半沢直樹第3話ネタバレ,あらすじ(動画有)「部下のピンチを救えるか!?」

このページは、TBSの日曜劇場「半沢直樹」の第3話のネタバレ,あらすじを吹き出し、会話形式でお伝えしています。また、動画もありますのでご覧ください。続編についてはコチラ

半沢直樹2(2020/原作)ネタバレ,あらすじを吹き出しで最終回まで暴露

半沢直樹第2話のあらすじで、半沢直樹(堺雅人)が東田(宇梶剛士)の5000万円のハワイの別荘を差し押さえましたが、それを国税庁の黒崎(片岡愛之助)にかっさらわれました。

 

半沢直樹第3話のネタバレ,あらすじは半沢直樹が5000万円の差し押さえの報告がなかったことを追求されることからスタートします。第3話のタイトルは「部下のピンチを救えるか!?」です。

半沢直樹第3話の動画はコチラ

半沢直樹ネタバレ,あらすじ3話

浅野支店長
随分と勝手なことをしてくれたものですね。半沢融資課長。
半沢
どういう意味でしょうか。
江島
東田の海外不動産 差し押さえの件だ。
浅野支店長
私はそんな報告聞いてませんし、許可した覚えもない。
半沢
一刻を争う事態でしたので、ご報告が遅れたことはお詫びします。
浅野支店長
結局国税に持っていかれたら元も子もないですね。半沢君、そんなに好き勝手やりたいならどこか田舎の小さな会社に出向をお勧めするよ。そこで自由にのびのびやりたまえ。
半沢
せっかくですが私は、この銀行に骨をうずめる所存でおります。
浅野支店長
それを決めるのは君ではない。まあ、明後日の臨店ではせいぜい…
半沢
臨店?何の話です?
江島
寝ぼけるな、半沢。明後日裁量臨店があると言ったろう。
半沢
聞いてません。しかも明後日とは。通常、裁量臨店が行われる場合、一週間前後の準備期間があるはずですが
浅野支店長
私は、だいぶ前に伝えたはずですよ。
半沢
何かの間違いでは?
浅野支店長
間違えているのはあなたです。そうやって自分のミスを他人のせいにするのはよくないですねえ、半沢融資課長。

裁量臨店があるこことを竹下社長(赤井英和)に話ます。

竹下社長
何や、その、さい、さいりょうはんてん?
半沢
中華料理屋じゃないですかそれじゃ。臨店です、裁量臨店。本部から検査役が来て、融資に対する与信判断が正しく行われているかを審査する。まあ、抜き打ちテストのようなもんです。
竹下社長
よりによってこんな時にかいな。
半沢
こんな時だからですよ。おそらく、狙いは私です。検査役の中には、浅野支店長の息がかかった連中もいるに違いありません。なんでもいいからあらを探して私を飛ばす理由にするつもりなんでしょう。だから今日になるまで臨店があることを隠していた。
竹下社長
せこい真似すんなあ
半沢
できればその前に東田を見つけてケリをつけたいんですが。頼んでいたこと、調べていただけましたか?
竹下社長
あの、東田の隠れてたマンションな?持ち主はこいつや。
半沢
小村武彦。どこかで…
竹下社長
せやろな、10年ぐらい前、関西圏にその名をとどろかせてた小村建設の会長や。
半沢
確か数億円の献金疑惑が浮上して解任された。そんな男のマンションにどうして東田が…二人はどういう関係なんです?
竹下社長
東田の別れた嫁はんがな、小村の遠縁になるのや。二人が近づいても不思議はないわな。
半沢
そういうことですか、となると、その小村の所有している不動産のどこかに、今も東田は潜んでる可能性が高いですね。
竹下社長
そう思うてな、知り合いの不動産に頼んで小村の所有してる物件調べたんやけど、
半沢
こんなに…
竹下社長
細かいもんも入れたら30件以上あるわ。どうする?一軒一軒しらみつぶしに当たろか?
半沢
いやあ…
竹下社長
おれにそんな気い使わんといてえな。この望遠カメラ持って寝んと探したるわ。
半沢
ありがとうございます、ですが、もうそんな時間はありません。こうなったら、この小村武彦に直接会って、東田の居場所を聞いてみるしかありませんね。
竹下社長
まあ、そうなんやけどな。

そう言って、竹下社長は半沢を連れて小村に会いに行きますが・・・小村は入院していて面会謝絶の状況でした。

半沢が看護師に面会をお願いしますが、断られます。しかし、そこに小村自身が出てきました。小村は、銀行がわしになんの用だと話をしてくれます。

小村
天下の東京中央も、東田一人にまんまとしてやられた訳だ。はっはっはっはっ
竹下社長
何がおかしいんでっか、あいつのおかげで俺らがどんな思いさせられたと思うてはるんでっか。
小村
たしかにあんたには同情するわ。けどあんたは違うで。銀行さんには今までどんだけ煮え湯を飲まされたか。銀行がどんだけ痛がっても、俺の言うことは一つや。ざまあみさらせ!
半沢
小村さん、あなたと銀行との間にどんな事情があるのかそれは存じ上げません。しかし今回、東田のしたことは消して許されることじゃない。なんでもかまいません、手掛かりになるようなことを教えていただけないでしょうか?
小村
ふっ、最後に会ったんが一年以上前やからな、はじめは動けんようになったわしの面倒を見させてください、ちゅうてやって来よって、不動産の管理任したら、その途端ピタッと顔見せんようになりよった。
竹下社長
そんなん、あんたの財産目当てに決まっとるやないか。
小村
ああ、そうや、はっ、けどな、わしの周りによって来る奴はみんなそういうやつばっかりや。なにもあいつだけが特別やない。せやからもうええのや。どうせ長うないしな、ヒトがどうなろうと知ったこっちゃない。

そこに他人の子供が突然やってきて、小村の表情が変わりました。半沢は、その表情を見ていました。

小村
話はしまいや、帰ってくれ。

2人は部屋を出て帰りながら話します。

竹下社長
あかんわあれは、根っからのひねくれじじいやで。なあ半沢はん、どないするんや、このままで裁量なんちゃら乗り切れるんかいな。
半沢
乗り切るしかありません、何としてでも。

半沢は銀行から段ボールをもって帰ります。

半沢
おし、よいしょ、ただいま~。
おかえり~、なにこれ?
半沢
銀行の荷物
え?もしかして首になっちゃたの?
半沢
違うよ。裁量臨店があるから、しばらくうちに疎開させる。
ふ~ん、何言ってるか全然わかんない。つまり、その裁量何とかで見られちゃまずい書類を家に隠しておくってこと?
半沢
そういうこと。
それって犯罪とかじゃないの?
半沢
そうじゃないよ。行内検査でマイナス評価を受けないための対策だよ。今回の裁量臨店は浅野支店長が俺を追い詰めるために仕組んだことだ。隙を見せたらこっちがやられる。
支店長相手に勝てる見込みなんてあんの?

 

その頃、大和田常務(香川照之)のところに半沢に裁量臨店があることが報告されていました。

岸川
明日、大阪西支店への裁量臨店が行われるようです。
大和田常務
またあの半沢君ですか?
岸川
はい、浅野支店長と小木曽君に任せておけば、心配はないかと思います。やるとなったら手段を選ばない厳しい二人ですから。
大和田常務
たった一人の行員を処分するために振り回されてる様は、見ていて滑稽ですね
岸川
今回で必ず決着をつけるよう伝えておきます。
大和田常務
勘違いしてませんか?前にも言いましたが、彼ならもしかすると5億を回収するかもしれない。そうなれば本行の利益につながる。大変結構なことじゃないか。
岸川
しかし、そうなると逆に、浅野支店長が窮地に追い込まれます。
大和田常務
それが、それがなにか?
岸川
常務がことのほか目をかけてこられた浅野君がそうなれば、常務のお立場も。
大和田常務
そんなことで私の立場が悪くなる?私をバカにしてるのかね?
岸川
いえ、とんでもございません。
大和田常務
私はむしろ、久々の優秀な男の出現を喜んでるんだけどね。それも旧産業中央出身。言うことないじゃないか。
岸川
はい、で、では、臨店は中止させるようすぐに手配いたします。
大和田常務
うん。あ、いやいや、いやいやいや、とことんやるよう伝えてください。彼がどのように立ち向かうか。ダメならだめでそれまでの男だったということです。その時はすぐに出向させましょう。

 

 

そして、裁量臨店が始まります。

江島
これはこれは小木曽次長、ご苦労様です。部屋は2階に用意しておりますので。私がご案内します。こちらが融資フロアでございます、こちらへ。

 

その8時間前、渡真利(及川光博)から半沢に電話が入ります。

渡真利
裁量臨店があることは聞いてるよな、半沢。
半沢
ああ、聞かされたのはつい昨日のことだがな。
渡真利
わかってると思うが、今回の臨店を裏で仕切ってるのは浅野支店長。そして表で舞台を仕切るのが浅野の子分 小木曽。それから灰田ってやつも小木曽の腰巾着だから要注意だ。加納さんと寺内さんは中立ではあるが、小木曽の言いなりって意味でも一緒だ。あ、それからあともう一人、予定してたメンバーが急にいけなくなったとかで、突然おれが代打指名されたんだが、どうも最初から決まってたんじゃないかと思うんだよ。
半沢
どういうことだ?
渡真利
お前と親しい俺を入れることで、お前を油断させてペースを乱す、それが狙いだろ?
半沢
手の込んだことで。
渡真利
それだけ向こうも本気ってことだ。なあ半沢、遠慮すんなよ。俺いようがいまいが、言いたいことを言え。悪いが今回は、おれもお前をフォローできない。検査役として行く以上その立場で動かなきゃならないからな。
半沢
ああ、よくわかってる。

 

 

小木曽(緋田康人)は真っ先に半沢のところに向かって言います。

小木曽
東京ではずいぶん世話になったね、半沢融資課長。
半沢
融資部が行う裁量臨店にわざわざ人事部の小木曽次長までお越しいただけるとは。
小木曽
もちろんだよ、ここは我が行にとって重要な支店の一つだ。だからこそ、悪い病巣は早期発見し、取り除かなければなるまい。
半沢
担当がやぶ医者でなければいいんですが。
小木曽
生意気な患者ほど早死にするんだよ。あ、そういえば確か前回、5億回収がどうとか大見えを切っていたが、あれは順調かね、半沢君?
浅野支店長
半沢、小木曽次長は君のこと心配してくださってんだぞ。感謝したまえ。
半沢
ありがとうございます。

そして、本格的な調査が始まります。

角田
課長、臨店チームから言われた検査対象の社名リストなんですが、

裁量臨店による3日間の検査は、時間と人員に限りがあるため、検査対象となる数十社ほどを無作為に選出するのが原則である。

 

しかし、言い渡された会社は、どれも業績が悪化し、問題を抱えた取引先ばかりだった。

垣内
明らかに意図的に選ばれてますね。
角田
浅野か江島が情報を流してるとしか。課長、これは厳しい検討会になりますよ。

そして、検討会がスタートします。

寺内
選出した中にこれだけ赤字企業が目に付くと、やはり見通しの甘さを指摘せざるを得ませんね。今後の改善策を検討していただきたい。
垣内
しかしそれは、そちらが故意に選んだ…
寺内
何か反論でも?
半沢
いえ、わかりました、早急に対処いたします。

半沢は小さな声で反論しようとした垣内(須田邦裕)に言いました。

半沢
敵に回さなくていいやつまで相手にすることはない。問題は次だ。
灰田
こそこそ話するのやめてもらえませんか?何か、やましいことでも?
半沢
いいえ、改善の内容を指示しただけです。
江島
半沢、そういうことは後でやれ、失礼じゃないか。
半沢
すいません、どうぞ進めてください。
灰田
この林本興行の担当は?
中西
私です。
灰田
この会社どういう取引先?
中西
ああ、ここは古くからの鉄鋼銅屋をやっていまして…
灰田
そんなこと聞いてるんじゃないよ、要注意の赤字先でしょ。こんな学生に毛の生えたような新人が担当じゃ、この会社の業績が改善されないのも当然だな。こんなハイリスクな融資、さっさと回収したらどうです?課長はどういう指示を?
半沢
現状維持です。
灰田
それがおかしいって言ってんだよ。これだけ業績不振を続けた会社にだらだらと融資し続けるつもりですか?
半沢
林本工業は現在、人員削減を進めています。前期はその退職金がかさみ赤字でしたが、今期はトントンにまで持ち直すと。
灰田
そんな証拠どこにあるんだ。具体的な根拠は?
半沢
試算表があるはずですが。
灰田
試算表?ないじゃないかそんなもの。いい加減なこと言ってもらっちゃ困るよ。無責任じゃないか、半沢課長。それとも、すべて部下のせいとでも言うつもりか?どうなの?
半沢
申し訳ございません。

その日の検討会が終わり、半沢の部下たちが反省していました。

垣内
課長に恥をかかせてしまいましたね。
中西
すみませんでした。
垣内
反省しろ、クレジットファイルに試算表が入っていないなんて非常識にもほどがあるぞ、それに…
角田
垣内!もういい、中西、気にすんな。お前だけのせいじゃない。準備期間が短すぎた。俺の担当先のファイルだって不備はある。通常は一週間ぐらいの準備期間でそれらをカバーできるんだがな。それに、あそこまで業績不振の取引先ばかりつつかれたら課長も言い訳できないさ。
垣内
しかし、納得いきませんねあの臨店チームは。検査にかこつけて最初から課長を狙い撃ちして追い込むつもりなんですよ。
角田
何とか東田を見つけて5億回収の糸口を示すことだ。でないと、課長は…

 

半沢は、小村(逢坂じゅん)に会いに行っていました。

小村会長
しぶといなあんちゃんも。
半沢
それだけが取り柄です。
小村会長
はっ、言うとくけどな、東田のことやったら、たとえ知ってても銀行を助けるつもりはない。今のうちに帰った方がええで。
半沢
どうしてそれほど銀行のことを?話していただけませんか?
小村会長
おれが昔、どんな目に遭うたか知ってるか?
半沢
不正献金をして、会社を追い出されたと。
小村会長
そのとおりや。それを検察にリークしたんはな、長いこと付き合うてたメーンバンクやった。俺を扱い切れんようになった銀行が部下たちにけしかけて、俺が1から築いた会社から追い出しよった。それまで散々裏で非合法まがいなことをやらしといてその責任は全部わしのとこへ持ってきよった。銀行がわしを売ったんじゃい。けど、個人名義の不動産のおかげでな、金には不自由せんかったけどな。
半沢
うらやましいですね。できれば5億ほど貸していただきたいくらいです。
小村会長
なんぼ金なんてあってもな、ほんまにほしいもんは手に入らんわ。覚えときや、その昔の一軒でわしは金以外…金以外のものを何もかも、なくし…

小村の病状が急に悪化し、せき込みます。半沢は、慌ててナースコールをします。

 

その頃、浅野支店長(石丸幹二)と小木曽(緋田康人)が酒を飲んでいました。

小木曽
いやあ、今日は胸がすっとしましたよ。これも裁量臨店を提案していただいたおかげです。
浅野支店長
まだ終わったわけじゃないよ、小木曽君。あと2日、じっくりと楽しませてもらいますよ。
小木曽
灰田には、徹底的にやれと申し付けてますんで。

 

小村の病院から帰っているところ、半沢はフリーライターから声をかけられます。西大阪スチールの倒産を追いかけているライターでした。

半沢は、そのフリーライターにマスコミの力を借りることにして、交換条件として今回の西大阪スチールのことをリークしました。裁量臨店2日目がスタートします。

渡真利
ありませんね。
灰田
履歴事項全部証明書が見当たりませんだ?何度目だよ。
垣内
もう一度見てください、必ずあるはずです。
灰田
ないものはないんだおい、見てみろよ。

裁量臨店2日目も、灰田検査役による厳しい質疑応答が続けられた。1日目にもまして書類の不備が発覚し、融資課長である半沢の責任はもはや免れようのない状況となっていた。

灰田
どうなんだよ、あったのか?
垣内
ありません。昨日からあれがないこれがないって、半沢課長、部下たちにどういう管理指導をしているんですか?
半沢
申し訳ありません、すべて私の責任です。
垣内
聞き飽きたよ、浅野支店長の前で言うのも心苦しいんですが、こんな低レベルの融資課、見たことがありません。そう思いますよね?
加納
確かに、ちょっとひどすぎるね。
小木曽
浅野さんのご苦労もお察しします。融資課長がこれでは。
灰田
同感です、弁明の一つもできないのか?情けない男だ。
半沢
ではお望み通り、弁明をさせていただきます。我が大阪西支店融資課が融資を実行している企業のうち、約7割は安定した利益を生み出している優良先です。ですが今回の検査対象にはなぜか残り3割の業績不振の業悪先が選出されているようだ。
灰田
何が言いたいんだ。
半沢
自分の運の悪さを悔やんでるんですよ。もしこれが本当になんの意図もなく無作為に選ばれた結果ならばですが。
小木曽
君は我々が故意に検査対象を選んでいるとでも言いたいのか?
半沢
私の勝手な思い込みです。どうぞ、お気になさらないでください。ただ、今回の裁量臨店には最初から悪意を感じずにはいられません。
灰田
自分の管理不行き届きを棚に上げてなんだ、その態度は。そんなんだから5億の損失を出して平気でいられるんだよ。
半沢
それとこれとは関係ないだろ。
小木曽
もういい、今日はこれまでだ。融資がどうこう言う前に、君が銀行員として的確であるのかどうかの検討をする必要があるな。

その頃、花(上戸彩)は奥様会に参加していました。そこでは、浅野支店長婦人が初めて東京からやってきていました。

 

支店長婦人が食事を終えて帰ろうとしたところ、花が声をかけて呼び止めました。そして、半沢家で支店長婦人と花が話をします。支店長婦人は、悪い人ではなくお礼を言われます。

 

 

その頃、半沢たちは翌日の裁量臨店最終日に向けて対策を立てていました。

半沢
中西、お前洋食派?和食派?どっち?
中西
和食です。
半沢
じゃあ、アンパン疲れてるときは甘いものを食え。
中西
すいません。
垣内
課長、どこ行ってたんですか?
半沢
ちょっとパン買いに、そうだ垣内お前洋食派?和食派?
垣内
あったはずなんです。今日ないと言われた津村石工の履歴事項全部証明書1週間前には確かにファイルに入ってました。担保見直しの時間違いなく確認しましたから。
角田
私もそう言われてちょっと思い出してみたんですが、確かに書いたはずの試算表がないと言われました。はじめはどこかに紛れたのかと思ったんですが。
垣内
どうもおかしくないですか?中西、お前も何か心当たりないか?
中西
いや…
角田
お前何か知ってるのか?
中西
いや、僕は何も。お先に失礼します。

半沢は、夜中の2時30に家に帰ります。

おかえり。
半沢
ごめん、起こしちゃったか?
ううん。何か作ってあげようか?
半沢
いいよ。
いいよ作るよ。
半沢
どうしたんだよ、優しいじゃないか。
今日ね、支店長婦人が家に来たの。
半沢
浅野の?疎開した資料は?何か持っていかれたりしなかったか?
あー、大丈夫大丈夫大丈夫。ていうかそういう人じゃないと思う。直樹と支店長が対立してることもぜんぜん知らなかったみたい。それはそれでちょっと寂しそうだったけど。でも、ご主人のこと信じて家庭を支えてるって感じだったよ。すごくいい人だった。はあ、ごめん、あんまりこういうこと言わない方がよかった?
半沢
いや、そっちは仲良くできるといいな。
でも仲良く話してただけじゃなくて、いろいろ支店長情報もゲットしたよ。
半沢
どんな?
なんか、家ではすごく優しいって。あと、浅野支店長、もともと大阪の出身だったんだって。ここの近くの中学校に通ってたみたい。
半沢
ほう。
なに、そのリアクション。どうでもいい情報って言いたいわけ?
半沢
いや、そんなことないさ。すまないな。花にまでそんな心配かけて。
ううん。だって銀行員の妻だもん。

翌日。半沢は、中西が深刻そうな顔をして部屋から出てくるのを見ます。そして、屋上で休んでいる中西のところに向かいます。

半沢
中西。そろそろ始まるぞ、検討会。遅れるとまたどやされるぞ。
中西
課長。あの、実は…
半沢
今日の検討会、なんとしても乗り切ろう。心配するな。自分の身くらい自分で守る。何があったのかは全部済んだ後、笑い話として聞かせてもらう。

 

裁量臨店の最終日がスタートします。

灰田
昨夜はずいぶん遅くまで粘ったみたいじゃないか。
半沢
悪あがきですよ。
灰田
付け焼刃で乗り切るほど甘くないぞ。
半沢
お手柔らかに。

この裁量臨店、最終検討会ににおいて、大阪西支店融資課は、前日までの失態を挽回しなければ、課長である半沢の出向がきまってしまう。

それを阻止するために用意周到に準備し迎えたが、昨日の半沢の態度が引き金となり、場の空気は完全に小木曽、灰田に賛同する方向に傾いていった。

灰田
じゃあ、次は俺だな、高石鉄工の担当は?
半沢
私です。なにぶん融資額が大きいので、特に気を付けている相手です。
灰田
その特に気を付けている相手が融資実行以来4年連続赤字じゃないか。
半沢
ご心配には及びません。この3年間の成果が実り、今期は黒字になる見込みです。
灰田
また独断か。
半沢
独断ではありません。度重なるヒアリングによって業績予想と人員整理を加味したうえでの判断です。
灰田
ヒアリング。だったらその議事録はどこにあるんだ。
半沢
ファイルの中にあるはずですが。
灰田
どこにもないじゃないか。
半沢
いえそんなはずは。
小木曽
またかね半沢課長、いい加減にしてくれないか。
半沢
私は確かに保管しておきました。
灰田
ないものはないんだよ。
半沢
よく探してみてください。
灰田
ないって言ってんだろ。そんなに言うなら自分で探してみろ。
小木曽
さっさとしたまえ、時間の無駄だ。
半沢
ありませんね。
灰田
ふざけるな。
半沢
おかしいですね。今朝はあったんですが。
渡真利
おい、今朝ってどういうことだ。
半沢
どうも初日から資料がいくつか紛失しているようなので、どのファイルになんの資料が備え付けられているのかを全部まとめたんですよ、夜中の1時までかかりましたがね。
灰田
おまえらそれで…
半沢
高石鉄工の議事録が存在することは、このリストが証明してる。なのに今ないということは、あんたたちこそどういう管理をしていんですか?
灰田
我々がなくしたって言うのか?
小木曽
浅野支店長いくら何でもあんまりだ、問題がありすぎますよ。
浅野支店長
半沢君、これ以上見苦しい真似をして支店の名に泥を塗るのはやめたまえ。
小木曽
聞いてるのか半沢、いい加減に自分の非を認めろと言ってるんだ。そんなでたらめなリスト、あてになるものか。
半沢
そういうと思いましたよ。垣内。

そう言って、垣内はホワイトボードに資料を貼って本日の新聞と合わせてとった写真を見せます。

半沢
念のため、今日の朝刊と一緒に早朝に写しておきました。紛失した議事録もちゃんと写ってる。これらの資料が、今朝までは確実に存在していた何よりの証拠でしょうが。
灰田
だからって我々を疑うのはどうなんだ。
半沢
そうですね。私もあなた方を信じたい。ですから、今、この場で全員の持ち物を改めさせてください。
灰田
何バカなことを言ってんだよ。そんなことをしてもし何も出てこなかったら、君はただじゃすまされないぞ。
半沢
覚悟の上です。
小木曽
実に不愉快だ、君の横暴に付き合う気はないよ。
渡真利
まったくです。なんという言いがかりだ。いい加減にしろよ半沢。ここまで侮辱されて、黙ってられるか。さあみなさん、潔白を証明するためにも、カバンの中身を見せてやりましょう。やましいところがなければ何の問題もない。覚悟をしろよ、半沢。
半沢
上等だ、ではお一人ずつ拝見させていただきましょうか。

 

灰田検査役がかばんを空けるのを嫌がります。

半沢
では灰田検査役、お願いします。角田さん。
角田
失礼します。

 

かばんを空けると、風俗雑誌が出てきます。

垣内
あああ、これはずいぶんとお楽しみだ。
半沢
まさか裁量臨店の最中にこんなことをなさっていたとは。ずいぶんと良いご趣味をしていらっしゃる。
垣内
ありません。
半沢
ですがご安心ください。これであなたの潔白は証明された。さあ、残るは…小木曽次長、カバンを見せていただきたい。
小木曽
いや、これは…
渡真利
潔白を証明するために見せてやりましょうよ。ねっ、小木曽さん?
小木曽
貴様。
渡真利
ほら、調べろよ。
半沢
新聞、文庫本、たばこ、携帯、それに…林本工業、津村石工、高石鉄工のヒアリング議事録。どういうことか。説明してもらおうじゃありませんか。小木曽。
小木曽
下手な小細工はやめてくれよ。誰だ、カバンに入れたの、お前か?お前か?休憩中に入れたのか?休憩中か?お前らグルになって俺をはめようとしてんだろ。どうしても私のせいにしたいなら、証拠を見せろよ証拠を。
半沢
今更そんな言い分が通用すると思うなよ。
小木曽
証拠を見せろって言ってんだ、証拠を。
中西
証拠なら、あります。臨店初日、私は小木曽次長が資料を抜き取る現場を目撃しました。
中西
何してるんですか?次長…
小木曽
確か、中西君だったな、見なかったことにしてもらえないかね。
中西
え?
小木曽
いうことを聞いてくれたら悪いようにはしない。だが、もし誰かに話すというなら、あの5億の融資事故の責任を君にもとってもらうことになる。出向先はどこがいいかね?
中西
何言ってるんですか?
小木曽
私は人事部次長だよ。それくらいどうとでもできる。

 

翌朝にも呼ばれた中西(中島裕翔)。

中西
失礼します。あの、お話って何でしょうか?
小木曽
誰にも言ってないだろうね?
中西
小木曽次長、もうこれ以上は…
小木曽
今更正義感を語るのはやめてもらおう、忘れないでほしいが、君はもう共犯なんだよ。持ち出しを止めなかった時点でね。大丈夫、黙っててくれれば決して悪いようにはしない。

 

追い詰められた小木曽は、なんとか言い逃れをしようとします。

小木曽
私は何も知らんよ。それは作り話だろ、空想だ。そんな発言は証拠にはならないぞ、だからさっきから言ってるだろ。誰もが納得する証拠を見せろよ、証拠を。

 

すると、中西が会話を録音していた携帯電話を再生します。

中西
課長。黙っていて申し訳ありませんでした。
半沢
よく話してくれたよ。まだ何か、申し開きはありますか?小木曽次長。あんた人事部のくせに人を見る目がなかったようだな。私の部下はあんたに手なずけられるほどやわではなかったということだ。どこかの誰かとは違うんですよ。灰田検査役、あんたはどこまで知ってたんだ。
灰田
おれは何も…
半沢
何も知らなかったらそれで許されると思うなよ。そもそも小木曽の言いなりで最初から結果ありきの裁量臨店を行ったあんたたち融資部の責任はどう取るつもりだ。この3日間で私たちを罵ったすべての発言を謝罪してもらいましょうか。
灰田
それは改めて文書で…
半沢
今この場でだ。
灰田
すまなかった
半沢
弁明の一つもできないのか。情けない男だ。

 

浅野支店長
もういい。裁量臨店はこれで終わりだ。この件は私が預かる。
半沢
いいえそうは参りません。このくだらない裁量臨店がなぜ行われたのか。その本当の責任は誰にあるのか。それをきっちり追及していくつもりですから。よろしいですね?浅野支店長。
浅野支店長
そんなことより、今の君は5億を回収する方が大事なんじゃないのかね?まあ、好きにしたまえ。

 

その頃、小村のところに娘と孫がやってきていました。半沢がマスコミに交換条件で聞いていたのです。小村は、そのことを喜びました。

 

そして、渡真利が再び大阪に来ました。

半沢
なんだ、よく来るな。こっちに飛ばされたか。
渡真利
バカ言え、この間の後処理だよ、あの中じゃ俺が一番ペーペーだからさ。
半沢
40過ぎてパシリか。
渡真利
そういや、お前に知らせてやろうと思ってさ、小木曽の出向が決まった。また一人バンカーが消えたな。
半沢
あいつの場合は自業自得だ。
渡真利
だがな半沢、人の不幸を喜んでる場合じゃないぞ。今回の流れで否応なくお前の5億の融資失敗っていう汚名が上層部で注目されちまった。しかも、この記事が出たせいで、小木曽だけじゃなく、おまえも処分の対象に挙がってる。まったく、誰がこんな記事リークしたんだかなあ。え、まさか、お前?え、なんで?こんなことしたら浅野の思うつぼだろ。おい、どうするつもりなんだよ。大体、東田の居所なんかまだわかっていないんだろ?
半沢
いや、もうわかってる。

 

半沢に小村から東田の居所を知らせた手紙をもらっていたのです。

渡真利
ほんとばかだな。引き換えに5億の情報をマスコミに漏らして、自分の首絞めるなんて、お前らしいよ。
半沢
東田の居所を突き止めるためにやった。それだけのことだ。
渡真利
わかってるよ。

 

そこに竹下社長から半沢に電話がかかってきました。

竹下社長
半沢はん、あの住所ばっちしや、おったであいつ。それが東田のやつな、なんか妙なやつとつるんどるみたいや。
半沢
妙なやつ?
竹下社長
おれの勘やけどな、あれ金融の人間ちゃうか?
半沢
もしかして、隠し口座に関係する人間でしょうか?
竹下社長
写真撮ったから送るわ。

そして、竹下社長から送られてきた写真を見て半沢は固まっていました。なんと、東田と一緒にいたのは浅野支店長だったのです。

渡真利
何?おい、どんなやつだよ

半沢直樹3話のネタバレ,あらすじはここまで。半沢直樹4話のネタバレ,あらすじにつづく

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