半沢直樹第5話ネタバレ,あらすじ(動画有)「生き残りをかけた戦」

このページは、TBSの日曜劇場「半沢直樹」の第5話のネタバレ,あらすじを吹き出し、会話方式でわかりやすくお伝えしています。また、動画もありますのでそちらもご覧ください。

半沢直樹2(2020/原作)ネタバレ,あらすじを吹き出しで最終回まで暴露

半沢直樹4話のあらすじで、半沢直樹(堺雅人)は、東田の隠し口座の存在と上司の浅野支店長(石丸幹二)が東田(宇梶剛士)とつながっていることを知ります。

 

半沢直樹第5話のあらすじは、未樹(壇蜜)が国税の黒崎(片岡愛之助)と接触するところからはじまります。半沢直樹第5話のタイトルは「生き残りをかけた戦」です。

半沢直樹第5話の動画はコチラ

半沢直樹ネタバレ,あらすじ5話

西大阪スチール社長東田(宇梶剛士)に、騙し取られた5億の融資を回収するため、その隠し口座の存在を探る半沢(堺雅人)。

その中で、自分の上司である浅野(石丸幹二)が東田と繋がりを持っていることを突き止める。全ての糸を裏で引いていたのは、上司の浅野だった。

 

半沢は、その証拠をつかみ5億を回収するために、東田の愛人、未樹(壇蜜)に接触し協力を求めた。だが…。

竹下社長
半沢はん、やられた。あの女、よりによって国税に寝返りよった。

 

黒崎
じゃあ、あの家のどこかに隠し口座の証拠があることは、間違いないわよね?
未樹
いざって時は私に渡すから、持って逃げろって言われてんの。
黒崎
実施案に連絡!明日、朝イチでガサ入れするわよ!
未樹
私の事は見逃す約束、守ってよ。
黒崎
ずいぶんと東田に貢がせたみたいね。新しいお店の開店資金2千万も、東田がだしてるんでしょ?お店の開店資金だけは見逃してあげる、あなた、これ特別よ。
未樹
約束よ。
半沢
彼女は?
竹下社長
中に入って、ぼちぼち小一時間や。今頃、東田の情報を話しとんのちゃうか?くっそー、どないすんねん半沢はん。隠し口座見つけたとしても、全部国税に持ってかれんで!
半沢
やるだけのことはやりました、こうなったら後は…運を天に任せるしかありません。

 

 

その頃、浅野は東田とコンタクトをとっていました。

浅野支店長
明日、正式に内示が出る。半沢には、東南アジアの零細企業に行ってもらうことになる。そうなりゃ、もう何を言おうが、かやの外だ。
東田社長
そりゃ、何よりだなぁ。
浅野支店長
あぁ。
東田社長
例のメールと通帳の件、どうなった?
浅野支店長
こっちが無視してたら、あれから何も言ってこないよ。やはり、マスコミか何かのつまらないイタズラだったんだな。
東田社長
安心したよ。これで何もかも、うまくいくってわけだな。
浅野支店長
そういう事だな。ハハハ。
東田社長
おう、ハハハ。
浅野支店長
半沢の銀行員生命も、あと1日だ。ふふふ…。

 

 

その頃、半沢は家で花(上戸彩)と話をしていました。

半沢
占い?
よく当たるんだって、江島夫人の占い。
江島夫人
何度やっても、引っ越しの暗示が出るわねぇ…花さんには。
引っ越し?
江島夫人
ご主人が転勤になるのかしらねぇ…。お気になさらないで、ただの占いですから。
半沢
そんなの、ただの嫌がらせだよ。
そうよ、嫌がらせよ~!いつも江島夫人は、出向が決まった行員の奥さんを呼んで、面白半分にその占いやるんだって。
半沢
悪趣味だ。
てことは、つまり。直樹も出向が決まったって事じゃない?
半沢
しーっ!隆博が起きちゃう。
隆博は幼稚園のお泊り合宿でいません。
半沢
あ、そっか。
隆博ね、この前珍しく友達とケンカしたの。社宅の子達に「お前のパパは、ダメな銀行員だ」ってバカにされたらしくて。それで我慢できなくて、やり返したんだって。ほんと直樹そっくり…。
半沢
あ…。
闘ってるのは、直樹だけじゃないんだからね。隆博も私も、直樹の力になりたいって。こう見えても、いつも思ってるんだからね。
半沢
ありがとう。でも、大丈夫だ。花は何にも心配しなくていい。
誤魔化さずに、きちんと答えて。出向になるの?
半沢
…ちょっと出ないか?
へぇ~!こんなとこ、あったんだ~。昔はよく、2人で東京の夜景見ながら色んな話ししたよね。ま、考えてみたら、あの頃からケンカもしょっちゅうしてたね。
半沢
どうして銀行でそんなに出世したいんだって、前に聞いたことあったよな?
うん、答えてくれなかったけど。
半沢
答えられなかったんだ。うちの親父が死んだのは、過労のせいだって、ずっと花には話してたよな?
うん。
半沢
あれは嘘だ。
え?
半沢
工場が銀行から見捨てられ、融資を取り上げられて経営が苦しくなって、親父は自殺した。ごめん、ずっと黙ってて。
その融資を取り上げた銀行って?
半沢
産業中央銀行、つまり今、俺がいる東京中央銀行だ。
どういうこと?じゃあ直樹は、自分の父親の敵である銀行に就職したってこと?
半沢
そうだ。

 

この土地担保に入れたら、融資継続してくれるって、あんたが言うたやないか!
大和田
離してください!
お願いしますわぁ。うちは潰れてもよろしいが、関係してる工場とか仕入れ先が全部潰れてしまうんです、頼みますわ!産業中央銀行さん、それだけは助けてやってください!

翌日、内海信金員の行員がきました。幼き日の半沢直樹が内海信金さん来てくれたよと父のところに行くと、父は首をつって死んでいました。

 

どうして?復讐するため?
半沢
そういう気持ちも、たしかにあった。だけど、それだけじゃない。親父を殺したのも銀行なら、うちの工場を救ってくれたのも銀行だったんだ。地元の小さな信金が、俺とお袋を助けてくれた。たった一つの、ネジに可能性を感じて。親父はいつも言ってた…。
このネジが日本を支えとんねん。今はお前何言うてるか分からんけどな、そのうち必ず、分かるようになる。
半沢
こんなちっぽけなネジが、日本を支えてる。あの小さな灯りの一つ一つの中に人がいる。俺は、そういう人達の力になれる、銀行員になりたい。ロボットみたいな人間にだけはなるなっていう、親父の言葉の意味が、やっと分かったんだよ。金のために誰かが死ぬなんて、間違ってる。
銀行を変えたいの?
半沢
うん。それが今の俺にできる、親父への弔いなんだよ。だけど、そのためには銀行員として生き残らなきゃならない。…花。
ん?
半沢
明日、出向になるかどうか、全てが決まる。
話してくれて、ありがとう。大丈夫、私、覚悟できてるから。でもさ、あんまり遠くは嫌だからね。特に、寒い所は嫌。あ~でも、暑すぎるのも問題だな。あ~あ。なんで銀行員となんか、結婚しちゃったんだろ!

 

 

国税が東田の家にガサ入れにやってきました。

東田社長
おい、未樹!国税だ!

東田が通帳を隠していたところを未樹(壇蜜)が初めて見ました。

未樹
そんなとこに…。
東田社長
おい、未樹!これ持って、庭から逃げろ!いいか、俺から連絡行くまで、ホテルかどっか隠れてろ。早く!何やお前ら朝っぱらから。

国税査察官が令状を見せて東田の家の中に入ってきました。

東田社長
何やお前ら勝手に!
竹下社長
あかんわ…。

 

その頃、銀行では定例会が行われていました。

江島
では、これより、定例会議を始める。
浅野支店長
待ちたまえ。半沢君、なぜここにいるのかね?
半沢
なぜとは?
浅野支店長
君は他に、やるべきことがあるんじゃないのかね?
半沢
やるべきこととは何でしょうか?
浅野支店長
荷物の整理ですよ。私にこれ以上の事を言わせないでくれたまえ。君のことを思って言ってんだよ。
半沢
お心遣いをいただいてるようですが、私にはまったく心当たりがございません。時間の無駄です、会議を始めてください。
浅野支店長
君の出向の事を言っているんだよ!

 

 

東田の家では、国税が東田の通帳を探しますがわからないままでした。

東田社長
何もねぇっつってんだろ、貧乏人いじめて嬉しいかよ。

そして、国税査察官が調べても東田の自宅からは何も出ませんでした。

黒崎
適当に切り上げていいわ、獲物はこっちだから。
竹下社長
くっそー、あの女…。
黒崎
ご苦労さま。

 

銀行では・・・

半沢
出向ですか?私はそんな内示を受けた覚えはありません。仮にそうなるとしても、その直前まで銀行員としての職務を全うする所存です。
浅野支店長
立派な覚悟ですね。いいでしょう、だったら半沢君。こんなぬるい稟議を通すわけにはいきませんよ。
半沢
何か問題でも?
浅野支店長
このネイルサロンの創業計画書だが、こんなバラ色の計画じゃ、まるで話にならないよ。
半沢
支店長、5ページ目以降に利益推移の予測をつけておきました、厳しめに見積もっても半年後には…。
浅野支店長
つべこべ、つべこべと。君はまた、同じ過ちを繰り返すつもりか?
半沢
同じ過ちとは?
浅野支店長
5億の事に決まってるだろう。しかも、それを認めず反省の言葉一つない。君のそういう反抗的な態度が本部でも問題となり、今回の出向を招いたんだ。君は、この支店全体の信用を傷つけたんですよ。申し訳ないと思わないのか!
半沢
信用を傷つけたのは、あなたではありませんか?
浅野支店長
さっさと出て行きなさい!本日中に、本部より君に内示が出るはずです。君はもう、銀行員じゃなくなるんです。

 

 

会議が終わった後、中西(中島裕翔)が半沢に言います。

中西
このままでいいんですか?!
垣内
東田には、国税のガサが入ったんですよね?もうどのみち、東田の金は回収できません。だったらせめて、あの通帳で浅野だけでも追い詰めるべきです。

 

そこに電話がかかってきます。

半沢
半沢です。
竹下社長
俺や。さっき、あの女が国税に接触した。通帳やら何やら、ごっそり渡しとったで。半沢はん、こっちは万事休すや。
半沢
そうですか、分かりました。

 

半沢は、何度も未樹(壇蜜)に電話をかけますがつながりません。そこにバイク便がやってきます。半沢直樹にお届け物です。

半沢
私です!

中を空けると、未樹からの通帳でした。

中西
何ですか?それ。
半沢
未樹さん…ありがとう…!

 

 

黒崎(片岡愛之助)が未樹に追求します。

黒崎
止めて!どういうこと!これ全部合わせても、たった数百万にしかならないじゃない、これのどこが隠し口座だって言うのよ!
未樹
そんなこと私に言われても。

 

竹下社長
あの女が国税に寝返ったっちゅうのも、全部あんたの描いた絵のとおりやったんかいな?
半沢
ええ、まぁ。

 

未樹
あなたに協力したいけど…。東田がその隠し口座の証拠を、どこに隠してるのか本当に知らないの。
半沢
だったら…、国税に告発してください。ガサが入れば東田が彼女に、大事な書類を預ける可能性は高かった。あとは電話で適当な場所を決め、持ってきてもらうよう彼女に頼んだんです。まさか、バイク便で送りつけてくるとは思いませんでしたが。
竹下社長
ほ~ん、計画通りやってんなぁ。

 

半沢
時間のない中では、これしか方法がありませんでした。国税もバカじゃありません。彼女に、おいしい交換条件を持ちかけたはずです。彼女が国税になびく可能性も、十分にありました。
竹下社長
けど、あの女はあんたを選んだ。正々堂々、自分の力で店をやってくと決めたんや。

 

半沢
ええ。
竹下社長
ムカつく女やけど、おっとこ前やな。
半沢
そうですね。
竹下社長
種明かしも聞いたところで、そん中、見せてもらおか。
半沢
はい。見てください。
竹下社長
12億!?あのガキ、人を踏み台にしてようも溜め込みおったな。
半沢
まずニューヨークハーバーの東田の口座から、関西シティの未樹さんの口座へ5千万が振り込まれ、そして、その金はその日のうちに浅野の口座へと流れてます。
竹下社長
ほんまや。
半沢
浅野が東田から報酬を受け取った証しです。
竹下社長
これであいつらも、しまいやな。
半沢
いえ、そう簡単には終わらせません。もっともっと追いつめて、自分の犯した罪以上の苦しみを味わってもらいます。

 

その頃、本部では出向のリストが大和田常務(香川照之)のところに持ってこられていました。

岸川取締役
今回の、出向候補者リストです。
大和田常務
後で見とくよ。
岸川取締役
彼も、そのリストに入っています。
大和田常務
はぁ…、ここを乗り切れたら…本物だった。惜しい!

 

家に帰った半沢は、花に報告をします。

半沢
今日、出向の内示が出た。
…そっか。やっぱり、江島夫人の占いには勝てなかったか~。で、場所は?北海道?あ、沖縄とか?
半沢
マニラだ。
東南アジアの?えー!ま、いっか。海外生活も悪くない。いいよ~、それ。
半沢
心配しなくていい、まだ正式な辞令が出たわけじゃない。俺は必ず、銀行に残る。
でも内示が出たって事は、もうほとんど決まりってことでしょ?結局、支店長とはケンカ別れか。今度の週末にね、浅野さんご家族で水族館に行くんだって。奥さんも、お子さんも、すごーく喜んでるみたい。
半沢
何の話だよ?
仕事じゃ色々あるだろうけど、浅野さんだって、本当はご家族思いの優しい人なんじゃないかな?お互いの誤解が解ければ、また、うまくやっていけるんじゃない?
半沢
無理だ。浅野を許すつもりはない。今までの事は、必ず償ってもらう。
でも、そうなったら利恵さんが悲しむことになるんだよね?結局、どっちかの家族がきずつくことになる…。

 

半沢は、浅野が水族館に行く日に花の名を使ったメールを送って脅します。浅野は、焦ります。

中西
課長!
半沢
中西…、どうした?お前、今日休みだろ。
中西
何か、家にいても落ち着かなくて。どうぞ。

 

そう言って缶コーヒーを渡します。

半沢
おお、サンキュー。
中西
僕に手伝える事、ありませんか?
半沢
いや、これで十分だ。
中西
うまく言えませんけど、課長は、間違ってないと思います。
半沢
まったく、あいつら…。

 

その晩、半沢と竹下社長(赤井英和)が東田が飲んでいる店の前にいました。

竹下社長
東田のガキ、どうやって懲らしめようか、ずっと考えとったんや。ここや、今まで散々ええカッコ見せつけてきた女のやつらの前で、真っ裸にしたる!
半沢
行きましょう。

 

東田は、店の中で大きな声で話していました。

東田社長
まったく、無能なお役人様ほど、迷惑なもんねぇぜ。人の家散々ひっかき回しといて、何もありませんでした~って。かなわんぞおい!

 

竹下と半沢が店に入ってきました。

竹下社長
さぁ、今日は飲んだる。いっちゃん高い酒持ってきてーな。今日は祝いや、パーっといくで、パーっと!
東田社長
おい貧乏人がどうした、競馬でもとったか?無駄遣いしたらあかんよ~。
竹下社長
ええんや今日は、記念日やからな。
東田社長
何の記念日だよ?
半沢
お前の破産記念日だ、東田。
東田社長
何を言うかと思ったら、破産宣告申請ならとっくにしたって言ったろうよ。
竹下社長
何ていいましたっけな?半沢はん。えー、何とか信託っちゅう…。
半沢
ニューヨークハーバー信託。
竹下社長
それやそれや、どこぞのアホが、ぎょうさん溜め込んどりましたで。
半沢
ええ、約12億円。でもその金は、先ほど全額差し押さえました。これはこれは、国税の皆さん。銀行に来て偉そうな態度をとる暇があるのなら、もう少しマシな捜査をしたらいかがです?東田の隠し資産は、全て差し押さえました。帰って、黒崎統括にお伝えください。分け前が欲しければ、頭の一つも下げに来いってな。
東田社長
嘘つけ、そんなはずはねぇよ!騙されねぇぞ、こりゃ何の罠だ!
竹下社長
ほんなら自分で調べてみたらどうや。

東田が隠し口座にログインしようとしても、できません。

東田社長
ああ?!どういうことだ…。未樹~!
未樹
あんたには感謝してる。でも、あんたがくれたの金だけや。
東田社長
おめぇに一体いくら貢いだと思ってんだよ!愛人の分際で、キレイごと言うなよ!
未樹
さよなら。
東田社長
おい、ちょっと待てよ!
半沢
お約束通り5億はきっちり、回収させてもらった。週明けにも裁判所から通知が来るだろう。ベトナムで進めようとしている、事業への投資も、全て差し押さえた。
東田社長
ふざけんじゃねぇ!この野郎!

 

そういって、東田が暴れ始めます。

竹下社長
やめとけお前!
東田社長
離せ!返せ、俺の金返せ!
竹下社長
半沢はん!

 

竹下が半沢に棒を渡します。

東田社長
おら~!うあ~!あ~!

 

半沢が東田をやっつけます。

竹下社長
お前はもう終わりや、東田。ここの飲み代も払われへんのや。
半沢
東田、たくさんの会社を見てきた銀行員として、ひとこと言っておく。金さえあれば、何でもできると思ったら大間違いだ!お前に人はついていかない。お前は、社長の器じゃない。
東田社長
…くそー!うあ~はぁ…うぁぁぁ…。

 

その頃、国税の黒崎(片岡愛之助)も半沢の差し押さえに地団駄踏んでいました。

黒崎
半沢…!
竹下社長
惨めやったなぁ、東田のやつ。あんまり惨めやったんで、なんやこっちが悲しなってきたわ。次は、浅野やな、半沢はん。どうするつもりや?
半沢
もちろん、容赦しません。10倍返しです。

 

 

大阪西支店にも、半沢直樹が5億を回収したことが伝えられていました。

江島
失礼します。本部に確認しました、間違いないそうです。半沢が、5億回収したと…。
浅野支店長
いったい、どうやって…。

 

江島
半沢。支店長がお呼びだ。
垣内
課長。
半沢
ケリをつけてくる。
浅野支店長
5億、回収したそうだな。
半沢
はい。
浅野支店長
どこから回収した?
半沢
ご想像にお任せします。それとも、どうしても知りたい理由がおありですか?他に、私に言いたいことはございますか?
浅野支店長
君なのか?
半沢
何がです?
浅野支店長
…あっ…。
半沢
何もないのなら、これで失礼します。
浅野支店長
待ちたまえ。すまなかった。
半沢
何の事ですか?
浅野支店長
西大阪スチールの件だ。君に謝罪したい。
半沢
何故です?
浅野支店長
あの5億円は、君の責任じゃなかった。与信判断を急がせた、私のミスだ。
半沢
“ミス”ですか。もう一度言ってください。
浅野支店長
訂正する。私は…私は銀行を、この東京中央銀行を…裏切っていた。支店長として、いや、銀行員として、あるまじき行為だ。申し訳ない。このとおりだ、許してくれ!
半沢
あなたを許すつもりは、ない。俺はあんたを刑事告発する。徹底的に糾弾するから、覚悟しておくんだな。
浅野支店長
それだけは、どうかそれだけは勘弁してください。私にできることなら何だってやる、そうだ、どこか異動したい部署はないか?私が人事部に言えば、望みを叶えてやれるかもしれない。だから、どうか刑事告発だけは…!
半沢
どうも分かっていないようだな。あんたは全てを失ったんだよ。銀行員としての将来も、父親としての信頼も。
浅野支店長
もうやめてくれ、お願いだ、許してくれ!
中西
あの、支店長の奥さんがお見えです。

支店長の奥さんは、半沢に浅野のことをどうかお願いしますと何度も頭を下げていなくなりました。

浅野支店長
すまなかった。
半沢
なぜ謝るんです?あなたのことを、本当に心配している、いい奥さんじゃありませんか。だが、あなたは、そんな家族を裏切ったんだ。
浅野支店長
株で失敗したんだ。最初は、小遣いくらい稼げればと思って軽い気持ちで始めたんだ。だが、つい欲が出て、これを続ければ、マンションのローンだって早く返せる。子供達に残せるものも増える。そんな気持ちに、足をすくわれた。一度失敗したら、転がり落ちるように損失は増えていった。気づいたら、5千万の借金だ。だから、どうしても金が必要だった。それでこんなザマに。
半沢
理由なんて、どうでもいい。
浅野支店長
それは分かってる、だが、妻は…家族だけは傷つけたくないんだ。だから、どうか告発だけは勘弁してください。このとおりです、頼みます!
半沢
甘えたこと言ってんじゃねぇぞ。家族がいるのは、お前だけだとでも思ってんのか?自分の保身のために、これまでどれだけの人間を陥れてきたか、よく考えろ。俺はお前を許さない。自分のした事を、一生悔やんで生きろ。
浅野支店長
あぁ…あぁ、あぁははは…。

 

半沢は、浅野の奥さんと花の言葉を思い出していました。

半沢
営業第二部。俺を本部の営業第二部に異動させろ。グループはどこでもいいが、次長ポストだ。それができたら、見逃してやる。
浅野支店長
営業第二部…、しかし、あそこは!
半沢
うちの銀行の中枢。エリートが集う、精鋭集団だ。あんた自身、今まで散々非難してきた俺をあそこに入れるのは容易なことじゃないだろう。それでも、やれ。できなければ、お前は臭い飯を食う事になる。それと、うちの課の練習は全員、希望のポストにつけてもらう。いいな?どうなんだ!
浅野支店長
分かりました。
半沢
さて、最後に、約束守ってもらおうか。
浅野支店長
約束?
半沢
5億回収したら、土下座してくれるんだったよな。
浅野支店長
すみませんでした。

そう言って、浅野は半沢に土下座しました。

 

そして、大和田常務が人事に半沢の移動をとりつけてくれました。

大和田常務
半沢君の本部移動の件、何とか話をつけました。
浅野支店長
あ、ありがとうございます。常務には、ご無理をおかけして、まことに、まことに…。
大和田常務
いえ、もう、礼には及びませんよ。彼はだって、見事に5億を回収した優秀な人材です。そんな男を本部に迎えられる事は、旧産業中央の先輩としても、非常に喜ばしいことじゃありませんか。ねぇ、浅野君。
浅野支店長
はっ。
大和田常務
ま、しかし、あそこまで決まりかけてた彼の出向を取り消して、しかも営業二部の次長として推薦するのは、さすがに、なかなか簡単ではありませんでしたよ。
浅野支店長
申し訳ございません。
大和田常務
誰か、彼の代わりを見つけなければねぇ。浅野君。君、英語は得意ですか?

 

 

半沢は、すべてのことを竹下社長に話しました。

竹下社長
なんや、結局、浅野の事は告発せんのかいな?
半沢
はい。
竹下社長
あんた、やっぱりええ人やな。
半沢
私はただ上に行くために、あいつを利用しただけです。
竹下社長
いや、俺はあんたに救われたんや。東田から回収した金で、必ずここを再建したんねん。おおきに。
半沢
僕のほうこそ、竹下さんが力になってくださったおかげで、ここまで来れました。ありがとうございます。
竹下社長
どうや、今晩パーッと飲みにいけへんか?おごるで。
半沢
かまいませんが、大丈夫ですか?
竹下社長
あ、はっ、なんや俺の懐具合、心配してくれてんのかいな?ははっ。あんたにやったらな、たとえ銀行から金借りてでも、おごりたい気分なんや。
半沢
だったら、メインバンクが相談に乗りますよ。
竹下社長
はっ、それやったら、どっちがおごってもろてるか分かれへんやないか!ハハハッ。なぁ、半沢はん。不景気やし、俺らみたいなしょうもないおっさん、何もええことないかなと思ってたんやけど、正義はたまには勝つ!

 

本部への栄転が決まり、周囲の行員の奥さんたちから祝福される花。その様子を後ろのほうで江島副支店長(宮川一朗太)の奥さん沙苗(田中美奈子)が見ていました。

ありがとうございます。沙苗さん!おかげさまで、引っ越すことになりました。沙苗さんの占い、ほんと~~~~によく当たりますねぇ。では皆さん、お元気で~。行こう。

そう言って、花は隆博と一緒に引っ越していきました。

 

支店長の浅野は、結局、半沢の代わりに東南アジアへ出向させられた。だが、半沢と融資課の者達を希望の部署へ異動させるという、最後の約束だけは守った。

垣内(須田邦裕)は、かねてからの希望通りニューヨーク支店への異動が叶えられた。中西(中島裕翔)は、関西支部最大の難波支店へ主任待遇で迎えられます。

 

角田(モロ師岡)はここ大阪西支店に残り、新融資課長として、半沢の後を引き継ぐことになった。

自分が支店長だと思い込んでいた江島副支店長だが、新しい支店長が来ることが決まり、あえなく撃沈した。そして、半沢は…。

渡真利
あ、着きました?営業第二部の半沢次長。
半沢
ああ…。
渡真利
お前一体、どんな魔法使ったんだよ?
半沢
日頃の行いが認められたんじゃないのか?
渡真利
ははっ、よく言うよ。せっかくだからさ、こっち顔出せよ。詳しい話は、それからだ。
半沢
分かった。
大和田常務
その次は?

 

 

その頃、大和田常務は・・・

岸川取締役
サイトウ会長との会食の件ですが、水曜日ということで…。
大和田常務
わかりました。
約束が違うやないか!あんた、この土地担保に入れたら融資継続してくれるって、あんたが言うたやないか!
大和田
離してください!
お願いしますわ…、うちは潰れてもよろしいが、関係している工場とか仕入れ先、全部潰れてしまうんですわ。頼みますわ。

そう頼み込む半沢の父に、当時担当だった大和田は悪い顔をしていました。半沢の父を自殺に追い込んだのは、大和田常務だったのです。半沢直樹5話のネタバレ,あらすじはここまで。半沢直樹6話のネタバレ,あらすじにつづく。

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