7 | 21.2 | 20.8 | 21.3 |
(7) 5/13~18 | 21.2 | 21.1 | 23.2 | 22.4 | 22.2 | 22.2 | 22.1 |
(8) 5/20~25 | 22.3 | 22.1 | 22.2 | 21.4 | 21.6 | 19.9 | 21.6 |
(9) 5/27~6/1 | 21.4 | 20.6 | 20.8 | 21.2 | 20.1 | 20.5 | 20.8 |
(10) 6/3~6/8 | 19.4 | 21.2 | 20.7 | 20.0 | 21.7 | 19.6 | 20.4 |
(11) 6/10~15 | 20.7 | 21.7 | 20.6 | 21.0 | 20.9 | 20.9 | 21.0 |
(12) 6/17~22 | 22.5 | 21.9 | 21.4 | 21.9 | 20.8 | 21.0 | 21.6 |
(13) 6/24~29 | 21.5 | 21.4 | 20.1 | 19.6 | 21.9 | 19.8 | 20.7 |
(14) 7/1~7/6 | 20.1 | 20.9 | 22.2 | 21.3 | 22.4 | 22.8 | 21.6 |
(15) 7/8~13 | 20.0 | 20.2 | 19.8 | 19.9 | 20.5 | 20.7 | 20.2 |
(16) 7/15~20 | 20.4 | 20.6 | 20.8 | 18.7 | 20.6 | 21.2 | 20.4 |
(17) 7/22~27 | 20.7 | 19.6 | 21.2 | 20.2 | 20.9 | 21.2 | 20.6 |
(18) 7/29~8/3 | 21.2 | 20.8 | 20.2 | 19.5 | 21.4 | 18.3 | 20.0 |
(19) 8/5~10 | 19.9 | 14.0 | 21.0 | 21.5 | 22.0 | 20.0 | 19.7 |
(20) 8/12~17 | 21.3 | 20.5 | 20.2 | 20.3 | 20.1 | 18.5 | 20.2 |
(21) 8/19~24 | 19.1 | 19.5 | 19.8 | 20.5 | 20.7 | 21.0 | 20.1 |
(22) 8/26~31 | 19.7 | 20.9 | 20.4 | 19.9 | 20.8 | 20.5 | 20.4 |
(23) 9/2~7 | 20.8 | 20.8 | 20.6 | 20.8 | 21.1 | 20.3 | 20.8 |
(24) 9/9~14 | 23.8 | 19.4 | 19.8 | 19.5 | 20.1 | 19.6 | 20.4 |
(25) 9/16~21 | 21.6 | 20.2 | 21.4 | 22.7 | 21.7 | 20.6 | 21.4 |
(26) 9/23~28 | 21.5 | 21.7 | 21.1 | 19.3 | 22.5 | 21.0 | 21.2 |
ちなみに、過去3年の朝ドラの平均視聴率はこちらです。
まんぷく 21.4%
半分、青い。 21.1%
わろてんか 20.1%
ひよっこ 20.4%
べっぴんさん 20.3%
とと姉ちゃん 22.8%
あさが来た 23.5%
どれも高い視聴率ですが、今回の「なつぞら」は「あさが来た」を抜く可能性があると思います。「なつぞら」の視聴率は、今後も期待です。
ロケ地はどこなの?









脚本家・大森寿美男とは?









主題歌は?






なつぞら週刊ネタバレ・あらすじ





ネタバレ,あらすじ(1)
時は昭和21年。終戦から1年経過した初夏。戦争で両親を亡くした9歳の少女・奥原なつ(粟野咲莉)は柴田剛男(藤木直人)に連れられて北海道十勝にある酪農農家にやってきていました。
柴田家は、明治に開拓を行った一家で酪農と農業を営んでいます。剛男は、婿養子です。「あれがおじさんの家だ」という剛男からは、妻の富士子(松嶋菜々子)は2歳の娘・明美(吉田萌果)をおんぶして出迎えてくれます。
子供たちも大喜びです。12歳の長男、照男(岡島遼太郎)、なつと同じ年の9歳の長女・夕見子(荒川梨杏)が走ってやってきます。そして、奥から義理の父・泰樹(草刈正雄)も出てきます。
剛男以外の柴田家のメンバーは、なつを見て誰?と一様に思ったのです。そこで剛男は、なつの父親と戦友でお互いの家族になにかあった場合は相手の家族を助けるという約束をしていたことを説明します。
そのため、剛男がなっちゃんを連れて家に帰ってきたのです。しかし、泰樹は「役に立たん奴を増やしてどうする」と厳しい言葉で厄介者扱いをし甘やかすなといいます。それでも、富士子が一人ぐらいなら大丈夫と面倒を見るといいます。
なっちゃんは、お風呂からでてもボロボロの服を着ていたので富士子がパジャマを用意して、翌日から学校に行くようにと夕見子の服を渡しました。
しかし、夕見子は私の服だし・・・かわいそうなのは夕見子のせいじゃないと服をなっちゃんにあげることを泣いて嫌がりました。なっちゃんは、その様子を見て「兄が迎えにくるまで、ここで働かせてほしい」とお願いします。
泰樹がそれに喜び、なっちゃんは学校に行かずに働くことになります。翌日からなっちゃんは、早朝から牛舎で働くようになります。最初は見学だけでいいと言われ、じっと牛の様子を見ていました。
次第に、自分も牛の搾乳をしてみたいと思ってそっと牛の後ろに行こうとすると、悠吉(小林隆)に怒られます。いきなり牛の後ろに回ったら、蹴られて死んでしまうこともあると教えられるのです。
そして、まずは牛と仲良くなることが大切だと悠吉に教わります。牛も初めての人が相手だと緊張しているので、仲良くなって緊張を解くことが一番最初にしなければならないことなのだといわれます。
そのため、なっちゃんは牛の糞の処理をしたりわらを敷いたりする作業のみをしていました。男性陣が牛乳をしぼっているときは、じっと見る。そして、朝食が終わった後は畑仕事を手伝います。それが毎日のなつの仕事でした。
そんな日を毎日、繰り返している朝です。泰樹に言われてなつは牛の搾乳する作業を教えてもらいました。最初は、うまくいかなかったが・・・泰樹がアドバイスすることで上手に搾乳ができました。
悠吉も菊介(音尾琢真)も、なつがいつもじっと見ているからできたことだと感心します。その日、泰樹は馬車になつを乗せて帯広の闇市に行きました。闇市で、大きめの長靴を買った帰りにお菓子屋の「雪月」によります。
今朝、なっちゃんがしぼった牛乳を「雪月」でアイスクリームにしてもらいます。泰樹は、なつが食べたアイスクリームは今日なつがとった牛乳からできていると説明します。
泰樹は、なっちゃんに「ちゃんと働けば必ず報われる。助けてくれる人が現れる。お前は、ここ数日本当によく頑張った。無理に笑ったり謝らなくて大丈夫だ、堂々とここで生きろ。」と告げるのでした。
なつはその言葉に涙します。こうして、なつは泰樹や大人たちの信頼を自分の努力で得ていきました。その翌日から泰樹は早朝の搾乳が終わったあとに、なつを小学校に行くように言います。
学校には、なっちゃんと同じように東京から北海道にうつってきた少年・山田天陽(荒井雄斗)がいました。天陽は、ノートにいつも馬の絵を描いていました。家に帰ったなつが毎日気にしていたものがありました。
それは、手紙です。兄から手紙が来ていないか気になっていたのです。なつは、兄から手紙が来ていないことを確認して、、、自分から手紙を出そうと考えます。そこで、なっちゃんは富士子にハガキ代を貸してほしいとお願いします。
富士子は、なっちゃんがお願いしてくれたことを喜び・・・お金を気にすることなくハガキを出すようにいいます。そして、なつは手紙を兄に送りました。しかし、返事はいくら待っても来ませんでした。
なっちゃんは、寂しくなって兄に会うために家を飛び出しました。1週のネタバレ・あらすじはここまで。第2週のネタバレ・あらすじにつづく。
ネタバレ,あらすじ(2)
なっちゃんは、柴田家を飛び出して訪れたのは帯広の闇市でした。泰樹に長靴を買ってもらったところです。東京まで行くための切符代を稼ぐために、なっちゃんは靴磨きをしようと準備をします。
帯広の闇市は東京の上野の闇市と変わりなく、なつは東京での闇市のことを思い出していました。咲太郎(渡邉蒼)、千遥(田中乃愛)らと一緒に闇市で警察に狩り込みにあったことを思い出しながら靴磨きをします。
しかし、9歳の少女が闇市で靴磨きをしているとすぐに警察にバレることになり、なつは捕まり連れていかれてしまいます。そのころ、柴田家では全員でなつのことを探していました。
雪月に行き、行方不明なら警察に行くように進められて・・・警察に剛男(藤木直人)が行きます。すると、なつは逃げていた後でした。
雪月に戻ったあとに、剛男がなつを北海道に連れてきたときのことを思い出し話します。咲太郎は、「自分は妹の千遥のこともあるので、ここに残る」と自らは孤児院に残り、なつを剛男に託したのです。
なつは、本当は兄と一緒にいたかったのかもしれないが・・・兄の負担を少しでも減らそうと「生き別れ」の道を選び北海道についてきたのだと剛男は感じたという。
富士子(松嶋菜々子)は、「なっちゃんは大人にあっちやこっちと行かされて・・・怒っているのでしょう。」と言います。しかし、泰樹は「なつは怒るよりも、諦めてる。それしか、生きる術がなかったんじゃ」という。
そして、泰樹はなつは頭のいい子だから水の近くにいるだろうと十勝川を探します。そのころ、なっちゃんは十勝川にいました。たまたま居合わせた天陽(荒井雄斗)と釣りをします。
しかし、天陽がいなくなった後に一人で父からの手紙と父が描いた家族の絵をもって見つめていました。そこに、泰樹たちがようやく、なつを発見したのです。
なっちゃんは、泰樹たちに会えたことでほっとして涙を流します。そして、泰樹に抱き着き「私にはどうして家族がいないの」と怒ります。泰樹はなっちゃんに「お前には家族はおらんがわしらがおる」と抱きしめました。なつは、ようやくここで生きていく決意をしたのです。
その日の夜、泰樹はなつに牛乳からバターをつくる「バターチャン」を見せました。泰樹は、初めて北海道に来たときにバターに出会って自分も作りたいと思った。だから、バターを作るのが夢だとなつにいう。
次の日曜日さっそく泰樹は、バターを作り富士子が用意していたじゃがいもにはさんでじゃがバターにしてみんなで食べます。そして、なつや照男(岡島遼太郎)が大きくなるころには、もっと美味しいバターにしてほしいと願うのでした。
なつがバターづくりを夢に抱いていたころ、もう一つの夢に出会います。学校で「漫画映画」が上映されたのです。その感動をなつは天陽に伝えます。天陽もなつと同じようにアニメ業界に興味を持ちます。
そして、天陽になつは家に誘われたので行きます。しかし、天陽の家は貧しく風がふけば飛びそうな家で土地はいくら耕しても作物が育たないものでした。そのため、天陽の父・正治(戸次重幸)は郵便配達員をしてなんとか生活していました。
しかし、それも限界で冬が来る前に十勝を離れようとしているのだという。天陽は、ここで農業をして生きていきたいのに、それができないことに怒りをあらわにしていました。
その晩、なつは泰樹に「天陽の家の土地を作物が育つようにしてほしい」とお願いします。しかし、泰樹は「あきらめろ」と取り合いません。しかし、なつが必死に訴えたことで泰樹が動きます。
泰樹は、天陽の家の土地を見て「すぐには無理だが3年、5年我慢すれば可能性はある」と説明します。天陽は、「それでもやりたい」といいますが、正治は「事情を考えろ」と天陽に理解を求めます。
たまりかねた泰樹は、「大人の事情で子供らはどうなった?子供の話だと思わずに真剣に考えるべきだ。わしは、なつにそのことを教えられた。」そういって、正治を説得します。
それから数日後、天陽の家の土地の開墾が始まりました。そして、泰樹は天陽に仔馬をプレゼントします。「いつか儲けたら返したんでいい。」という泰樹をなつは誇らしく思うのでした。2週のネタバレ・あらすじはここまで。第3週のネタバレ・あらすじにつづく。
ネタバレ,あらすじ(3)
昭和30年、なつ(広瀬すず)は十勝農業高校の3年生になっていました。高校生になっても、なつはいつか兄が迎えにきてくれることを考え奥原姓のままにしていました。
しかし、養父の剛男(藤木直人)や養母の富士子(松嶋菜々子)のことを父さん、母さんと呼び本当の親子のように生活していました。今も変わらず、朝は暗いうちに起きて牛の搾乳をしてから学校に行く毎日にです。
そんなある朝、難産で仮死状態で生まれた仔牛を農業高校で習った知識で救います。学校の授業には遅刻したが、人工呼吸で仔牛を助けたことを先生に言うと、みんなに拍手喝采でたたえられました。
その日の学校帰り、泰樹から夕方の搾乳を免除されたなつは天陽(吉沢亮)の家に寄って、絵を教えてもらいます。天陽は高校に進学せずに、絵を描きつつ農業をしています。
そして、なつは天陽の家が牛を飼っていることを知り飼料をわけてもらうように泰樹にお願いしました。しかし、泰樹は天陽の家に飼料をわけることを許しませんでした。
泰樹は天陽のことは好きだが、天陽の家に牛を貸していた農協との関係がうまくいっていなかったのです。剛男は、この頃に農協勤めに変わっていたので、泰樹と剛男の関係もぎくしゃくしていました。
農協は、資金がなく牛を購入できない農家に牛を貸し出す。そして、牛乳を農協が集めて検査しメーカーに卸せば小さな農家がメーカーに弱いものいじめされないと考えその仕組みを作ったのです。
しかし、泰樹はそれが気に入りませんでした。北陸からの開拓一世である泰樹は自分の牛乳は自分でメーカーにずっと売ってきたので、農協の考えと対立していたのです。剛男は、泰樹はなつの言うことなら聞くと思い「なつ」に説得してほしいとお願いします。
なつは、仕方なく泰樹になぜ農協に牛乳を卸すのがダメなのか聞きますが・・・剛男がなつに頼んで泰樹を説得しようとしたことに腹を立て余計に怒ってしまいます。
なつは、困って同じクラスの幼馴染・雪次郎(山田裕貴)に相談します。すると、雪次郎は演劇部の顧問・倉田先生(柄本佑)に相談すれば解決するかもしれないといい、なつに倉田先生を会わせました。
倉田は、農協と泰樹の問題を「自分のこととして考える」ようにアドバイスします。「自分のこととして考えれば、答えは自然と出る」と言われたのです。なつは倉田先生の言葉にピンきません。
そのため、なつは天陽に相談します。天陽はなつに、自分が柴田牧場の主だと思って考えればいいのではないか。そんなアドバイスをしました。
その週末、なつは雪次郎に逢わせたい人がいると言われ「雪月」に行きます。「雪月」には、倉田先生がいてなつの演劇をやるようにすすめます。泰樹と農協の問題を演劇でするから、なつが女優をするように言われたのです。
それが、泰樹のためになるというのです。その次の日、なつは倉田先生と一緒に農協に出かけます。農協の組合長が「十勝を酪農の日本一の街にするためには、団結力が必要だ」という言葉に農協の考え方が正しいのではと思うようになります。
その日、家にかえると乳業メーカーの人が富士子に付け届をしようとしていました。そのやり方は「古い」と否定する剛男に対して、泰樹は「それがこの牧場の力だ」といい「キレイごとだけでは家族は守れないという」。
しかし、剛男は「汚いことはやめましょう」といい、富士子もそれを受け取りませんでした。泰樹の寂しそうな背中をなつは複雑な気持ちで見つめていました。
翌日、なつは倉田にどんな演劇にするのか聞きます。なつは、「おじいちゃんを傷つけないような演劇なのか」と聞きます。倉田の「当たり前だ」という言葉に、なつは演劇に参加することを決めます。
そして、なつは十勝農業高校演劇部の女優第1号になったのです。家に帰ったなつは、泰樹に演劇をしたいと打ち明けます。泰樹は、なつがやりたいなら応援すつといい久しぶりに仲の良い二人に戻りました。3週のネタバレ・あらすじはここまで。第4週のネタバレ・あらすじにつづく。
ネタバレ,あらすじ(4)
なつの演劇部での練習がはじまりました。走ったり、腕立てや腹筋をしたり激しいトレーニングをします。トレーニングで、疲れているなつを見て富士子(松嶋菜々子)や悠吉(小林隆)は牛舎の仕事を休むように言います。
なつが演劇をすることを柴田牧場や柴田家全員で応援してくれていたのです。そんな中で、倉田(柄本佑)の台本が出来上がりました。テーマは集団と個人の問題でタイトルは「白蛇伝説」です。
ようやくできた台本の練習をして、なつが稽古に望むと倉田に何度もやり直しを命じられます。なつは、「ただセリを覚えているだけで感情や魂を込められていない。」だから、何度もやり直しさせられていたのです。
なっちゃんは「役になりきるためにどうすればいいのか」を雪次郎(山田裕貴)に相談すると、「セリフの裏でどんなことを考えているか想像することしかできない。自分と重ねて想像するしかない」とアドバイスされます。
その後もなっちゃんは、徐々に役に感情を込めることができるようになってきます。そして、演劇コンクールの当日がやってきました。
その日の朝、なつは泰樹に「じいちゃん見に来てくれるよね?私が芝居を見せたいのは、じいちゃんだから」そういって、家を出かけます。
しかし、泰樹が演劇を見に出かけようとするところに天陽(吉沢亮)がやってきて、牛の様子がおかしいので見てほしいとお願いされます。泰樹は天陽の家に行き牛を見ます。
泰樹は、「なぜこんなにマメ科の植物を大量に食べさせたのか」と天陽に聞きます。天陽は、「メーカーに牛乳を卸すと乳脂肪の割合が低いと言われて安値で引き取られてしまう。だから乳量を増やすために、マメ科の植物を大量にとらせた」のです。
そのころ、演劇のコンクールは泰樹が来ていないまま始まっていました。そして、なつが泰樹に見てほしいと思っているところのちょうど前に、泰樹と天陽が客席に座りました。
雪次郎が扮したポポロは「なぜ、俺は村人を助けてくれと言わなかったのか。なぜ、自分のことだけ考えてしまったんだ。俺は愚か者だ・・・。」
そのシーンを見て泰樹はなつに言いました。「天陽の家の牛乳は、わしの家の牛乳より一升6円も安かった。あれでは誰も納得できんわい。わしの牛乳もこれからは農協に預ける。このわしが愚かだったんだな・・・。」
そう言って去る泰樹をなつは追いかけていいました。「じいちゃんは愚かなんかじゃない。じいちゃんは、私の誇りだもん。芝居は自分のためにやったの。自分のことに必死だったの。ごめんなさい。」
なっちゃんは泰樹にしがみついて泣きました。4週のネタバレ・あらすじはここまで。第5週のネタバレ・あらすじにつづく。
ネタバレ,あらすじ(5)
なつたちの演劇コンクールは、地区大会で負けてしまいました。しかし、泰樹の心にはしっかりと届きました。そのため、泰樹は周囲に呼びかけ牛乳を農協によって共同販売される形になりました。
泰樹となっちゃんは牛の食料になる干し草を乗せて馬車を走らせる泰樹が突然、なつに天陽(吉沢亮)とは結婚させられないと言い出します。なつが天陽くんとそんな関係じゃないと否定しても・・・
泰樹は、「照男(清原翔)一人では支えられないから」と理由をつけくわえた。そして、「なつの意思を無視する気はないから、それが嫌なら言ってほしい」というのでした。
そんなある日、なっちゃんのもとに東京大空襲のときに助けてくれた信哉(工藤阿須加)が訪ねてきました。信哉は、咲太郎(岡田将生)がいた孤児院を訪ねて、なつからの手紙を見てからやってきたという。
信哉は、咲太郎が孤児院を脱走して新宿の芝居小屋で働いていたことを教えてくれます。その芝居小屋も4年前につぶれて現在は行方不明になっているのだという。なつが柴田家で幸せに暮らしているので信哉は安心しました。
そして、咲太郎の行方がわかれば連絡をしてくれると約束をして別れます。その話をなつが富士子(松嶋菜々子)にすると、一緒に東京に探しに行こうと言ってくれます。
なっちゃんは、富士子と2人で東京の新宿にやってきました。そんな二人を信哉は出迎えてくれて、ベーカリー兼カフェの「川村屋」のマダム(比嘉愛未)に引き合わせます。
マダムは、咲太郎が劇場にいたころのことを知っていて、裏方の仕事を手伝って「サイ坊」と役者たちの間でも人気がある存在だったと教えてくれます。
そこに、角筈屋の社長・茂木一貞(リリーフランキー)もやってきて、生き別れになった妹たちをいつか新宿に呼び寄せると話していたと教えてくれました。それ以上のことは、わからないまま空いているアパートの部屋にマダムは泊めてくれました。
翌朝、なっちゃんと富士子がパンをたべていると信哉が慌ててやってきて、咲太郎の居場所を聞いたとやってきます。3人でそこに向かうと、芸人の楽屋で師匠が相方がいないとへそを曲げているところに遭遇します。
師匠のわがままに手を焼いていた少年は、仕方なくステージに上がりタップダンスを踏み出します。それを見たなつはお兄ちゃんと気づきます。そして、舞台にかけより「お兄ちゃん、なつです」そう伝えたのです。
これが、なつと咲太郎の9年ぶりの再会になりました。咲太郎は、なつが川村屋のアパートにいることを知って明日にお礼に行くと約束しますが次の日に咲太郎が来ることはありませんでした。
咲太郎は、なんと警察に逮捕されていたのです。咲太郎が質屋に持っていったものが、盗まれたものだったというのです。そこに、咲太郎が働いていた劇場「ムーランルージュ」の元支配人・藤田がやってきます。
藤田は、咲太郎がムーランルージュがつぶれたときに母親のように慕う踊り子のために「ムーランルージュ」を買い戻そうとしてだまされた。10万円でムーランルージュを買い戻せるとだまされて高利貸から借金して・・・。
しかし、騙されて保証人に迷惑をかけてしまったので新宿に帰ってこれなくなっていたのです。その保証人がマダムだったのです。マダムは、咲太郎が自分のことをだましたものだと思っていたのでが、咲太郎自身がだまされていたことを初めて知ったのでした。
マダムは、咲太郎を探すためになつと富士子を泊めていたのです。咲太郎は、自分の代わりになつが借金を請求されると考えて・・・お金を作ろうとしてつかまったのではないかという。
そこに、警察から戻ってきた信哉が咲太郎は泥棒をしていないといってる。でも、時計を誰にもらったのかは離さないんだ。そして、咲太郎がなつに書いた手紙を渡します。
「なつ、お前はこんな兄ちゃんのことを忘れて北海道で幸せになってくれ。兄ちゃんもお前を忘れる。」
手紙にはそう書いてありました。なつは涙が止まりませんでした。第5週のネタバレ・あらすじはここまで。第6週のネタバレ・あらすじにつづく。5週のあらすじ・ネタバレをもっと詳しく知りたい。
ネタバレ,あらすじ(6)
なつが咲太郎からの手紙を読んで泣いていると、天陽(吉沢亮)の兄・陽平(犬飼貴丈)が声をかけてきました。陽平は、落ち込むなっちゃんを「漫画映画」の会社・新東京動画社に案内しました。
新東京動画社には、アニメーターが原画と原画をつなげるつなきとなる動画をつくっていました。なつは、勧められて「少年が薪割り」をする動きを描いてみた。
それを見た陽平がなっちゃんの才能を買って、「ちゃんと勉強すればアニメーターになれる」と言われるのでした。なつは「なりたいとは思っていない」と答えますが、なっちゃんの胸の高鳴りは止まりませんでした。
北海道に戻ったなっちゃんは、いつものように牛の世話をしていました。そこに、照男(清原翔)がディズニーのチケットをもってやってきました。
なつを映画に誘おうと思っていたのですが、いいだせずに天陽とでもといって映画のチケットを渡してしまいます。その様子を泰樹(草刈正雄)は、遠くから見ていました。
泰樹は、照男となつが結婚して正真正銘の家族になるのがいいと思っていました。そんな泰樹の気持ちとは裏腹に、なつはチケットをもって天陽の家に行きます。
天陽は、兄の陽平が映画の大手会社「東洋映画」に就職が決まったと喜んでいました。陽平は、「もしなっちゃんも来たいなら相談にのる」って話していたという。
しかし、なつは「映画は見るだけでいい」と答えます。それから、数日後になっちゃんと天陽は一緒に映画を見にいきます。なっちゃんは、映画ですっかり魅了されてしまいます。
天陽はそのことに気づいていました。「なっちゃん本当は、行きたいんだろ?」しかし、なつは「自分には無理だ」と答えるのでした。
それから数日後、青年団で毎年恒例になっているスキー大会が近づいていました。今年は、天陽はスキー大会に出るという。それを聞いた泰樹は、照男にも出るように言います。
そして、照男は天陽の気持ちを確認します。天陽は「なつのことが好きだ」と正直に打ち明けます。それを聞いて、照男は「スキーで自分が勝ったら天陽はなつに告白しろ」そう求めます。
逆に、天陽が勝った場合、天陽は「なっちゃんを諦める」と言います。天陽は、なつの気持ちがつかみきれないので諦めるというのです。
大会は、天陽と照男がデットヒートするシーンこそあったものの最終的には照男が天陽を抜き去りました。天陽は、照男との約束を果たすためになつを翌日、呼び出しました。
翌日、天陽のところに行こうとした「なつ」を泰樹が呼び止めます。
「お前、結婚する気はあるのか?照男だとダメなのか?照男には言ってある・・・。」
なつは、泰樹のその言葉に怒りがこみあげてきました。
「どうしてそんなこというの。照男兄ちゃんに失礼だよ。そんなこと考えたら、もう家族に戻れないよ。じいちゃんは、私から照男兄ちゃんを奪ったんだ。」
そう激怒します。
泰樹は、「本当の家族になりたかっただけだ」と言いますが、なつは「それは本当に家族と思っていない証拠だ」といいます。
口論をしているところに、照男がやってきて・・・
「大丈夫だ。じいちゃんの手前言えなかったが、なつのことは妹としか思えない。じいちゃんの気持ちも少しは考えてやれ。これ以上・・・ひどく言うな。」
そういって、なっちゃんに天陽のところに行くように促しました。なつが家を出たときは、雪は少なかったが家を出てから急に風吹になりました。必死に進もうとしますが・・・あまりの雪になつは倒れてしまいます。6週のネタバレ・あらすじはここまで。第7週のネタバレ・あらすじにつづく。
ネタバレ,あらすじ(7)
なつが雪道で倒れて起き上がったところは、彫刻家の阿川弥市郎(中原丈雄)と砂良(北乃きい)が住む森の奥の家でした。倒れているなつを砂良が見つけてくれたのです。
その日の夜、なつは弥市郎の彫刻に魅力を感じ夜通し絵をスケッチしていました。翌早朝に、なつはスキーをすべらせて柴田家に戻ります。柴田家には、天陽(吉沢亮)がやってきて・・・なつが来ていないことを伝えていました。
そのため、みんなで手分けして探す直前になっちゃんは到着しました。そして、天陽を家に送る際になつは「漫画映画をやってみたい。アニメーターになるって決めた」と言います。
その日の夜、なっちゃんは兄のために高校卒業後しばらくしてから東京に行かせてほしいとお願いしました。なつは、すぐに行きたいとは高校まで行かせてもらっているので言えませんでした。
しかし、泰樹は「お前の顔はみたくないので、行くならすぐに出ていけ」と言われます。なつは、すぐに荷造りを始めると、富士子(松嶋菜々子)に頬を叩かれます。「なっちゃんが出ていくなら憎まれた方がマシだ。」富士子はそういって「なつ」を抱きしめました。
なつは、天陽の家にいくと天陽に「泰樹さんは、なっちゃんの見本になるべき存在だ。一人で北海道に渡って、開墾をしてここまでに成長させた。その泰樹さんにどういう態度をとるべきかわかるべ?」
なつは、泰樹と向き合う覚悟を決めました。そのころ、富士子と照男は弥市郎の家を訪れてお礼を言います。富士子は、そこで描いた「なつ」のスケッチを見せてもらい・・・なっちゃんの本当の気持ちがわかった。
一方、泰樹は「雪月」にいました。雪次郎(山田裕貴)が東京にお菓子の修業に行くので、なつを一緒に連れて行ってあげて欲しいと頼みにきていたのです。そして、なつに照男(清原翔)と結婚させようとしたことを反省しました。
その日の夜、泰樹はなっちゃんに言いました。
「お前のことは雪月に頼んでおいた。雪次郎と一緒に東京に行ってこい。東京がもし辛くなったら、いつでも戻ってくりゃあいい。東京で幸せになるなら、それも親孝行だ。」
なつは、泰樹にそういわれましたが納得できていませんでした。そして、その悩みをとよ(高畑淳子)に相談して、泰樹にぶつけてみるとことにしました。
「私は、じいちゃんみたいになりたかった。それが、私にとっては漫画映画なんだわ。ごめんなさい。酪農を、じいちゃんを裏切ってしまって。」
泰樹は、「それでこそ、わしの孫じゃ」と作り笑いを見せるのが精一杯でした。そして、なっちゃんは高校を無事卒業しました。天陽に会いに行きます。天陽は、
「俺は、なっちゃんが帰るのを待たないよ。頑張ってこい。」
そういって、握手をしたのです。第7週のネタバレ・あらすじはここまで。8週のネタバレ・あらすじにつづく。
ネタバレ,あらすじ(8)
なっちゃんが高校卒業した年の4月、雪月に山田家と柴田家が集まりました。泰樹(草刈正雄)だけは、牛の世話があるので来ていません。
雪月では、なっちゃんと雪次郎(山田裕貴)の東京への門出を祝う会、そして、夕見子(福地桃子)が北海道大学に合格したお祝いもかねていました。そこで、なつははっきりと宣言します。
「私の目標は、東京で漫画映画を作ることです。酪農を手伝うことが出来なくなって裏切ってしまって、とても辛いけど・・・」
しかし、剛男(藤木直人)は「裏切りではなく成長だよ。ここまで成長してくれて本当にありがとう」と、なつにお礼を言います。すると、今度は天陽(吉沢亮)が言います。
「俺はなっちゃんが好きだ・・・。これからもそれは変わらない。」
なつは、泰樹にもらった懐中時計をじっと握りしめて泣きました。東京に着いた、なつと雪次郎は川村屋に向かいます。雪次郎が修業する先が老舗のお菓子屋「川村屋」だったのです。
なつもまた、東洋動画の入社試験に合格するまでの間「川村屋」で雑用係として働かせてもらうことが決まっています。なつは、その日の夜に雪次郎と雪之助(安田顕)を誘って「メランコリー」というクラブを訪れます。
そこには、煙カスミ(戸田恵子)がいて咲太郎(岡田将生)の居所を聞こうと考えていたのです。カスミは、咲太郎の居場所はわからないと答えますが、3人を「風車」というおでん屋さんに誘います。
風車の女将の岸川亜矢美(山口智子)は、咲太郎が自分の母親のように慕っている人です。しかし、カスミはそのことを話すわけでもなく、風車に連れていきました。
そこで、雪之助は酔って・・・なつが北海道で苦労したことや川村屋で兄の借金を返済するために働き始めたとウソを言ってしまいます。その数日後です。
川村屋で働く、なっちゃんの元に咲太郎がやってきます。なつの手を強引に引っ張って「風車」に連れていきます。そして、亜矢美を自分の母親のような存在だと明かしてくれます。
咲太郎は、なつに風車の二階に住むようにいい生活の面倒は自分が見ると言い始めます。すると、亜矢美も自分が面倒をみてあげると言い争いはじめます。
なつは、「バカにしないで。私は、一人で生きていけます。」とはっきりと答えるのでした。そして、川村屋に戻ったなつを咲太郎は追いかけてやってきます。そこで、雪次郎と雪之助から北海道でのなつの暮らしを聞きます。
そして、東京にはアニメーターになるためにやってきたことも咲太郎は知ります。そんな、なつを咲太郎は応援すると約束したのです。それから、数日後になつの元に信哉(工藤阿須加)がやってきました。
信哉は、大学を出て放送記者になったことを報告にやってきたのです。なつは、一緒に風車に誘って「おでん」をつつきます。そこで、亜由美が咲太郎と出会った時の話をしてくれました。
咲太郎は、闇市で靴磨きをしていた時に袋叩きにあっていた。そこに、たまたま亜由美が助けます。そして、亜由美がムーランルージュのステージで踊ったときに咲太郎はそこで生きていくと決めたのです。
亜由美は咲太郎がいたから、生きる力になったといいますが・・・引き留めてしまっていたことを「なつ」に詫びます。しかし、なつは怒るではなく、亜由美に「助けてくれて本当にありがとうございました。」と頭を下げたのです。
そのころ、咲太郎は女優の付き添いで行った東洋映画の撮影所で東洋動画の社長・大杉満(角野卓造)に偶然会います。そこで、妹のなつのことを名前だけでいいので覚えておいてほしいとお願いしたのです。8週のネタバレ・あらすじはここまで。第9週のネタバレ・あらすじにつづく。
ネタバレ,あらすじ(9)
なっちゃんは、6月に東洋動画の就職試験を受けました。試験は、絵の実技と社長の大杉(角野卓造)など幹部たちの面接です。なつは、試験を終えて手ごたえを感じていました。
ただ、面接は大手企業の東洋動画のような大きな会社が戦争孤児を雇い入れるのかなという不安を感じるものでした。そして、結果はその不安が的中して不採用になりました。
試験に不合格になった、なっちゃんは自分が合格しないと思っていなかったのでどうしようかと頭の中が真っ白になってしまいます。しかし、このまま北海道に戻るわけにはいかない。
川村屋では、正式には働かないかと誘いを受けるも・・・なつはそれも断ります。一方、咲太郎はなつがなぜ落ちたのか仲(井浦新)に聞きます。仲は、「どうして落ちたのかな?面接でなにかあったのかな」と答えるのでした。
咲太郎は、自分が社長の大杉に直接なつの話をしたことが問題だったのではないかと考えるようになります。それからしばらくして、仲と陽平(犬飼貴丈)がなっちゃんを訪ねてきました。
なつが不合格になったのは、大杉社長が咲太郎のことを不良だと思いその妹のなつを不採用にしたのだという。なつは、2人の推薦で9月の仕上げ試験を受けることができるようになります。
一方、咲太郎は街頭で許可なく広告を体の前後に貼り付けるサンドイッチマンをして警察の厄介になっていました。それを信哉(工藤阿須加)がなっちゃんに教えてくれます。
咲太郎は、すでに警察を出ていたので信哉となつは咲太郎を探して歌舞伎町に向かいました。そこで、咲太郎はサンドイッチマンしながらタップダンスを踊って呼び込みをしていました。なつは咲太郎を見て悲しくなりました。
「お兄ちゃんのやりたいことが全然わからないよ。進駐軍にタップダンスを踊ってたあの頃と同じじゃない。」
咲太郎は「ムーランルージュを復活させたい」っていいますが、なつは「それも自分のためじゃない」と厳しく言うのでした。なつは、咲太郎に自分のためになにかをしてほしいと願っていたのです。
翌日、亜矢美(山口智子)が川村屋にやってきました。亜矢美は、咲太郎が描いた家族の絵を見せます。父親が書いた絵は、なつが持っている。だから咲太郎は、父の絵を思い出しながら書いたのだという。
その絵を心の支えに生きてきたのだと言います。そして、亜矢美は「咲太郎は今もあの時のまま生きてるの。それをわかってあげて」となつに言うのでした。なつは、それを聞いて号泣しました。
夕方、なっちゃんは咲太郎のところに行きひどいこと言ったことを謝罪します。そして、東洋動画の「9月の試験は必ず受かるから兄ちゃんは気にしなくていいよ」と言います。
咲太郎は、「自分にはこれってものがないから・・・人の役に立てたり、力になれることがない」と語ります。しかし、なつは「兄ちゃんは、そこにいるだけで私の力だよ。お父ちゃんの手紙と同じ。」そう言って兄妹の関係が修復していきます。
なつは、9月の東洋動画の試験に合格します。そうなると、川村屋の寮はでなければいけなくなります。そのため、引っ越しをして風車で咲太郎と一緒に生活することになりました。
引っ越しが決まって、風車でなつの就職祝いをしてくれます。信哉や雪次郎、カスミ(戸田恵子)もお祝いにかけつけてくれました。咲太郎は、みんなに天丼を振る舞います。ダンスや料理、絵を器用になんでもこなす咲太郎ですが何者にもなれていない兄のこの先がなつはどうしても心配でした。
それでも、咲太郎は「裏方の仕事が好き」という言葉に自分も同じだと思うのでした。9週のネタバレ・あらすじはここまで。10週のネタバレ・あらすじにつづく。
ネタバレ,あらすじ(10)
東洋動画の仕上げ課での仕事が、なっちゃんの最初の仕事でした。半年先輩の森田桃代(伊原六花)の隣で「彩色」をしながら技術を身に着けていくことになりました。
アニメーションは、2枚以上の原画を描きそれをつなぐ「中割」を何枚か書いて1つのシーンになります。東洋動画では、原画を描ける人が仲(井浦新)と井戸原昇(小手伸也)しかいません。
そのため、セカンドと言われる人たちが動画を描く人たちに教育・指導をしています。その時、ちょうど大沢麻子(貫地谷しほり)が堀内幸正にダメ出しをしていました。
翌日も麻子は堀内にダメ出しをしていました。たまたま居合わせた、なつは麻子に服装の注意をされます。なっちゃんは、亜矢美(山口智子)の服を借りて着ているので、派手に見えたのです。
その後、なつはセカンドの下山克己(川島明)に先輩たちが書き損じているものがゴミ箱に入っているので、それを拾って練習すれば上達するとアドバイスをもらいます。
なっちゃんは、さっそく下山に言われた通りに先輩たちが失敗したごみ箱に入っているもので練習をしてみます。その翌日、なっちゃんは麻子のことを下山に聞いてみます。
「下山さんから見た、大沢さんは怖くないですか?」
下山は「彼女は熱心なだけ。アニメーターにとって一番大事な動かないものに命を吹き込む力をもっているから。本気でアニメーターをしている人間で命を吹き込むのに悩まない人はいないよ。」
麻子は、仕上課にやってきて・・・なつが先輩の拾ったもの書いていた動画用紙を見て顔色が変わります。麻子は、堀内に「どうして、これを捨てたの?これいいわよ。」と言います。
しかし、堀内はそれは自分が描いていないという。なつが「自分が描きました」というと、麻子は、仲や下山に見せ、なつのアニメーターとしての才能をみなが感じとったのです。
仲がなつの素質を高くかっていたため、チャンスが与えられました。一般的には、修業期間を経て行われるアニメーターの正式採用の試験を飛び級で受けさせてもらえたのです。
試験も仲や露木重彦(木下ほうか)は、高くかってくれましたが・・・まだ、キャラクターの線が崩れていたり、中途半端にしか描けてないデザインが多く不合格になります。
なつは、もっと絵の勉強をしなければならないと考え・・・正月に十勝に帰らず作画の仕事に打ち込むのでした。10週のネタバレ・あらすじはここまで。11週のネタバレ・あらすじにつづく。
ネタバレ,あらすじ(11)
昭和32年、東洋動画のアニメーション映画「白蛇姫」の仕上げ作業が佳境に入っていました。過酷な残業が終わり、彩色のすべてが完了しました。そんな、なつが風車に戻ると照男(清原翔)が来ていました。
一緒に、砂良(北乃きい)が来ていました。2人は結婚して、新婚旅行で東京にやってきていたのです。なっちゃんは、結婚式も忙しさのあまり参加できなかったので、照男はわざわざ会いにきたのです。
照男は、咲太郎(岡田将生)に北海道にいつか来るようにいい・・・なっちゃんにもいつでも帰ってくるようにいいます。みんなが待っているからと。なつは、給料が安くてなかなか北海道に帰れないが、なんとかして帰るようにすると約束します。
それからほどなくして、咲太郎が裏方をする劇団の公演がスタートします。一緒に公演を見た雪次郎(山田裕貴)がヒロインの亀山蘭子(鈴木杏樹)の演技に魅了されます。それ以来、雪次郎は劇場に何度も足を運ぶようになります。
なつは、仕事が落ち着き久しぶりに川村屋に行くと信哉(工藤阿須加)が自分の取材した家出をテーマにした番組を見にやってきます。なつは、信哉に妹の千遥のことを探してほしいとお願いします。
しかし、信哉は咲太郎に探さなくていいといわれたことを打ち明けます。咲太郎は、幸せに暮らしているだろうから邪魔してはいけないという気持ちがあったのです。
風車に戻って、なつが咲太郎に聞くと・・・本心では咲太郎も会いたいと本音を話します。咲太郎も信哉にお願いしてほしいというので、千遥の居場所を特定してもらうことになりました。
そして、咲太郎が付き人をしている亀山蘭子が偶然にも映画「白蛇姫」の声優をやることが決まり、なっちゃんはその様子を見学して圧倒されます。その後、会社の新しい制作作品が決まったので、なつはもう一度、試験を受けることになります。
今度は、なつの努力が花開き格段に上達していました。そのため、合格します。なっちゃんは、晴れて作画課にうつりアニメーションの仕事ができるようになりました。そして、次の作品「ワンパク牛若丸」は全員のキャラクターに登場チャンスがあると言われ、なつは気合いが入ります。
そんな矢先に、信哉が千遥の居場所を特定することができ・・・なつと咲太郎が会いに行くことになります。部屋から出てきた男性を介助している17歳ぐらいの女性。
なつは、千遥だと思い会いにいこうとしますが咲太郎がそれを止めます。11週のネタバレ・あらすじはここまで。12週のネタバレ・あらすじにつづく。
このページは、節目100回目の朝ドラ「なつぞら」の知りたい情報を吹き出し形式でギュギュっとまとめてます。
スカーレット ネタバレ,あらすじを吹き出しで最終回まで暴露はコチラ
・ネタバレ,あらすじ
・視聴率
・モデル(北海道編/アニメーター編)
・キャスト一覧
なつぞらを最終回まで楽しめることをお約束しますので、最後までお付き合いください。