青天を衝け第30話ネタバレ,あらすじ「渋沢栄一の父」

今回は、NHKの朝の連続テレビ小説「青天を衝け」の第30話のネタバレ,あらすじを吹き出し方式、会話形式でお伝えしていきます。

青天を衝け第29話のあらすじで、栄一(吉沢亮)の上司に井上馨(福士誠治)が長州藩からやってきました。

 

また、西郷隆盛(博多華丸)を呼び戻すため大久保利通(石丸幹二)と岩倉具視(山内圭哉)が薩摩に向かいました。

青天を衝け第30話のあらすじは、井上がなげくところから始まります。青天を衝け第30話のタイトルは「渋沢栄一の父」です。

青天を衝け ネタバレ,あらすじ30話

井上が西郷が帰ってきても何も変わらないと嘆いていました。

栄一
西郷さんが帰ってきたなら、なぜなさらないのですか?廃藩を。すべてを国が治める府県にする。今のままでは、徳川と同じです。全国を統一して、ようやく新しい世がなる。みなさんもわかっているはずです。

井上も含め、みながわかっていることでしたが、それに抵抗する勢力がいました。特にその中心んとなるのは薩摩でした。

そのころ、栄一が在籍した改正掛は様々な改革を行っていました。度量衡の統一、全国の測量、税制の改正、郵便制度の確立、貨幣制度の改正などこれまで、できなかったことばかりです。

 

そんなある日、栄一が考え事をしながら廊下を歩いていると西郷隆盛にあいます。

栄一
西郷さま、やっぱり西郷さまだ。
西郷吉之助
おう。渋沢殿、篤太夫どのではないか。生きておったか。
栄一
日本をよくしたい一心で、静岡藩から出仕してきました。しかし、この政府は800万の神どころか争いごとをしてい威信をうしなっています。
西郷吉之助
相変わらず正直なお人じゃ。お主のような徳をつんでおるものは、おらんかったか。
栄一
はい。この先は、西郷様に全国を統一していただきたい。
西郷吉之助
天下統一か。おいが来たところで、なにになる。かえって、ぶち壊すことになるかもしれんぞ。

そういって西郷は笑いました。その後、栄一は井上、伊藤博文(山崎育三郎)、大隈重信(大倉孝二)らと大阪に出張になります。「円」をつくるために、造幣寮に向かったのです。

新しい紙幣を眺めて、栄一はいいます。

栄一
美しい貨幣じゃ。ばってん、民間で利用するには金の量がたりない。不足分は紙幣を刷ってしのぐしかない。

そういう栄一の言葉を聞いた大隈の顔がくもります。そこに、伊藤が誰かと一緒に話ながらやってきます。

五代才助
新貨条例ができれば、いよいよバンクじゃ。
伊藤博文
うむ。バンクも美しか紙幣も入り用じゃ。
五代才助
もしかすると、おぬしが渋沢さんか?
栄一
はあ。
五代才助
噂をいろいろ聞いて、どんな人か思いうかべておった。じゃっどん、どこがでおうたことがなかか?
栄一
いいえ、会ったことなど。

栄一は、実は覚えていました。良い肥料を教えたのに、記憶に残らん程度かと内心腹立てていました。

大隈は、五代友厚(ディーンフジオカ)に大蔵省にくるように誘うが笑って答えます。

五代才助
おいが入ったら、おはんがいらんようになっど。もうちっと、大きな目で仲良くやらにゃあならん。

栄一は、五代の言葉を聞いて驚きました。

 

その後、井上とのつながりで三井がやってきて、宴が用意されました。栄一はお腹いっぱいで外にでると、垢抜けない女中と目があいます。

そこに、友厚がやってきました。

五代友厚
邪魔じゃったか?
栄一
あっ、いや?
五代友厚
じゃったら、一緒にどないじゃ?

そういって、別の部屋で一緒に飲むように誘われます。

五代友厚
日本のおなごはよか。優しくて、懐がふかか。ヨーロッパでは、日本のおなごが恋しかった
栄一
その話には、同意しますが、それがしはあなたがすきでない。徳川は、鳥羽伏見の戦いで負けたのではない。あのパリで負けていたのです。
五代友厚
そうか。薩摩よりも、おはんの方がよほどおいの働きをわかってくれる。おいも国を思ってのことじゃ、西洋を見たらわかってると思うが日本も変わにゃあならん。さっきの三井を見たか。
五代友厚
三井は、井上殿に取り入っておる。そのため、新旧の貨幣交換を一手に担うことになっておる。世の中が変わっても、商人がお上の財布代りになるのは、古か仕組みのままぞ。上が新政府になっただけじゃ。金は、商人や新政府に回すのではなく、広く民にまわさなければならん。

五代の考えは、栄一と同じでした。民の利益のために、五代友厚も考えていたのです。

五代友厚
あちゃあ、お主は今、新政府じゃったな。
栄一
望んで入ったわけではありませぬ。
五代友厚
ほうか。おいは、この町にカンパニーをつくり日本の商業を魂から変えようとおもう。
栄一
それがしも、藩県にてカンパニーを立ち上げてるように、作り方を公布したが乗ってくる商人がいない。
五代友厚
おお、気が合うの。おはんの名前を聞いた時から、気があうと思っておった。

そこに、先ほどの女中・くに(仁村紗和)が入ってきて栄一に戻るように井上が言ってると言います。

五代友厚
おお、戻ってくいやんせ。つきあわせて悪かった。じゃっとん、おはんのおる場所は、そこでよかとか?

その言葉に、栄一は返すことができませんでした。

 

宴に戻ろうと歩いている栄一は、視線が気になりました。

栄一
俺の顔になにかついているか?
くに
堪忍だす。あなた様が、うちの大事な人によく似たもんでつい。でも、よく見たら全然違ってた。堪忍だす、政府のお偉い方をじろじろと。

くにの大事な人は、夫で戦で亡くなっていたのです。そして、その場から立ち去ろうとするくにを栄一は腕をつかんで引き止めました。

栄一
戦とは?
くに
戊辰の戦です。大工やったのに駆り出されて、家もなにもかもなくなりました。
栄一
そうか。
くに
もしよかったら、足袋の穴縫いましょうか。うちは前、針子だったんだす。

そして、栄一は足袋を縫ってもらいます。その間に、栄一は夜遅く千代(橋本愛)に手紙を書きました。

その後も新政府では、制度改革の議論が行われますがまったくまとまりません。議論は、行ったり来たりのままで、業を煮やした西郷が言います。

西郷吉之助
こげな話あいになんの必要があっとじゃ。まだ、戦が足りん。
大久保利通
戦?
西郷吉之助
ほうじゃ、もうちっと戦ばせんばならん。

西郷の言葉にみながざわつきますが、栄一は一人ワクワクしていました。西郷の意図が廃藩置県ではないかと話題になり、井上が廃藩置県に向けて動こうとします。

栄一
お待ちください。廃藩となれば、士族たちはどうなりますか?緑がなくなりどうなりますか?暴動が起きますぞ。

井上は、それが戦争だといいます。

栄一
上にたつものが進んで戦をしてどうするんですか。それに、今ある藩の負債や藩札はどうするんですか?今、世の中には藩がだしている藩札と太政官札があります。藩札には太政官札より有力なものもありますし、まったく価値のないものもある。その交換割合を決めておかねばならないでしょう。

栄一は、それをきちっとすれば戦は防げるという。

杉浦
藩の負債はどうする?
栄一
政府の金庫に金子はない。借入の区分によって、古いものは破棄。御一新前のものは無利子、あとのものは年4分の公債証書を付与しよう。
杉浦
前にエラール殿から教わったものか。
栄一
うむ。古今東西、戦の原因は金だからな。士族の不安を取り除けば、戦はおきない。

井上は、2人の話をきいて廃藩をやることに俄然やる気が出てきました。まとめて改正掛でやるから、2人で内密にやってくれという指令が出ます。

杉浦
大変なことになったな。
栄一
急ごう。

その年の7月9日、井上により薩長の要人に廃藩の説明をしました。井上は、栄一の受け売りの言葉でその場を乗り切り、最悪は西郷が兵で押さえつけることになります。

そして、井上が説明から大蔵省に帰ってきます。14日に廃藩をやると言います。

栄一
4日しかないじゃないですか?

しかし、井上はどこにもバレんうちにやるにはそれしかないのだという。

栄一
おもしれえ。やってやりましょう。

そして、わずか4日で廃藩置県をやりとげました。西郷らが兵を用意していましたが、争いが起きることはありませんでした。

西郷吉之助
おお篤太夫、無事終わってしまったのう。

西郷は、戦が起きなかったことがどこか少し寂しそうに微笑みました。

 

廃藩置県は、各国の新聞などで絶賛されました。そして、栄一はその功績から大蔵大丞に出世しました。

栄一は、その後も改革の仕事に取り組んでいました。そこに、大久保利通(石丸幹二)がやってきました。

大久保利通
太政官で陸海軍の運用費を評議したが、陸軍800万、海軍250万積むことになった。おはんは、どげん思う?
栄一
国にまだお金がないときに、そのような巨額な支出は危険です。入るお金もわからなぬうちから、出る方のお金を安易を決めるなんて話になりません。
大久保利通
じゃっとん、廃藩置県によって税が見込まれることになった。それが必要な費用にあてられるわけがなかと。
栄一
民で出てくる税を打ち出の小槌と思ってはなりませぬ。せめて1年たち歳入額がわかるようになって、立てるべきでありましょう。急に800万などと言われても承服いたしかねます。
大久保利通
軍事のお金はなんとしても必要じゃ。おはんは、そのお金がたてられんというとか。
栄一
一切出さぬとは申しておりませぬ。今すぐ決めるのはいかがなものかと申しております。
大久保利通
800万は、太政官で決めたことじゃ。そいをおはんがどうにもならんちゅうのは、どないなこっちゃ。

大久保利通が栄一に激怒します。しかし、栄一にとってみればとんだ言いがかりです。威圧的な態度にも腹が立ちます。

栄一
どうにもならん。どう聞いたらそうなるんですか。ご質問んを受けたので回答しただけです。こういう決め方は傲慢です。それがしの意見に対する賛否は、大蔵卿自身がお考えになることでしょう。

栄一をにらむ大久保利通、栄一も一歩も引きませんでした。

大久保利通
わかった。改正掛は、今日解散とする。もう、ここの役目もなか。

この一件で、栄一は大隈重信(大倉孝二)に辞表を出しにいきます。しかし、栄一は井上と大隈に説得され、大阪の造幣寮に出張になります。

大阪に行った栄一は、五代友厚と会っていました。

栄一
大阪のカンパニーはどうなりました?
五代友厚
うんにゃ、この先、日本を変えるのは銅山じゃと思い買ったが、まだまだ。そいより、おはんを待ちよるもんが他にもおっとじゃ。

そういって呼ばれたのは、大内くにでした。くには、誰がみてもわかるほどにお腹が大きくなっていました。

その1か月後、栄一が東京に戻ります。栄一は、くににできた子どものことを千代に話そうとするが、そのタイミングで市郎右衛門(小林薫)が危篤になったとの連絡が入ります。

 

栄一は、慌てて故郷に帰ります。すると、家のものが栄一を身分の高いものとした作法で迎えます。

栄一
とっさまが病の時に、こんな仕度をして誰を迎えようというんだ。
ゑい
とっさまが用意しろと言ったんだよ。あんたはもう、国の大事な役人様だから決して家のもんだからって手を抜いたらダメだって。
栄一
とっさまは?
ゑい
早く会っておいで。

栄一は、市郎右衛門に会いました。

市郎右衛門
栄一か。よく帰ってくれた。
栄一
あんなに元気だったのに、どうした?
市郎右衛門
俺がいくつだと思ってるんだ。

この時代、63歳といえば長寿である。

市郎右衛門
家のことだが、おていが婿をとってくれることになってな。須永才三郎だ。これで、中の家も安心だ。ホッした。
栄一
いや、困る。俺はまだとっさまに親孝行してねえ。いい年して、とっさまに孝行してもらってた側だ。頼む、いなくならねえでくれ。
市郎右衛門
俺はもう思い残すことはねえよ。こんな田舎でそだった息子が天子様に仕える朝臣になると誰が思うもんか。お前を誇りに思ってる。
栄一
嘘だあ。
ゑい
はあ、嘘なもんか。こんな時まで強情っぱりだい。
栄一
ありがとう。

その2日後、市郎右衛門は亡くなりました。

 

市郎右衛門が亡くなった後、栄一は藍玉帳をめくっていました。

栄一
とっさまは、俺が家から出てもずっと、畑を耕し藍を育て村のものと一緒に働いてきたんだ。
千代
へえ、まことに尊いお姿でございました。
栄一
ああ、なんという美しい生き方。

そういって、栄一は泣きました。青天を衝け第30話のネタバレ,あらすじはここまで。青天を衝け第31話のネタバレ,あらすじにつづく。

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