このページは、2019年後期の朝ドラ「スカーレット」第1週「はじめまして信楽(しがらき)」のネタバレ・あらすじを会話形式でお伝えしています。

スカーレット第1週ネタバレ,あらすじ

小学4年生の川原喜美子(川島夕空)が海辺を走ると、父・常治(北村一輝)が喜美子を追いかけます。

喜美子は、琵琶湖を見て感動していました。
時は昭和22年、川原家は常治が商売に失敗して夜逃げ同然で滋賀県信楽にやってきたのです。家族は、父・常治、母・マツ(富田靖子)、喜美子、上の妹・直子(やくわなつみ)、まだ1歳の妹・百合子の5人家族です。
信楽は焼き物が盛んな土地です。あちらこちらに、たぬきの焼き物が置かれていました。そして、大野雑貨店を常治は訪ねます。ここには、戦時中に一緒に寝食を共にした大野忠信(マギー)がいました。
忠信や妻・陽子(財前直美)は、川原家によくしてくれて住むところや常治の運送屋の仕事など世話してくれました。マツは、優しくしてくれる理由を陽子から聞きそれを喜美子に話しました。

常治は、戦地でケガした大野をおぶって逃げた。大野は、その恩義を忘れていなかったのだ。マツはそんな常治を誇らしく思いました。
喜美子は、信楽山小学校に通うことになります。そこには、大野雑貨店の息子・大野信作(中村謙心)や信楽一の窯元の娘・熊谷照子(横溝菜帆)がいました。
喜美子は、転校初日にガキ大将と喧嘩したことで照子の目に止まり声をかけられます。照子は、お嬢様育ちでプライドが高く友達がいません。
「友達になったげるわ。」

喜美子は、妹たちの世話や体が弱いマツの手伝いなど忙しくて、友達と遊んでいる暇がなかったのです。
常治は、お酒がやめられなくて米も買えないような貧しい状況です。お米を子供たちに食べさせるために、大阪に行きお金を工面しようとしたところゴロツキに襲われていた草間宗一郎(佐藤隆太)を助けます。
そして、草間を信楽まで連れて帰ってしまいます。その後、常治は運送の仕事を始めるのですが草間のご飯の分まで稼がなければならなくなり、貧しさはいっこうにわかりませんでした。

マツは、このままだと喜美子の給食費も支払えないと不安になっていたのです。

喜美子は、草間が散歩に出かけたというので探しにいきました。そこで、吉乃川善(村上ショージ)が作った器を見せてもらいました。

喜美子は、思ったまま遠慮することなく正直な感想をいいました。そのため、家に帰ったあとに草間に注意を受けます。

喜美子はモノづくりの大変さと作る人の気持ちになって喋らなければいけないと反省したのです。
喜美子の意地
そんなある日、近所の神社に紙芝居屋さんがやってきました。子どもたちは、お菓子を食べながら紙芝居を見ます。妹の直子が見たいというが喜美子は、手を引いて帰ります。
紙芝居屋さんに「見るだけだったらお金はいらない」と言われます。それでも、喜美子は意地をはります。

そう言って、直子の手を引いて帰っていったのです。家に帰ると手伝いをしている喜美子は、学校の勉強についていけず読み書きが大の苦手でした。しかし、絵を描くのは好きで琵琶湖の絵を描いて草間に見せました。

喜美子は、草間に褒められて嬉しくなって翌日の授業中もずっと絵を描いていました。それが先生に見つかり怒られます。しかし、喜美子は先生に対して川原家の家訓を言います。

話はそれで終わりませんでした。喜美子が学校で言ったことを照子が父で丸熊陶業の社長・熊谷秀男(阪田マサノブ)に言ったのです。
丸熊陶業は、常治が仕事をもらっている取引先で、社長からその話を聞き恥をかいたので喜美子は強制的に勉強しなければならなくなります。

こうして、喜美子は照子に勉強を教えてもらうことになったのです。その日、喜美子が家に帰ると手紙が置いてありました。

喜美子は、草間の手紙に涙を流して悲しみました。季節は進み、照子が教えてくれたおかげで喜美子は読み書きができるようになっていました。
その日は、戦争で亡くなった照子の兄の命日で一緒にお墓参りに行きました。そして、照子の兄の恋愛の話で盛り上がって家に帰ると怖そうな二人組がやってきていました。
常治がいないところに借金とりがやってきていたのです。いったいどうなってしまうのか。スカーレット第1週のネタバレ,あらすじはここまで。スカーレット第2週のネタバレ,あらすじにつづく。