関内安隆(光石研)モデル内山安蔵はどんな人なの?

2020年4月からスタートする朝ドラ「エール」に登場する人物には実在の人物モデルが多くいます。登場人物の関内安隆(光石研)は、古関金子(こせききんこ)さんの父である内山安蔵さんをモデルにしています。

ではどのような人物だったのか?古関金子さんの役は、二階堂ふみさんが関内音として演じます。内山安蔵さんの役は光石研さんが演じているので、味のある演技を見ることができそうです。

 

それでは、ここからは内山安蔵さんについて詳しく見ていくことにしましょう。朝ドラ「エール」に興味があるあなたは最後までご覧ください。

古関金子の父

古関金子さんの父である内山安蔵さんは、陸軍の獣医部に在籍していた獣医でした。陸軍所属ということは、当時ステータスシンボルになっていたはずです。

大正・昭和初期にはそのステータスシンボルも一時期落ち込みましたが、暮らしていくには優位だったと思います。住んでいた愛知県豊橋市は、養蚕・蚕糸産業が盛んであり陸軍第十五師団が置かれていたこともあり、軍都として発展していました。

 

内山安蔵さんは陸軍を定年退職したのち、蹄鉄工場を始めました。蹄鉄とは馬の蹄を保護するためにつける保護具のことで、獣医部だった内山安蔵さんならではの商売です。

馬の蹄は野生の場合だと、削れる量と伸びる量のバランスが保たれるので蹄鉄は必要ありません。しかし、馬を軍用・家畜化している場合蹄が伸びるよりも削れる量が大きいので保護する必要があるのです。

 

しかも、蹄鉄は付けたらそれでおしまいというわけではなく、定期的に交換する必要があります。馬が常用されている限り、くいっぱぐれのない商売が蹄鉄工場なのです。従業員も多かったので、繁盛していました。

内山安蔵さんの場合、獣医部に勤めていた経験から蹄鉄を交換することに慣れていたのではないでしょうか?誰もができるわけではなく、熟練した技が必要だったと考えられます。

 

蹄は馬にとって血流ポンプの役割があり、とても大切な器官です。経験がなければできなかったのがお分かりでしょう。蹄は人にとって爪です。蹄鉄を付けることで削れすぎるということを防ぎますが、伸びてくるので定期的な蹄鉄の交換を必要とします。

音楽好き

家にはそれぞれの特色があり、内山家には音楽が日常となっている部分がありました。オルガンや琴で合唱して、日常的に音楽が溢れるような家庭です。

日々の環境が、子どもの成長に影響するのは当然であり、古関金子さんもこのような家庭環境から音楽と読書が大好きな少女へと成長していきます。

 

大正デモクラシーの真っただ中であり、政治面ばかりが強調されていますが文化的にも発達しつつある時代でした。

家庭的に裕福だったからこそ、音楽を日常的に奏でる余裕があり内山安蔵さん自身が音楽好きだったことも大きいでしょう。ピアノではなく、オルガンや琴という部分が庶民的な雰囲気を残していて堅苦しい感じがしません。

古関金子さん12歳の時に死去

幸せな生活が永遠に続けばいいと誰もが思いますが、思いがけず終わりの時が訪れてしまうものです。人の運命はあらかじめ決まっていると言いますが、残された人にとってはその先に苦難が待ち構えていることが多いでしょう。

内山家も例外ではありませんでした。一家の大黒柱であり、工場を経営していた内山安蔵さんが古関金子さん12歳の時に亡くなっています。事業のことを考えてみてください。

 

蹄鉄工場は内山安蔵さんの経験を活かして運営されていました。亡くなってしまっては、運営は困難になります。蹄鉄を取り付けるにも、経験がなければできません。

獣医部に勤めていた内山安蔵さんだからこそできたのです。その死後、事業規模を縮小して妻の内山みつさんが経営しますが、家計は苦しくなっていきます。

 

もしを言い出すときりがありませんが、内山安蔵さんが存命だったとしても敗戦を迎えるころには工場は存続の危機となっていたことでしょう。

軍事関連の仕事だっただけに、どちらにしても事業転換を迫られたはずです。案外ですが、馬の蹄鉄ができることで競走馬の蹄鉄を打って行けたかもしれません。

内山安蔵まとめ

今回の記事では、古関金子さんの父内山安蔵さんを詳しく解説してきました。連続テレビ小説に取り上げられるまで、一般人ですからそこまで多くの情報があったわけではありません。

しかし、1人の人物にはそれぞれ歴史があり例えるなら木の年輪のようだと言えます。木の年輪は、1年ずつ増えていくもので木の年齢と同じです。

 

内山安蔵さんはそこまで長く生きられませんでしたが、生きた証は家族・事業を残したことでしょう。長男である内山勝英さんは、満州に渡り事業を興しています。

三女の古関金子さんは古関裕而さんの妻となり、幼少期より培った音楽的素養を声楽に活かして舞台に立つなど活躍されていました。心残りがなかったと言えば、嘘になるでしょう。

 

家族を残して先に逝くということは、本人が一番辛いことです。しかし、残された家族は強くたくましく生きていきます。この面では内山安蔵さんも安堵していることでしょう。朝ドラ「エール」ではどのように描かれるのか楽しみですね。

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