半沢直樹第1話ネタバレ,あらすじ(動画有)「やられたら倍返し! 」

このページは、TBSの日曜劇場「半沢直樹」の第1話のネタバレ,あらすじを吹き出し方式、会話形式でお伝えしています。過去の半沢直樹がどんなものだったのか知りたいあなたはご覧ください。

半沢直樹2(2020/原作)ネタバレ,あらすじを吹き出しで最終回まで暴露

2020年7月19日からスタートする「半沢直樹2」の前に、流行語大賞にも選ばれて高視聴率をたたき出した「半沢直樹」のネタバレやあらすじをお楽しみください。

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半沢直樹第1話の後半の動画はコチラ

半沢直樹1話ネタバレ,あらすじ

1991年。

半沢
この産業中央銀行で働くことは私の夢でした。
小木曽
銀行はうちだけじゃないでしょう。
半沢
いいえ、こちらでなければだめなんです。実家が小さな会社をやっております私が中学の時取引先が倒産してうちの会社も潰れる寸前まで追い詰められました。何とかします、何とかしますとそう言って必死に頭を下げる父の姿は、今でも目に焼き付いております。その数日後、父は過労で倒れ他界しました。父の死後はメインバンクだった地元の地銀はいち早く融資を引き上げ母と従業員を苦しめました。その時私たちを救ってくださったのはそれまで付き合い程度しか取引をしていなかったこちらの産業中央銀行です。御行は、父が残した工業用部品の将来性を正確に見抜き入試指定作ってくださいました。父の工場は母が引き継ぎ今でもどうにか続けていくことができております。ですから私はぜひとも御行に入って、その恩返しがしたいと思っております。
小木曽
わかりました。面接は以上です。明日午前0時までにご連絡がない場合ご縁がなかったことでご了承ください。
半沢
わかりました。 

入社式。

渡真利
やっぱりね。君は絶対に受かってると思ったよ。俺は渡真利忍。君達、体育会だろ。俺も同じ慶応の経済体育会剣道部近藤直弼です。君は半沢直樹だよね面接の時覚えちゃったよ。よろしく。
近藤
よろしく。
渡真利
因みに俺はプロジェクトファイナンス志望バンカーになったからには何千送って金を動かして未来を左右するような大事業に関わりたいと思ってる。君は?
近藤
俺は銀行員として社会の役に立てるなら部署はどこでもいいかな。
渡真利
半沢は?
半沢
俺はもっと上に行く。上に行ってやることがあるんだ。

現在。

江島
わかってるのか。5億だぞ。5億。半沢お前のせいで損失したんだ。なんだその目は突っ立ってないで支店長に土下座の一つでもしたまえ。
半沢
話が違います。あの時全ての責任は支店長が持つと・・・
浅野支店長
今は、責任の擦り合いをしている時ではありません。
半沢
私の土下座でご満足いただけるのならいくらでもしますが、今は一刻も早く事態の真相を突き止め5億を回収することが先決だと思います。
浅野支店長
君の言うとおりだ。なんとしても5億回収してください。

 

多額の不良債権を抱えた産業中央銀行は、生き残りを賭け2002年に東京第一銀行との合併を実行した。その結果、世界第3位のメガバンク東京中央銀行が誕生した。

関西地方の支店はおよそ50店舗あり、なかでもこの大阪西支店は大阪本店、なんば店、船場店と並ぶ4大支店の一つでありその大阪西支店に半沢直樹が着任して、今最大の窮地を迎えようとしていた。

 

5億円事件の3ヶ月前です。

牧野社長
メインバンクが突然融資を断ってきたんです。いやまだそれだけならいいんですが前回融資してもらった5000万までだから強制的に取り上げられてこのままでは家は今月確実に不渡りを出しますどうかどうか力をお貸しください。
半沢
牧野社長、この内視鏡用ソケット特許申請してますか。
牧野社長
はい。
半沢
製造現場を見せてください。
牧野社長
どうぞ。
半沢
ほとんどが手作業ですね。開発の試作品を作る現場なので、量産が決まればある程度はライン に載せます。しかし、こうちまちまといちいち手作業で行うとなると人件費も膨大だ。
牧野社長
そうしてるんです。うちの製品は手で触れて目で見て音を聞かないとわからない感覚が大事なんです。秋の線作業の自動化が融資の条件だと申し上げたらどうしますそれはまた他の銀行を探すまでです。これは私のポリシーだ。これだけは譲れません。
半沢
チタン製のエンジンバルブですか。
牧野社長
極限まで軽くて丈夫な物で、海外の F 1チームから頼まれて特別に作ってるものです。
半沢
手作業でこれだけ正確にチタンを切削する技術は見たことがない。素晴らしい。熟練候補地ですね。コンピューター限度がある。そのポリシー大切になさってください。ここですぐに融資のお約束はできません。稟議が通るまでは、全力をつくします。
半沢
ただ一つ条件があります。この特許は、甘すぎる。少し変更を加えただけで同じような効果を簡単に盗まれてしまう。

銀行での会議です。

江島
牧野精機は時間の問題だろう。3000万ドブに捨てる気か。
半沢
私はそうは思いません。彼らは、その類まれな技術で完成の内視鏡用ソケットを開発しました。それにより患者への負担が大幅に軽くなる超軽量内視鏡カメラの製造も可能にしてます。特許もすでに取得している。近い将来の必ず持ち直します。
江島
100億円を達成するには、5億足りないんだ。3000万程度のちっぽけな融資じゃ焼け石に水なんだよボケ。
半沢
そのような考えは、銀行の悪しき論理でしょう。借りる側からすれば、生きるか死ぬかの・・・

そういいかけたところで、浅野支店長からどうしても貸出金額100億円を達成して最優良店舗になりたい。あと、5億が必要。西大阪スチールに5億の需要があるので会ってくるように指示されます。

 

半沢は、西大阪スチールに2年目の中西と一緒に同行します。20分待たされた後に、社長室に通されます。

半沢
東京中央銀行の半沢と申します。
中西
中西です。よろしくお願いします。
東田社長
銀行の名刺なんかたまる一方や。で、今日は何の用でっか?
中西
あの支店長が・・・
半沢
支店長の浅野からご融資の話をいただいたと聞いております。
東田社長
運転資金をどうしても言うから、話だけは聞かせてもらうって言うただけや。まだ決めたわけちゃうわ。うちは、これまでメインの関西シティ銀行一本でやってきたんや。いきなり付き合ってくる言うなら、それなりの誠意を見せてもらわんとな。
半沢
もし差し支えなければ教えて下さい。その運転資金おいくらくらいでしょうか。
東田社長
まあ、5億か6億というとこかな。
中西
お願いいたします。その運転資金、是非うちに・・・

そう言いかけたところを半沢が止めます。

半沢
是非、うちで検討させていただけませんでしょうか。
東田社長
検討だ?どうしても言うから、話聞いてやってるのに。関西シティ銀行に頼むまでや。それでええんやな。
半沢
是非、うちで検討させてください。

銀行に帰ると、半沢は追求されました。

浅野支店長
なぜ、とってこなかったんですか。
半沢
西大阪スチールは、とても優良企業のそれとは思えませんでした。これまで、全く取り付く島のなかった東田社長が突然こうも簡単に資金重要な話を持ちかけてきたのは何か理由があるからではないでしょうか。もう少し調べさせてください。
浅野支店長
その必要はありません。先ほど社長と直接話して、融資を進めると伝えました。金額は5億。借入期間は5年で、固定レート無担保でまとまりました。これから先方に私と中西くんが一緒に出向いて関係書類を受け取り、明日の朝までに稟議書を提出してください。
半沢
ちょっと待ってください。さすがに明日までというのは、時間がありません
浅野支店長
この融資が実行できるかどうかで、優良店舗になれるかどうかが決まります。勝負ところです。中西くんやれるよね。 

半沢は、今日は仕事の都合で帰れないことを妻の花(上戸彩)に電話します。

半沢
中西一人に押し付けて俺だけ帰れるわけないだろう。
結婚記念日なんだよ。特別扱いしてもらいなさいよ。
半沢
無茶言うなよ。
レストラン予約するのどれだけ大変だったか知ってる
半沢
ごめん。
直樹は全然悪くないよ。そのりんなんとかって書類、手柄の欲しいなら支店長に自分で書かせれば。
半沢
ごめん、この埋め合わせは必ずするから。
その埋めあわせっていつ?せめて次の結婚記念日の前にしてよね。
半沢
もしもし・・・花ちゃん?

 

半沢は、中西の稟議書を見て思います。

半沢
やはりまだ甘い経験の浅い中西に、たった一晩でやらせたのだから無理もないか。
中西
どうですか 。
半沢
よくここまで仕上げてくれた。後の手直しはこっちでやるから貰ってきた書類を全部出してくれ。中西ここに置いといて、それが終わったらお前昼まで裏で休んでていいぞ。
中西
すいません。

ミーティングが始まりますが支店長がいません。今日は、支店長も副支店長も所用で出られないそうだ。後は俺達だけで済ませといてくれと言われます。

半沢
所要?

半沢は、慌てて自分の席に戻ります。すると、中西からもらった未完成の稟議書がありません。半沢は、慌てて支店長室に行きます。

半沢
その稟議書はまだ十分に確認しておりません。
江島
遅いんだよ。支店長は朝一でとおっしゃったじゃないか。
半沢
一旦戻していただけませんか?
江島
今本部の融資部に、オンラインで送ったところだ。
半沢
では融資部に掛け合ってみます。
浅野支店長
これは緊急を要する稟議だと言ったはずです。心配いりません。私が検証して問題ないと判断しました。
半沢
ですが
浅野支店長
私が責任を持つと言ってる。大阪西支店行員のためにもこの稟議は必ず通してください。それが融資課長としての使命だとは思いませんか。
半沢
支店長がそこまでおっしゃるなら。

しかし、本部の融資課は無担保で5億という金額にあまりいい返事は期待できないと半沢に言います。半沢も、最もだと思いますがなんとか食い下がります。

本部の融資課まで行って、現在の鉄鋼関係のうちシェアが現在5%であること。それを今回切り崩せれば20%までもっていけると説明します。そのことで、本部の担当者も前向きになります。

 

半沢は、近藤(滝藤賢一)と剣道をして叩きのめします。

近藤
で、今回は何があったんだ。俺を叩きのめすときは、決まってなにかあるときだ。まだ納得いかない仕事でもさせられたか。大丈夫なのか。
半沢
大したことじゃないよ。
近藤
ならいいけど。そういえば来週、渡真利がこっちに出てくるそうだ。久々に同期で集まろうってよ。とにかく発散させろ。溜めるなよ。でないと、気づかないうちに
半沢
わかってる。だからお前呼んでるんだ。

そのころ、家で花は江島副支店長の奥さんのプレゼントを何にするか悩んでいました。

お誕生プレゼント何がいいかな。お誕生会江島副支店長の奥さんのプレゼント何がいいかな。いくらぐらいかければいいの。
半沢
えーなんでもいいんじゃないか。気持ちだよ。
違うよ。そういう細かいところで、この社宅の家が決まっていくのでしたら直樹の出世にも響く問題よ、確実に。
半沢
社宅のプレゼントが関係あるか?
あるわよ。私なんか未だに東京から出てきた、よそもの派閥って思われてるんだから。私だって好きで団地付き合いなんかしたくないわよ。支店長なんか東京に家子供と向こうに残ってるんでしょ。私もそうしたかったなあ。
半沢
支店長くらいになればね、家を買うタイミングなのかもしれないけど・・・
そうだったら、直樹と同期の近藤さんは?幸子さんにこの間、会ったんだけどさ。幸せそうな顔してたわよ。神戸に素敵なマイホーム建てたんですって。直樹と同期の近藤さんは。結婚記念日にはいつも夫婦で美味しいもの食べに行くんですって。直樹と同期の近藤さんは。年2回は必ず家族で海外旅行行くんですって。直樹と同期の近藤さんは。
半沢
分かりましたよ。見習いますよ、俺と同期の近藤さんを。しかし、すごいな。
なんだ。大きい声でるんじゃない。

西大阪スチールの融資は、本部で認可されました。そして、西大阪支店は最優良店舗になりました。

渡真利
浅野支店長の役員の道が大きく開けたな。入行以来ずっと本部のそれも人事畑を歩んできたエリートだろ。あの人が取締役になる条件として唯一足りなかったものが現場経験さ。だから優良店舗の支店長という肩書きがなんとしても欲しかったんじゃないか。これで浅野さん次の移動で本部に戻って1年後には何らかの重役ポストが確定だな。もちろんその裏にはあの人の後ろ盾があってのことだろうけどね。
近藤
あの人?
渡真利
決まってんだろう。大和田常務だよ。俺たち旧産業中央出身の出世頭にして歴代最速最年少で常務にまで上り詰めた切れ者。その大和田常務と浅野さんは太いパイプで繋がってる。ま今回、中野渡頭取を筆頭とする旧東京第一出身の奴らを出し抜くことができて大和田常務も、さぞご満悦でしょうね。でも、まあ大阪西支店がここまで来たのは、ほとんどお前の功績だって噂だよ。これで本部復帰も間違いなしだな。
半沢
どうだかな。
渡真利
おめでとう半沢君。また一歩、夢に近づきましたね。
半沢
なんだそれ?
渡真利
入行式の時に言ったろ。もっと上を目指すとかなんとか。偉くなっても口聞いてくださいね半沢頭取。
半沢
違うよ。そういうつもりで言ったんじゃない。
近藤
おい半沢。お前はバカな上司と同じようにはなるなよ。合併したにもかかわらず、旧産業中央と旧東京で足を引っ張るようなそういう古い体質を直さない限りうちは本当の意味ではよくはならない。
渡真利
おい。

熱くなった近藤の大きい声を止めます。近藤は、トイレに行きます。

渡真利
具合、良さそうだな。病気さえしなければ、あいつも上にいける人間だったのにな。

3年ほど前、同期トップで課長代理になった近藤は、新設された支店の顧客獲得を任されましたが結果を出せずに支店長から追い詰められてしまいます。

その結果、ストレス性の統合失調症になり半年間の休職を余儀なくされました。

渡真利
おっ、人事情報ゲット。
半沢
好きだな。人事ネタ。
渡真利
当たり前だろ。銀行は人事が全てだ。また同期が飛ばされる。京都支店斉藤課長、岸谷証券営業部長職。
半沢
出向か。
渡真利
出向といえば聞こえはいいけどさ。片道切符の島流しだよ。もう二度と銀行には戻れない。一度でもしくじれば、すぐに飛ばされる。それが銀行の現実だ。お互いさ気を付けような。

渡真利のその言葉は半沢にとって現実となった。

半沢
赤字?この前の試算表では、1億の黒字となっていたぞ。それがたった2ヶ月で、どうして赤字になるんだ。
中西
わかりません。波野経理課長に何度も確認の電話入れてるんですけど、捕まらなくて。
半沢
クレジットファイル。この試算表が君がコピーしたのか。このコピーの原本は見たか?
中西
いえ、見てません。
半沢
粉飾。
中西
そんな・・・。

 

半沢と中西は、西大阪スチールに乗り込んでいきました。

波野経理課長
やめてください粉飾だなんて。
半沢
では、この赤字決算どう説明していただけるんですか。
波野経理課長
それは、よく調べてみないと。
半沢
私が調べましょう。総勘定元帳見せてください。集計しますから。
波野経理課長
今、税理士事務所にありまして。
半沢
そうですか。では、法人税の領収書を見せてください。前に頂いてるコピーと照合します。それも税理士事務所ですか。社長に合わせてください。
波野経理課長
社長は、今外出中です。
半沢
何時に戻りですか。
波野経理課長
なんとも。
半沢
中西、俺の家から着替えを持ってきてくれ。帰ってくるまで泊まり込みするぞ。
波野経理課長
困ります。
半沢
困るのはこっちだ。波野さん、あなた経理課長ですよね。何も知らないなんて話は通りませんよ。

そこに事務員の電話対応で、社長がいることがわかります。半沢は、社長室に向かいます。

半沢
やはりいらっしゃった。
東田社長
お前らの面見たら吐き気がするから隠れてたんだよ。
半沢
社長、場合によっては融資した5億返していただくことになります。
東田社長
横暴だよな。お前らがどうしても借りてくれっていうから、借りてやったんだぞ。
半沢
粉飾となれば話は別です。
東田社長
仮に仮にだぞ。100万歩譲ってちが粉飾したとしたら、そんなことも見抜けなかった間抜けな集団ということになるんだぞ。お引き取りください。

その1ヶ月後、西大阪スチールはあっけなく倒産しました。

浅野支店長
それで、5億回収の見通しは?
半沢
会社も自宅も関西シティの根抵当権がべったりと張り付いてます。他に有力となる資産があるかどうか。
江島
東田社長は何と言ってるんだ?
半沢
今朝、不渡りを出してから行方が分かりません。
浅野支店長
粉飾を見破れなかったのがすべてですね。
江島
おっしゃる通りです。あの程度の粉飾なぜ見抜けなかったのかね。
半沢
あの時、それだけの時間がなかったことくらい副支店長もわかってた・・・
江島
そんなの言い訳だぞ。わかってるのか5億だぞ。お前のせいで損失したんだ。なんだその目は。支店長に土下座の一つでもしたらどうだ。
半沢
話が違います。あの時、全ての責任は・・・
浅野支店長
もういい。今は、責任の擦り合いをしている時ではありません。
半沢
私の土下座で満足いただけるのならいくらでもしますが、今は一刻も早く事態の真相を突き止め5億を回収することが先決だと思います。
浅野支店長
君の言うとおりです。なんとしても、5億回収してください。もし、出来なければ・・・

一方、花はバーベキュー会で副支店長の奥さんから融資課長の半沢がピンチであることを聞きます。

裸ってなに?裸で5億取られたってどういうこと?
半沢
なんだ帰ってそうそう。
副支店長婦人が色々教えてくれたのよ。あなたのご主人大丈夫って。
半沢
だから、裸ってのは何の担保も取らず信用だけで金を貸すってことだよ。うちの銀行は西大阪スチールに裸で5億の金を融資して、まんまと騙し撮られたってこと。
そういうことか。どう考えたって浅野支店長のやり方に問題があるように思えるんですけど。直樹が上に行きたいのは昔のことがあるからじゃない。お父さんのこと。何でこの話になるといつも黙っちゃうの?
渡真利
岡山出張でさこっちに来る予定じゃなかったんだけど、ちょっと心配になってな。
半沢
悪いな。お前にまで心配かけて。
渡真利
それよりどうなんだよ。5億回収の見込みは?
半沢
正直、まだ何も分からない状態だ。東田に取り返せるだけの隠し財産があるのかどうか確かめようにも肝心の東田がどこにいるかもわからない。
渡真利
ちゃんと探したのかよ。本気で。半沢探、偵を雇ってでもいいから調べろよ。
半沢
何かあるのか
渡真利
最近お前んとこの支店長が本部にちょくちょく連絡してきてる。こないだなんて、わざわざ日帰りで足を運んできた。なぜだかわかるか。根回しだよ。浅野はあの融資は、全てお前一人のミスだと主張してる。いいか、今回の損失は融資課長であるお前の力不足により、通常であれば当然見破る事の出来た粉飾を見過ごしてしまったことに原因がある。それが浅野の言い分だ。大和田常務にもそう言って根回ししてる。
渡真利
言いたくないんだけどさ、今のお前はトカゲの尻尾だよ。このままじゃ全責任を負わされて切られるぞ。回収だよ半沢。何としても、東田を見つけ出してどんな手を使っても5億搾り取れ。おそらく一週間以内にお前は本部に呼び出される聞き取り調査という名目が実像はお前の査問委員会だ。しかも、担当は全員、浅野の息のかかった連中だ。その場でお前自身の口からミスを認めさせて浅野の身代わりにするつもりだよ。その先に何が待ってるか分かってるな。
半沢
片道切符の島流しか。
渡真利
タイムリミットは一週間あるかないか。その前になんとしてでも5億かき集めろ。いいな半沢。それしかもうお前が生き残る道はない。

その頃、浅野支店長は大和田常務(香川照之)のところにいました。

大和田常務
つまり、その半沢と融資課長が独断で先走ったことが5億損失の全ての原因だったというわけですね。
浅野支店長
私としてもまったくいい迷惑です。常務にも大変にご心配おかけして申し訳ございません。
大和田常務
別にしてませんよ。目をかけてきた君がそんな失態を犯すはずないですから。後のことは全て任せます。
浅野支店長
ありがとうございます。では早急に対処いたします。
大和田常務
あとね、あの最優良店舗賞、剥奪という意見もあったんですが、うやむやにしときましたから。
浅野支店長
重ね重ねありがとうございます。それでは失礼します。
大和田常務
あっ、浅野くん。責任はしっかり取らせなさい。こういう問題は揉めますからね。
浅野支店長
はい。

あと一週間、東田の居場所も取り戻す5億のあてもない今、半沢は大きな岐路に立たされていた。

 

その頃、花は近藤の家に遊びに行きました。近藤は、栄転の話ではないかと嬉しそうにしていました。一方、半沢は支店長の浅野のところに行きました。

浅野支店長
どうしました。こんな時間に。
半沢
部下の手柄は上司のもの。上司の失敗は部下の責任。私が入行した当時そんな皮肉をよく聞かされました。浅野支店長、今回の融資失敗の責任の所在どうお考えですか。
浅野支店長
唐突ですね。無論、私は始めが関わった行員全員が
半沢
全て私ひとりの責任だと、あなたが大和田常務を始め本部の人間にそう言っていると聞きました。
浅野支店長
何かの間違いじゃないですか。誰がそんなことを。
半沢
同期の連中に確認しました。私はトカゲのしっぽでしょうか。答えてください。
浅野支店長
すまん。半沢くん、今回の件は誰かが泥をかぶらなければならない。しかし、私がそうなれば大阪西支店全体が傷を負うことになってしまう。みんなのために耐えてくれ。
半沢
私が融資を止めようとした時もみんなのためとおっしゃいましたね。今度は、みんなのために私に出向しろと。
浅野支店長
2年したら必ず戻す。私は、入行以来ずっと人事畑を歩いてきた人間だ。必ず力になれる。頼む。
半沢
私が全責任を持つ。あの時あなたは確かにそうおっしゃった。あれは嘘だったんですか。あなたの言葉は信用できません。
浅野支店長
だったらどうしようというんだ。さっきから偉そうなこと言ってばかりいるが粉飾を見破れなかったじゃないか。それはまぎれもなく融資課長としての君の責任だろ。5億の損失を出して上司に歯向かうなんて、迷惑をこうむっているのは、こっちの方だ。
半沢
わかりました。5億を取り戻せばいいですね。
浅野支店長
是非そうしてくれ。期待しているよ半沢融資課長
半沢
もし取り戻すことができたらその時は今回の件、土下座してもらいます。よろしいですね。
浅野支店長
そんなことができるものならな。無様だな、半沢。

翌日、東田の居場所を探す半沢は一縷の望みをかけ西大阪スチールに被害を受け連鎖倒産した竹下金属という会社を訪れます。

そして、首吊りしようとしていた人を助けます。半沢は、意識失って自分の父親が自殺したことを回想します。そして、産業中央銀行に入った理由を思い返します。

竹下社長
大丈夫か。ほんまに、なんで止めに入ったあんたが気失うや。それやったら死ぬに死ねんがな。ほんで、あんた何者や。うち何の用や。
半沢
東京中央銀行大阪西支店の半沢と申します。実は、竹下社長が東田社長の行方をご存知たんじゃないかと思いまして。
竹下社長
アホか。そんなん知ってたら、すぐにしばきまわしとるわ。
半沢
そうですよね。
竹下社長
聞きたいことはそれだけか。もう用が済んだらなよ帰って屁こいて寝てくれ。
半沢
竹下社長、私たちは西大阪スチールの被害者として力を合わせて東田を探しませんか。
竹下社長
アホも休み休み言えよ。確かにうちは、東田のせいで倒産した。けどな、そうなる前になんども銀行に頼みにいっとるやないか。あんたとこも行ったで。どこもかしこも門前払いやないけ。銀行も東田も同類やないけ。荷物まとめて帰らんか。
半沢
竹下社長、あなたが死んだ所で東田は何の痛みも感じませんよ。私は必ずあの男を見つけ出し、あなたや私が味わった以上の痛みを味わせてやる。人の善意は信じますが、やられたらやり返す。倍返しだ。それが私の流儀だ。お力になれることがあれば、いつでもご連絡ください。
中西
どうでしたか。竹下金属は?
半沢
今日もこれから他をあたってみるつもりだ。
垣内
国税です。
黒崎
国税局査察部統括官の黒崎です。支店長は?
浅野支店長
支店長の浅野です。
黒崎
査察なの。よろしくね。
浅野支店長
副支店長、君が対応してくれたまえ。
江島
かしこまりました。それでは上にご案内いたしますので。

銀行にとっては、国税庁の査察ほどやっかいなものはなかった。予告もなく押しかけ国家権力を盾に膨大な書類を提出するようにように指示します。

半沢は、国税庁が何を調べているのか知りたかったのでコピー機に仕込んで履歴を確認します。すると、調べていたのは西大阪スチールだということがわかります。

角田
これで少し望みが出てきましたね。
中西
どういうことですか?
垣内
普通は借金残して潰れて会社なんか国税は、調べないだろ。これだけ大掛かりに調べるって事は
半沢
まだ取れるだけど金が残っているかもしれないってことだ。

半沢は、近藤から剣道に誘われます。

半沢
珍しいな、お前の方からここに誘うなんて。何かあったのか。
近藤
お前がへこんでるんじゃないかと思ってな。ちょっと気合を入れてやろうと思ってな。
半沢
おかげで元気が出たよ。ありがとうな。
近藤
ちょっと、小耳に挟んだだが西大阪スチールのことで。
半沢
間違いないのか。
近藤
西大阪スチールに出入りしていた業者に聞いたので間違いない。そいつは、間違いなくそこにいる。

半沢が会いに行ったのは、西大阪スチールで経理課長をしていた波野でした。

波野経理課長
粉飾なんて、私は本当に知らなかった。全部、東田のやつがやったことです。
半沢
西大阪スチールの金庫番だったあんたが知らないはずないでしょ。裏帳簿を出してもらえますか。
波野経理課長
そんなもありませんよ。全部処分しました。
半沢
いいや。あるはずです。あいつは、いつあなたに全責任をなすりつけるか分からない。そういう男です。そのための切り札としてあなたは常に本物の帳簿を手元に置いているはずだ。3年分出してください。

波野は、3年分の帳簿を半沢に渡します。

半沢
東田は、今どこにいるんですか。
波野経理課長
知りませんよ。倒産以来、連絡取ってませんから。
半沢
なら質問を変えましょう。どこに金を隠し持ってるんですか。あなた達は、粉飾だけじゃなく脱税もしていたんじゃありませんか。だとしたらどこかに金を隠し持っていても不思議じゃないのさ。もう全部本当のこと話してください。金は、どこにいくらあるんですか。
波野経理課長
知らないんだ本当に。もう勘弁してくれ。俺は、もう忘れたいんだよ。
半沢
都合のいいこと言ってんじゃねえぞ。あんたたちのせいで、どれだけの人間が追い詰められたかわかってんのか。そう簡単に忘れられてたまるか。東京中央銀行は、この件で警察に被害届を出すつもりです。そうなれば東田だけじゃない。あんたも共犯だ。
波野経理課長
本当に、金のことは何も知らないんだ。
半沢
金のことは?
波野経理課長
東田は、未樹って女のところにいることしか・・・舞子の高層マンション806号室

波野は、発作を起こしてそこで倒れてしまいます。半沢は、慌てて東田の所に向かいます。そこに、渡真利から電話がかかってきます。

渡真利
半沢お前、近藤の話なにか聞いてなかったのか。

近藤は、栄転をするのかと思っていたところ逆に出向になっていたのです。半沢は、慌てて近藤が乗る新幹線のホーム向かい叫びました。

半沢
近藤。

近藤は、家族を新幹線に先に乗ってもらい半沢と話ます。

近藤
半沢、わざわざよかったのに。
半沢
なんで教えなかった。
近藤
お前だって大変な時に、余計な心配かけたくなかった。っていうのは嘘だな。本当は言い出せなかった。出向するなんて。もう銀行に戻れないことは、俺もよくわかってる。過去に一度でも失敗したら、取り返すことはできない。銀行はそういうところらしい。でも、最後にお前の力になれてよかったよ。半沢、お前にはこんなところで潰れてほしくない。きばれよ半沢。
半沢
お前もな。近藤。

そう言って、半沢と近藤は別れました。半沢は、渡真利と電話します。

渡真利
病気っていう爆弾を抱えた近藤を人事部の上の連中は切り捨てたってわけだ。なあ、半沢お前さ近藤のことばかりも心配してられないぞ。明日にもお前の聞き取り調査行われるらしい。どうなんだ、そっちは。
半沢
東田が隠れている場所は突き止めた。今、奴の隠れてるマンションの前だ。
渡真利
東田さえ捕まえればなんとかなる。ぜったいに逃がすなよ。

半沢は、ポストに目印を仕込んで未樹(壇蜜)という女がくるのを待ちます。そして、未樹が帰ってきました。

半沢
未樹さんですね。
未樹
あんた誰?
半沢
東田社長は、部屋ですか?
未樹
東田?誰?
半沢
とぼけてもダメです。

そう言っているところに、東田がタクシーから降りてきました。

半沢
東田さん
東田社長
これは、これは東京中央銀行の。
半沢
半沢です。融資した5億。今すぐ返済してください。
東田社長
それは、できねえ相談だな。会社がつぶれたこと、あんたもよく知ってんだろ。
半沢
最初からだますつもりだったんじゃないですか。
東田社長
人聞きの悪いこと言うなよ。お前んとこがどうしても借りてくれっていうから借りてやったんじゃねえかよ。
半沢
とにかく、一緒に銀行まで来てください。
東田社長
断る。

そう言って、東田はゴルフのアイアンをもって半沢に殴りかかります。しかし、半沢は剣道で鍛えたさばきでよけ、東田をもう一息のところまで追い詰めます。

東田社長
こういう言葉知ってるかよ。銀行は晴れた日に傘を貸して、雨の日に傘を取り上げるって。弱い者から奪って金儲けしてるお前らが偉そうなこと言えんのか。なんとか言ってみろ。
半沢
一緒に来てください。

しかし、後ろから未樹に殴られ半沢が気を失っている間に東田と未樹は、タクシーに乗って逃げました。この様子を見ているものがいました。国税局です。

黒崎
あの銀行員。目障りね。

 

半沢は、大雨の中倒れていました。

半沢
銀行は晴れた日に傘を貸して雨の日に取り上げるか。

そこに中西から電話がかかってきて、明日聞き取り調査があることを教えられます。翌日。

はい、これ。なおきの勝負ネクタイ。今日は手作り餃子食べ放題。やけ酒なんか飲まずに帰ってくること。
半沢
皮は?
もちろん手作りですよ。
半沢
いってらっしゃい。

そして、本店で半沢の聞き取り調査が行われます。先に、中西が調査をされます。しかし、中西は自分の今後も考えて発言するように聞き取り調査のメンバーは、脅します。

渡真利
半沢もう何も余計なこと言うな。たとえ事実と違っていても、はい。と申し訳ありませんでした。この二つ以外口にするな。どうせ勝ち目のない勝負なら少しでも傷を浅くするしかないだろう。今回、聞き取りを担当している人事部の小木曽ってやつは、ほら近藤病気に追いやった曲者だよ。下手な言い訳をして火に油を注げば、お前も近藤の二の舞になるぞ。ここは、おとなしくやり過ごす方が利口だよ。上手くいけばやり直せる。
半沢
やり直す?何をだ?

そう思って、亡くなった父親の言葉を思い出します。そして、半沢が呼ばれます。

定岡
半沢融資課長、座ってください。
半沢
いえ、このままで結構です。
定岡
まあ、いいでしょう。もう分かっていると思いますが、今日は来ていただいたのは、あなたが行った西大阪スチールへの5億の融資の件です。あなたの報告書によれば、5億損失の原因は同社の決算書が粉飾されていたことが原因だと。しかしね、最初の段階でそれが見過ごされてしまったことのほうが重大な問題だと我々は考えています。どうしてそんなミスが起きたのか。理由を聞かせてください。
半沢
緊急稟議ということで、十分に審査する時間がありませんでした。
小木曽
君はロクに審査もしないものを上に上げたのかね。融資課長が聞いてあきれるよ。まったく。

そう言って、小木曽は机を何度もたたきます。

定岡
十分に審査が出来なかったにもかかわらず、あなたは川原調査役に融資を認可するのに強く迫ったそうですね。
小木曽
ごり押しだったそうじゃないか。黙ってないで、なんとかいいたまえ。まずは、謝罪の一言があってしかるべきではないかね。
半沢
どうも申し訳ありませんでした。今回の融資に関して、私に私に責任の一端があることは謝罪いたします。ですが、私一人に全ての責任を押し付けられることは納得いたしかねます。あの稟議に関してはすべて上の指示に従ったまでだと。私が審査をする前に、稟議書は取り上げられ本部へと送られました。その時浅野支店長は確かにこうおっしゃいました自分が全責任を取ると。
小木曽
自分の責任を支店長に擦りつけるのか。前もって話を聞いた、浅野支店長も江島副支店長もそういうことを言った覚えはないと答えてるぞ。
半沢
私は事実を申し上げてるだけです。あれは、支店長マターでした。あなた方もそのことはご存知なんじゃありませんか。
定岡
どういう意味だね。
半沢
別に、深い意味などありませんよ。浅野支店長の元部下だった定岡さん、小木曽さん。
小木曽
君には、反省の色がまるでないようだな。
半沢
ここでしおらしくして5億が戻るならそうしますが、あいにくそんなことしても時間の無駄だ。こんなくだらない茶番は、さっさと終わらせてもらえませんか。
小木曽
君は、旧産業中央銀行出身の我々に泥を塗ったんだぞ。
半沢
そんなものは知ったことではありません。
小木曽
いい加減にしろ。誰がなんと言おうと、粉飾を見破れなかったのは、融資課長である君の責任だぞ。
半沢
ええそのとおり。だが、それを言うならあなた達、本部の審査部も同罪ですよ。あなた方にも同じ資料提出したはずだ。3日も審査したにもかかわらず、粉飾を見抜けなかったじゃありませんか。
定岡
それは、お前がゴリ押ししたからだ。
半沢
ゴリ押ししたら、融資部は認可されるんですか。だったら、それほど簡単なことはない。
定岡
当行は、現場主義だ。現場の判断が最も尊重される。つまりそれは最終責任が現場にあることを意味している。
半沢
たったら、あんたたちは何のためにいる。責任が取れない本部審査に何の意味がある。そんな融資部なら必要ない。やめてしまえ。さっきから都合のいいことばかり書いてんじゃねーぞ、記録。今から言うこと書き留めておけ。私は必ず5億を回収する。二度と邪魔しないでいただきたい。

そう言って、半沢はその場を去ります。壁越しに聞いていた渡真利が出てきた半沢に声をかけます。

渡真利
お前、あんな事言って本当に回収できるのかよ。支店長、敵に回してたった一人で何ができるんだよ。

そこに、竹下金属の竹下社長(赤井英和)から電話がかかってきました。

竹下社長
通天閣の竹下や。覚えとるか?
半沢
もちろん。どうしました?
竹下社長
わしも、東田ギャフンと言わせてやろうと思ったんや。あんた、牧野精機に3000万融資して救ってやったんやってな。牧野社長とは古い付き合いなんや。感謝しとったで。銀行は信じへん。けど、あんたのことは信じるわ。半沢さん。やったろやないか。やられたら、やり返すんやろ。
半沢
倍返しです。

渡真利は、その様子を見て中西に真似しないように忠告します。そして、半沢が去っていったところを見ている男がいました。

大和田常務(香川照之)です。そこに、中野渡頭取(北大路欣也)もやってきます。

頭取
彼は、確か・・・
大和田常務
ご存知なんですか?
頭取
大阪西支店の半沢融資課長だろう。非常に優秀な男だと聞いてる。
高木役員
しかし彼は今、5億の融資事故で責任をとられているところです。
頭取
ほう。そうですか?処分するのか?
大和田常務
その判断は、支店長にゆだねています。頭取は、どう思われますか?彼が5億以上の価値なのか?
頭取
大和田君。人の価値は、金には代えられない私はそう思ってる。我々銀行員は、莫大な金を動かす力を与えられている。その気になれば、一人一人の人生を生かすことも殺すこともできてしまう力だ。だからこそ、銀行員は見るものは金ではなく、人であると私はそう思ってる。

そう言われて、頭取が去り険しい表情をする大和田常務。半沢直樹1話のネタバレ,あらすじはここまで。半沢直樹2話のネタバレ,あらすじにつづく

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