まんぷくの神戸茂のモデル・砥上峰次はどんな人物なの?

このページは、NHKの朝ドラ「まんぷく」の中で描かれている神部茂瀬戸康史)のモデルと思われる砥上峰次(とがみみねじ)さんについて詳しく紹介しています。

 

成功の陰には犠牲が隠されています。順風満帆に会社が成長し、何事も問題なく拡大していく問うことはあり得ないことです。日清食品にも公式にはされていませんが、責任を負って退職した人物が噂されています。

 

NHKの連続テレビ小説「まんぷく」で神戸茂として登場しているモデルは正式に発表されていません。ただ、おそらく日清食品専務だった砥上峰次さんではないかと想像できます。正式に発表されていないということを考えると、何か裏を感じてしまいます。

 

できるなら触れたくない部分、しかし触れないとドラマとして描けないというジレンマを感じます。今回は砥上峰次さんについて見ていきますが、あくまでもモデルであろうという憶測ですのでご了承ください。

 





 

砥上峰次とは?

朝ドラ「まんぷく」の中では、立花萬平(長谷川博己)の側近として描かれていますが、現実にも日清食品専務として砥上峰次さんは安藤百福さんを支えていました。しかし、昭和56年に日清食品を去っています。なぜなのでしょうか?

 

理由を挙げるとするなら、東洋水産との交渉に失敗した責任を取ったと言えます。詳しくは後ほど見ていきますが、失敗したのち責任を取るということはどこの会社でも起こりえることです。

 

砥上峰次さんがいつから安藤百福さんの側近だったかというと、チキンラーメンを開発する前から側近として仕えてきています。苦労を共にしてきた、側近中の側近です。

 

日清食品が成長していくにつれて、安藤百福さんの立場と同じく並行して砥上峰次さんの地位も高くなっていきます。ナンバー2は私欲を持ってはならない、こういうナンバー2を得たなら組織は拡大の一途を辿るのです。

 

日清食品だけではなく、大企業の多くは世襲によって会社が運営されてきています。ナンバー2は万年ナンバー2であり、トップにはなりにくい風土が日本では存在します。

 

東洋水産との訴訟

日清食品を去る直接的な原因と言われている、東洋水産との訴訟ですがなぜ訴訟となったのか見ていきます。最初にアメリカ進出をしていた日清食品。それに次いで、東洋水産がアメリカ進出を果たし「マルちゃん」「カップきつねうどん」で大きく利益を上げます。

 

先にアメリカ進出をしていた日清食品としては、対策を練る必要が生じます。そのため、インスタントラーメンの特許をアメリカで主張し東洋水産がアメリカでインスタント麺を売ることができないようにしようと動きます。

 

しかし、この行動に東洋水産社長である森和夫さんは訴訟で対抗してきます。これが東洋水産との訴訟に至った経緯です。東洋水産を脅威に感じた日清食品が特許をとって対抗しようとしたのです。

 

その結果、日清食品は訴訟を戦いますが、形勢は不利になっていきます。長引く訴訟に日清食品はやがて和解を打診します。しかし、東洋水産側は和解には応じず裁判で決着を考えていました。

 

しかし現実的な問題として、訴訟費用は高額なものです。そのため東洋水産は日清食品からの和解に応じることになりました。

 

日清食品から和解を申し入れて、日清食品側に有利となるような合意を行うことは難しいでしょう。この不利な立場を引き受けたのは砥上峰次さんでした。砥上峰次さんは安藤百福さんの側近であり、代理としての交渉です。

 

和解交渉には相手の弱点を突いて、いい条件を引き出すことが重要な戦略になりますがこのような戦略は取れません。最初に特許を主張したのは日清食品側です。条件面で折り合いがつかなければ、東洋水産側は訴訟を再開すればいいだけの話なので圧倒的に日清食品側は不利です。

 

訴訟自体も日清食品側へ不利となっている状況では、たとえ裁判を再開しても勝ち目は薄いと分かりきっています。そのため、日清食品側はなかなか強気に交渉できない現実がありました。

 

和解は一応成立しますが、内容は日清食品側の敗北が目に見えてわかるものでした。失敗の責任は誰かが取らなければ組織として成立しません。トップの安藤百福さんが責任を取るということは考えられませんから、交渉責任者だった砥上峰次さんが負わされた可能性が高いですよね。

 

日清食品の社史には登場しませんし、もちろん書ける内容ではないのです。会社の歴史を調べていくと、どうしても謎の部分が見え隠れします。例えばPanasonicでは、サンヨーの創業者井植歳男との間に確執があったと言われています。

 

しかしそのことはPanasonicの社史にも書かれていませんし、歴史の闇に葬られているのです。スケープゴートとして会社創業者を守った、いや犠牲になったと言えます。日清食品の歴史の中に埋もれている砥上峰次さんという人物はもっと知られるべきでしょう。



 

まんぷくでどう描かれる?

日清食品創業者である安藤百福さんの側近として、日清食品の屋台骨を支えてきた砥上峰次さんが朝ドラ「まんぷく」ではどのように描かれるのか注目するべきポイントです。

 

砥上峰次さんという存在が、会社は発展していくために必要なスケープゴートだったと捉えることも可能です。しかし、陰から陰に消えてしまってはやりきれなさだけが残るでしょう。

 

少しでも貢献したと記録されたなら、少しは報われるかもしれません。もちろん、砥上峰次さんが神部茂のモデルであるかどうかは定かではありません。

 

ただ、このような部分は朝ドラの中ではさすがに描かないのではないかなあって思います。神部はもともと泥棒として入ってきた人ですけどね(笑)オリジナルに近い人物に仕上げていくと予想できます。

 

ただ、砥上峰次さんが側近であったことは間違いないですし・・・ドラマの中では神部も側近の役回りになります。なので、どのように描かれるのか楽しみですね。

 

もし、東洋水産との訴訟合戦が描かれるのであればそこには神部の交渉の姿があるかもしれませんね。そんなところを見てみたいなあって個人的にはおもったりもします。





 

あなたにおススメのページ

瀬戸康史(神部茂/かんべしげる)

安藤百福の人生まとめ



 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です