半沢直樹2最終回ネタバレ,あらすじ「これが噂の最終回」

このページは、TBS日曜劇場「半沢直樹2」(2020)の最終回のネタバレ,あらすじを吹き出しで公開しています。半沢直樹の結末を知りたいあなたはご覧ください。

半沢直樹第9話のあらすじで、半沢(堺雅人)は大和田(香川照之)経由で頭取に旧東京第一銀行の不正融資の全貌を報告しました。

 

半沢直樹の最終回は、その続きからはじまります。タイトルは「未定」です。わかり次第お伝えいたします。

半沢直樹(2020) ネタバレ,あらすじ最終回

半沢は山久部長のところに行きました。

山久部長
どうも。
半沢
先ほど、本社に連絡したらこちらだと言われまして。
山久部長
ひとりで考える時は、ここに来るようにしているんですよ。
半沢
いい場所ですよね。
山久部長
私の実家は、ここの近くでしてね。ここは、飛行機好きにはたまらない場所で、聖地なんです。
半沢
私は、聖地を汚したものですね。
山久部長
いや、聖地を汚したのは私たちですよ。給料も高ければ、プライドも高い。待遇や権利ばかりにこだわって、決められた仕事の範囲を決してはみ出さない。そんなことをしているうちに、社会からどんどん取り残されていったんですよ。
半沢
実は、この前、帝国航空便に乗せてもらいました。搭乗ゲートまで客室乗務員が出てきていましたよ。代わってきてるんじゃないですか。
山久部長
やっと、変わってきたのかな。でも、少し遅かったのかもしれない。今日、頭取が債権放棄を表明されると内々で聞きました。本当にご迷惑をおかけします。申し訳ない。
半沢
飛行機を飛ばすのは、燃料でもコストでもない。今の気持ちさえあれば、帝国航空は必ず再生する。私は、そう信じています。
山久部長
ありがとうございます。半沢さん、タスクフォースに行かなくていいのですか。もう少しで頭取がくる時間なのでは?もしよかったら一緒に行きませんか。
半沢
是非、お願いします。

その頃、タスクフォースでは乃原と箕部、白井がいました。

乃原弁護士
我々に圧倒されて、債権放棄を表明する中野渡の顔が見物ですな。あの男も業界では紳士面をしているが、所詮は金貸しだ。
箕部代議士
あんたの懸念も解決だな。
白井大臣
ありがとうございます。

そして、記者も20人ほどやってきて中野渡頭取の登場を待ちます。すると、やってきたのは中野渡頭取ではなく半沢でした。後ろから中野渡頭取がやってくることはありませんでした。

半沢
遅くなり、申し訳ありませんでした。道が混んでいたもので。
白井大臣
どういうことですか。中野渡さんがくるのではないのですか。
半沢
中野渡は所用がありまして。代わりに私が参りました。東京中央銀行営業第二部次長の半沢です。
乃原弁護士
中野渡さんは、代理をたてたのか。
半沢
そうです。何か問題がありますか。先日、乃原さんから非公式なルートで中野渡に検討を要請された問題で結論を申し上げたいのですがよろしいでしょうか。
乃原弁護士
いいだろうとも。もちろん、前向きな返事なんだろうな。
半沢
先日、再検討を依頼された帝国航空の債権放棄の件、お断り申し上げます。
乃原弁護士
東京中央銀行に、我々の要請を拒絶する資格はないはずだ。
半沢
資格はあります。我々は債権者なので。特段の理由もなく、自主再建の可能な帝国航空に対する借金の棒引きをするわけにはいきません。それでは、株主が納得しない。
乃原弁護士
株主だって。いったい、銀行の株主が何人いるんだ。そんなことのために、世論を無視するのか。銀行だけが金儲け主義に走る。それが公共性のある企業がすることか。
半沢
お言葉ですが、自主再建が可能なのに債権放棄をする銀行はありません。我々はビジネスで融資しています。借りたものは返す。そんなものは当たり前のことではないでしょうか。もし違うというなら、論理的に説明してください。
箕部代議士
君が言ってるのは、銀行の理屈だろうが。我々は国益を考えているんだ。銀行の利益しか考えていない連中のために社会全体が迷惑する。そんなことでいいのかと言ってる。
半沢
我々の目的は、銀行業務の発展を通して社会に貢献することです。500億円があれば、資金繰りに苦労している多くの企業に融資ができる。あなたは、航空行政という一面しか考えてないようですが、この日本を支えてるのは帝国航空だけじゃありません。多くの一般企業にこそ資金を供給しなければならないと考えています。その社会貢献こそが我々の使命に他なりません。
白井大臣
そんなことを言ってるのではありません。銀行は世論を無視されるのですか。
半沢
銀行の与信判断は、世論に左右されるものではありません。先日も申し上げた通り合理的な理屈により導きだされるものです。白井大臣は、世論と申しますがそれはどんな世論ですか。世論は、決して一つじゃないはずです。自主再建可能な大企業の借金を棒引きにするなら、俺たちを救ってくれよ。そう嘆き、憤る世論はないのでしょうか。
白井大臣
話にならない。もっともらしいことをおっしゃっていますが、弱者救済で銀行は中小企業を救っているんですか。貸し渋りに、貸しはがし。銀行の評判は、巷ではひどいものです。
半沢
あなたは、自主再建を否定しタスクフォースによる債権放棄を推し進めていますが再建案はご覧になられたことあるのですか。どうなんです?
白井大臣
中身は、私は確認していません。
半沢
じゃあ、なぜ否定されるんです。再建案は、信頼に足る立派なものだと自負しています。帝国航空が経営努力によって復活する工程がしっかりと計画されているものです。見てもいないものを否定され、債権放棄を推し進める理由を教えていただけませんか。
乃原弁護士
それは、私から説明しよう。自主再建の再建案は内容が甘すぎるからだ。あれでは、再建はおぼつかない。
半沢
根拠がありません。それは、あなたの私見にすぎません。あなたは、現在に至るまで一度たりとも自身の判断についての根拠を示していません。あなた方がやっていることは、帝国航空のためにと言いながら単なる売名行為にしか見えません。帝国航空を政治道具に使い、タスクフォースの費用10億円まで同社にしはらわす。こんなバカな話ありますか。もっと、真剣に帝国航空の救済を考えていただきたかった。以上の理由で、東京中央銀行は債権放棄を断固として拒絶します。
乃原弁護士
随分、聖人君主ぶっているがそもそも、東京中央銀行にそんな偉そうなことを言う資格はあるのか。あんたがいくら立派なことを言ったって、東京中央銀行はスキャンダルから逃れることはできない。過去の悪行をみなさんにお話しようか。それでもいいんだな。
半沢
それをここでおっしゃるつもりですか。乃原さん。それならば、どうぞ。
乃原弁護士
面白いじゃないか。我々に喧嘩を売るつもりか。銀行員にそんな度胸があるのかよ。何より大切な銀行の信用を傷つけられたら困るんじゃないの。
半沢
乃原さん、あなたこそ根本的に勘違いしていませんか。我々が守っている信用は、目先の不都合にふたをすることではありません。なにかおっしゃりたいことがあるなら、どうぞおっしゃってください。我々は、まったく構わない。
乃原弁護士
なに?
半沢
あなたが言えないのなら、私がいいましょう。今から15年前、旧東京第一銀行は有力な政治家、箕部啓治代議士からある個人融資をもちかけられました。箕部代議士のファミリー企業が伊勢志摩市郊外の土地を20億円で購入するための転貸資金です。その数年後、その土地に伊勢志摩空港の建設予定地になり、そのファミリー業は巨額の富を手にいれました。政治家の地位を利用した鍛金術です。旧東京第一銀行は、そのカラクリを知りつつ旧東京第一銀行は20億円の資金を箕部代議士に融資し、5年間無担保のまま不適切な資金供与していました。
半沢
当行では、今後当時の融資状況について詳しく調査を行うつもりです。本融資は、銀行としての企業モラルを問われても仕方ない与信行動であり、これについて過ちを過ちと認め謝罪の上、処分を受ける覚悟です。
箕部代議士
聞き捨てならんな。君。私がそんな金儲けをしたというのか。言いがかりにもほどがある。確かに、私は旧東京第一銀行にお金を借りたことがある。それは親戚の会社の資金繰りを助けるためだ。金儲けをしたような言い方をされるのは心外だ。発言を取り消せ。
半沢
では、ファミリー企業が購入した土地が伊勢志摩空港の建設予定地になったのは偶然でしょうか。
箕部代議士
事実無根、言いがかりだ。そもそもあの会社に資金を貸し付けた当時、空港賛成派と反対派に別れていて、市長選も行われる前のことだ。先行きが見えない中で、そこまで巨額投資をして儲けようとするわけがない。
半沢
当時の市長選は、空港賛成派の現市長が圧倒的有利な情勢で実際の選挙も圧勝でした。あなたがおっしゃるほどの不確定要素があったとは、到底言えません。
箕部代議士
あの会社は、不動産屋だぞ。土地を買うのは当たり前じゃないか。空港賛成派が強かったのであれば、空港ができそうな場所に投資する。これは極めて当たり前の業務だろ。何が鍛金術だ。
半沢
空港ができるかどうかもわからない土地に20億円借りて投資するんですか。いったい金利はいくらになるんですか。1%でも、年間2000万円です。普通、そんなことしますか。箕部先生。
箕部代議士
普通かどうかなんて知らない。君、事実なんだから仕方ないだろ。私は親戚のために、20億円のお金を用立てして運転資金として貸していました。ただ、元利金以外の返済は受けていない。これは、とんでもない濡れ衣だぞ。名誉棄損だ。この場で発言を撤回して謝罪したまえ。
半沢
間違っているのなら謝罪します。ですが、その必要はない。
箕部代議士
そこまで言うなら証拠を出したまえ。
半沢
そこまで言うのならどうぞ。

そう言って、半沢は証拠を見せました。

半沢
ファミリー企業の送金記録をメモしたものです。利息どころか、多いときで年間4億円ものカネをあなたは受け取っているじゃないですか。調べたところ、あなたはこれらの資金を選挙管理費用収支報告書にも、政治資金収支報告書にも記載していません。
箕部代議士
それは、コンサルティング報酬として受け取ったもので、なにも怪しいものではない。
半沢
そんな言い訳が通用すると思ってらっしゃるんですか。それなら、国民を愚弄していますよ。
箕部代議士
茶番だ。こんな不愉快なことはない。

そう言って会場を走り去ろうとしたところを、記者たちが囲みます。

半沢
さて、まだ何かありますか。乃原さん、白井大臣。

その頃、紀本常務が頭取に呼ばれていました。

紀本常務
頭取、タスクフォースの面談に行かれていたのでは?
中野渡頭取
あれは、半沢に行ってもらった。彼ならしっかりやってくれるだろう。それより、どうぞ掛けたまえ。
紀本常務
半沢に向かわせたとのことですが、債権放棄はどのように?
中野渡頭取
債権放棄は見送る。従前の決定通りな。
紀本常務
しかし、いいのですか?
中野渡頭取
帝国航空の担当は、半沢だ。この件については彼に任せた。ところで、君に来てもらったのは今後のことを話し合う必要があると思ってね。

中野渡は、問題貸し出しのリストを紀本につきつけます。紀本は観念して言いました。

紀本常務
私から申し上げることは何もありません。これらの問題貸し出しについて、コンプライアンス室と検討したいと思います。

その後、箕部は進政党に離党しました。そして、白井大臣は国交大臣を辞任しました。それから1月後、騒動が終息してきたある日、半沢は中野渡に呼ばれます。

中野渡頭取
今回の件は、ご苦労だった。いろいろ、面倒なことをやり遂げてくれた。ありがとう。私から一言、お礼をいいたくてね。近日中に、金融庁から処分が発表される。おそらく業務改善命令がだされるだろう。当行は合併行だ。旧東京第一銀行の不祥事とはいえ、誰かが責任をとらなければならない。
尽力してくれた君に、この事態の私なりの見解を述べておくべきだろう。紀本くんにも引責してもらうが、それだけではすまない。私自身もけじめをつける必要がある。頭取を辞任する考えだ。物事の是非は、決断した時に決まるものでない。評価は常に後になってからだ。もしかしたら、間違ってるかもしれない。だからこそ、自分が正しいと信じる道を選択しなければならない。
半沢
お疲れ様でしたと申し上げるべきでしょうか。
疲れたな。確かに。だが私は頭取でなくなっても、バンカーであり続けるだろう。バンカーである以上、常になにかと戦っていかなければならない。我々に休息はない。
半沢
ありがとうございました。

半沢は、中野渡を手本にしてこれまで行動してきました。そのため、深く頭を下げて礼を言いました。

ご苦労さん。

中野渡から頭取室でかけられた最後の言葉でした。続編の半沢直樹はここまでです。完



 

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